くすりのしおり

内服剤
2015年1月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ユニコン錠100
 主成分:
テオフィリン(Theophylline)
 剤形:
白色の錠剤、直径6.4mm、厚さ2.9mm
 シート記載:
ユニコン錠100、ユニコン、n837、100mg、NICHI-IKO、UNICON Tab.100

この薬の作用と効果について

気管支の拡張作用により、気管支喘息、慢性気管支炎や肺気腫による咳や痰がからむ、息苦しいなどの症状を改善します。
通常、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回4錠(主成分として400mg)を1日1回夕食後に服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 徐放性製剤なので、かまずに水で飲んでください。
  • 小児、特に乳幼児では発熱時に服用すると薬剤の血中濃度が上昇し、副作用があらわれやすくなるため、投与量の減量または投与の中止をする場合があります。
  • 患者が幼小児の場合は、保護者は子供の状態をよく観察し、発熱や異常が認められた場合には、すぐに医師または薬剤師に相談してください。
  • 飲み忘れに気付いた時間が、就寝前までであれば、すぐに1回分を飲んでください。ただし、空腹時に服用すると胃があれることがあります。それ以外(起床後気付いた場合など)は飲まずに、次の通常の服用時間から1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • コーヒーや紅茶などカフェインを多く含むものを多飲すると、副作用があらわれることがあります。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品はこの薬の効果を弱めるおそれがありますので、服用中は摂取しないでください。
  • 喫煙や禁煙により薬の効果に影響を与えることがあります。
  • 便の中に、この薬由来の白色物質(主成分が吸収された後のもの)がみられることがありますが、薬の効果に影響はありません。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、頭痛、めまい、振戦、不眠、動悸、頻脈、吐き気・嘔吐、食欲不振、下痢、腹痛、消化不良(胸やけなど)、腹部膨満感、頻尿、しびれ(口、舌周囲)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • けいれん、せん妄、昏睡[けいれん、意識障害、急性脳症]
  • 手足の筋肉の痛み、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 腹痛、下血、吐血[消化管出血]
  • 全身倦怠感、頭痛、めまい[赤芽球癆]
  • 呼吸困難、じんましん、顔色蒼白[アナフィラキシーショック]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。