くすりのしおり

内服剤
2010年10月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
グリベンクラミド錠2.5mg「トーワ」
 主成分:
グリベンクラミド(Glibenclamide)
 剤形:
白色の割線入りの錠剤、長径8.0mm、短径4.0mm、厚さ2.1mm
 シート記載:
Tw102、グリベンクラミド「トーワ」、2.5mg

この薬の作用と効果について

すい臓のβ細胞を刺激してインスリン分泌を促進し、血糖を下げます。
通常、インスリン非依存型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る)の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス状態(過呼吸、手足の震え)、糖尿病性昏睡または前昏睡、インスリン依存型糖尿病、肝機能障害、腎機能障害、感染症、手術前後、外傷、下痢・嘔吐などの胃腸障害がある。また、ボセンタン水和物を投与中
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1日1/2〜1錠(主成分として1.25〜2.5mg)を1日1回朝食前または朝食後、または2回に分けて朝夕の食前または食後に服用します。必要に応じ適宜増量され、維持量が決められますが、1日4錠(10mg)を超えません。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回とばして、次回から指示どおりに飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖症状(脱力感、強い空腹感、冷汗、動悸など)があらわれることがあるので、高い所での作業や自動車の運転などをする場合には注意してください。
  • 低血糖症状が認められるが、意識障害がない場合は、通常は砂糖を、α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース、ミグリトール)を併用している場合は、ブドウ糖を飲んでください。意識が薄れてきた場合には、ただちに医師に連絡してください。
  • 低血糖症状の一つとして意識障害を起こす可能性がありますので、この薬を飲んでいることを必ず家族やまわりの方にも知らせてください。
  • 血糖や尿糖などを定期的に検査する必要があるので、受診日を守ってください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、光線過敏症、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 脱力感、空腹感、発汗[低血糖]
  • 咽頭痛、発熱、貧血症状(疲れやすい、全身けん怠感、動悸など)[無顆粒球症、溶血性貧血]
  • 全身けん怠感、皮膚や白目が黄色くなる、食欲不振[肝炎、肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。