くすりのしおり

内服剤
2010年12月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
クリキシバンカプセル200mg
 主成分:
インジナビル硫酸塩エタノール付加物(Indinavir sulfate ethanolate)
 剤形:
白色のカプセル剤、長径19.0mm、短径8.0mm
 シート記載:
CRIXIVAN 200mg

この薬の作用と効果について

免疫機能を低下させ、日和見感染症などを引き起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)のプロテアーゼを選択的に阻害して増殖を抑制し、抗ウイルス作用を示します。
通常、HIV感染症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、発疹、かゆみ、アレルギー症状などが出たことがある。血友病、肝機能不全、腎機能異常がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回4カプセル(インジナビルとして800mg)を8時間ごとに1日3回空腹時(食事の1時間以上前または食後2時間以降)に服用します。薬を飲む前や後に、低脂肪の軽食をとっても構いませんが、腎石症を防止するため、1日に1.5リットル(コップ8杯)以上の水分を必ずとってください。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 指定の時刻に飲み忘れて2時間以上経過した場合は、その回は飲まないで、次の指定の時刻から普通通りに飲みます。また、飲み忘れて2時間以内の場合は、1回分をすぐに飲み、次の服用も普通通りにします。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品は薬の代謝を促進して効果を弱めるおそれがあるので、注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、血尿、吐き気、背部痛、出血傾向、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 腰背部痛、腹痛、腰背部叩打痛[腎石症]
  • 皮下出血、鼻血、歯ぐきの出血[出血傾向]
  • 食欲不振、全身倦怠感、白眼や皮膚が黄色くなる[肝炎、肝不全]
  • 全身倦怠感、動悸、めまい[貧血、溶血性貧血]
  • 尿量減少、むくみ、発熱[腎不全、水腎症、間質性腎炎、腎盂腎炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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