くすりのしおり

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
クラリスロマイシン錠200「MEEK」
 主成分:
クラリスロマイシン(Clarithromycin)
 剤形:
白色の錠剤、直径約8.6mm、厚さ約5.3mm
 シート記載:
MK15

この薬の作用と効果について

細菌の蛋白合成を阻害し、抗菌作用を示すマクロライド系の抗生物質です。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、耳鼻科感染症など広い範囲の感染症、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症や胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害、腎機能障害、心疾患がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 一般感染症:通常、成人は1回1錠〔主成分として200mg(力価)〕を1日2回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。
    非結核性抗酸菌症
    :通常、成人は1回2錠〔主成分として400mg(力価)〕を1日2回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。
    胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症:本剤、アモキシシリンおよびランソプラゾール併用
    :通常、成人は1回1錠〔主成分として200mg(力価)〕、他にアモキシシリンとして750mg(力価)およびランソプラゾールとして30mgの3剤を同時に1日2回、7日間服用します。
    胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症:本剤、アモキシシリンおよびオメプラゾール併用
    :通常、成人は1回1錠〔主成分として200mg(力価)〕、他にアモキシシリンとして750mg(力価)およびオメプラゾールとして20mgの3剤を同時に1日2回、7日間服用します。なお、本剤は年齢・症状により適宜増減されますが1回2錠〔400mg(力価)〕1日2回を上限とします。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲まないでおき、次に飲む時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、幻覚、失見当識、意識障害、せん妄、躁病、耳鳴、聴力低下、臭覚異常、口腔内びらん、歯牙変色、振戦、しびれ(感)、カンジダ症、動悸、筋痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 息苦しい、痙攣、発赤[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • めまい、動悸、胸の痛み[QT延長、心室頻拍、心室細動]
  • 皮膚や白目が黄色くなる、吐き気、体がだるい[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全]
  • のどの痛み、口内炎、鼻血・歯ぐきの出血[血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少など]
  • 皮膚や粘膜の水ぶくれ、皮膚の赤い斑点やあざ、唇や口内のあれ[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。