くすりのしおり

内服剤
2007年10月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ヒベルナ糖衣錠5mg
 主成分:
プロメタジン塩酸塩(Promethazine hydrochloride)
 剤形:
だいだい色の錠剤(直径6.4mm、厚さ3.7mm)
 シート記載:
ヒベルナ5mg、HIBERNA5mg、Y-HB5

この薬の作用と効果について

抗コリン作用により、筋肉のこわばり、手のふるえなどのパーキンソニスムの症状をやわらげます。また、抗ヒスタミン作用によりアレルギー症状(かゆみ、くしゃみ・鼻汁・せきなど)を改善します。
通常、振せん麻ひ、パーキンソニスム、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・せき、枯草熱(花粉症)、アレルギー性鼻炎、皮膚疾患に伴うかゆみ(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、薬疹、中毒疹)、じんましん、血管運動性浮腫、動揺病(乗り物酔い)の改善や麻酔前投薬、人工(薬物)冬眠に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、前立腺肥大などの尿路疾患
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 振せん麻ひ、パーキンソニスムには
    通常、成人は主成分として1日25〜200mgを数回に分けて服用します。本剤は1錠中に主成分5mgを含有します。
  • 上記以外の疾患には
    通常、成人は1回1〜5錠(主成分として5〜25mg)を1日1〜3回服用します。
  • いずれの場合も治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのをやめないでください。

生活上の注意

  • 眠くなることがありますので、車の運転や危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • アルコール(飲酒)は薬の作用を強めることがありますので注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、眠気、頭痛、口渇、発疹、光線過敏症、肝障害(全身けん怠感、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 38℃以上の発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ[悪性症候群]
  • (小児に投与した場合)意識消失、睡眠時に呼吸が止まる[乳児突然死症候群、乳児睡眠時無呼吸発作]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。