くすりのしおり

内服剤
2012年9月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
リスペリドン錠1mg「NP」
 主成分:
リスペリドン(Risperidone)
 剤形:
白色の錠剤、直径6.5mm、厚さ3.0mm
 シート記載:
(表)リスペリドン1mg「NP」、1mg、NP-352、(裏)RISPERIDONE 1mg「NP」、リスペリドン1mg

この薬の作用と効果について

脳内のドパミン、セロトニン受容体に作用し、不安、緊張などの精神の不安定な状態を抑えるとともに、やる気がしない、何も興味がもてないというような状態を改善させます。
通常、統合失調症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。昏睡状態、心・血管系疾患や低血圧または疑い、パーキンソン病、てんかんなどの痙攣性疾患または既往歴、自殺企図の既往および自殺念慮、肝・腎障害、糖尿病または既往歴、糖尿病の家族歴・高血糖・肥満など糖尿病の危険因子がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として1mg)を1日2回服用より開始し、徐々に増量されます。維持量は通常1回1〜3錠(1〜3mg)を1日2回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日12錠(12mg)を超えません。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 飲酒により薬の作用が強くあらわれることがありますので、服用中の飲酒は控えてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、アカシジア(じっとしていられない)、不眠、眠気、便秘、手足の震え、よだれ、不安や焦燥感、筋肉のこわばり、倦怠感、発疹が報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 強度の筋肉のこわばり、飲み込みにくい、脈が速くなる[悪性症候群]
  • 口をとがらせたり、引っ込めたり、舌をだす[遅発性ジスキネジア]
  • 痙攣、食欲不振、悪心・嘔吐[抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 口渇、多飲・多尿、易疲労感[高血糖、糖尿病ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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