くすりのしおり

内服剤
2008年5月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ベネシッド錠250mg
 主成分:
プロベネシド(Probenecid)
 剤形:
白色〜帯黄白色の錠剤、直径10.1mm
 シート記載:
BENECID Tab.250mg、ベネシッド錠250mg、KC16、250mg

この薬の作用と効果について

腎尿細管における尿酸の再吸収を抑制して血液中の尿酸を尿中に排泄させます。また、ペニシリンなどの腎尿細管における排泄を抑制し、これらの高い血中濃度を持続させます。
通常、痛風の治療、ペニシリンやパラアミノサリチル酸の血液中の濃度を維持させるために用います。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を飲んで、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血液異常、腎結石、腎障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 痛風:通常、成人は1日2〜8錠(主成分として0.5〜2g)を2〜4回に分けて服用します。その後、維持量として1日4〜8錠(1〜2g)を2〜4回に分けて服用します。
    ペニシリン、パラアミノサリチル酸の血中濃度維持
    :通常、成人は1回1〜2錠(主成分として0.25〜0.5g)を1日4回服用します。
    いずれも、年齢、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気が付いた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲まないでおき、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に、2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 痛風の場合には、医師の指示に従い、尿酸結石やそれによる症状発現を避けるため、水分を多くとり、尿量を多くするよう心がけてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、食欲不振、胃部不快感、皮膚炎、貧血、発熱、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 貧血症状(めまい、蒼白)、発熱、出血傾向[溶血性貧血、再生不良性貧血]
  • 呼吸困難、じんましん、けんたい感[アナフィラキシー様反応 ]
  • 食欲不振、吐き気、皮膚や目が黄色になる[肝壊死]
  • 尿量減少、全身のむくみ、けんたい感[ネフローゼ症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。