くすりのしおり

内服剤
2013年12月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ベプリコール錠50mg
 主成分:
ベプリジル塩酸塩水和物(Bepridil hydrochloride hydrate)
 剤形:
白色〜微黄白色の錠剤、直径6.1mm、厚さ2.9mm
 シート記載:
ZT1、ベプリコール50mg、Bepricor 50mg

この薬の作用と効果について

心筋の異常な収縮を抑えることにより持続性心房細動や頻脈性(脈拍数が増加するタイプ)の不整脈を改善します。また、心臓の血管を広げて血流量を増やすことにより狭心症の症状を改善します。
通常、持続性心房細動、頻脈性不整脈(心室性)、狭心症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。うっ血性心不全、心電図の異常、洞性徐脈(心拍数の減少)
  • 妊娠、妊娠している可能性、または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 持続性心房細動:通常、成人は1日2錠(主成分として100mg)から服用が開始され、効果が不十分な場合は1日4錠(200mg)まで増量され、2回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜減量されます。
    頻脈性不整脈(心室性)、狭心症
    :通常、成人は1回2錠(主成分として100mg)を1日2回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分を飲まないで、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • めまいなどがあらわれることがありますので、自動車の運転など、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、吐き気、発疹、動悸、頭痛、倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 動悸、めまい、失神[QT延長、心室頻拍、心室細動、洞停止、房室ブロック]
  • 発熱、下痢、全身倦怠感[無顆粒球症]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。