くすりのしおり

内服剤
2017年2月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アタラックス錠10mg
 主成分:
ヒドロキシジン塩酸塩(Hydroxyzine hydrochloride)
 剤形:
白色の錠剤、直径6.7mm、厚さ3.6mm
 シート記載:
Atarax 10mg、PT A11、アタラックス 10mg

この薬の作用と効果について

アレルギーを起こす物質の働きを抑える作用と、中枢神経抑制作用による静穏効果を示します。
通常、じんましんや皮膚疾患に伴うかゆみ、また神経症に伴う不安・緊張・抑うつの治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ポルフィリン症、てんかんなどのけいれん性疾患または既往歴、QT延長、徐脈、低カリウム血症がある。
  • 妊娠、妊娠してる可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 皮膚科領域:通常、成人は1日主成分として30〜60mgを2〜3回に分けて服用します。
    神経症における不安・緊張・抑うつ
    :通常、成人は1日主成分として75〜150mgを3〜4回に分けて服用します。
    いずれの場合も、年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分10mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に通常に服用する時間が近い場合は飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠くなることがありますので、車の運転などの危険を伴う機械操作はさけてください。
  • 飲酒により薬の作用が強くあらわれることがありますので、服用中の飲酒はひかえてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、眠気、けん怠感、口渇、紅斑(滲出性、浮腫性を含む赤い発疹)、かゆみ、じんましん、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、顔色が青白くなる、じんましん[ショック、アナフィラキシー]
  • 動悸がする、胸が痛い、胸の不快感がする[QT延長、心室頻拍(torsades de pointesを含む)]
  • 体がだるい、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、紅斑、水疱・膿疱・びらん[急性汎発性発疹性膿疱症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。