くすりのしおり

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ビラミューン錠200
 主成分:
ネビラピン(Nevirapine)
 剤形:
白色の錠剤、長径19.1mm、短径9.3mm、厚さ6.5mm
 シート記載:

この薬の作用と効果について

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)-1逆転写酵素を阻害し、HIVの増殖を抑えることで、体内におけるCD4細胞(HIV、その他の感染症と戦うのに重要な働きをする細胞)の供給を維持する働きをします。
通常、HIV-1感染症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。発熱・口の中がただれる・結膜炎・顔面や手足が腫れる・筋肉痛・関節痛・倦怠感を伴う発疹などの皮膚障害が出たことがある。肝機能が悪化したことがある。肝機能障害またはその既往歴、腎障害またはその既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として200mg)を1日1回、14日間服用します。その後、維持量として、1回1錠(200mg)を1日2回服用します。なお、年齢や症状により適宜増減されます。また、他の抗HIV薬も処方されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点でできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合には、1回分を飛ばして、次の分からふだんの飲み方に戻してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 治療開始後の身体状況の変化についてはすべて医師に報告ください。また、本薬はHIVに感染した患者さんのウイルスが他の人にうつるのを防ぐ薬ではありません。他の人々への感染を防ぐためには、常に安全な性行為をこころがけ、他の人々があなたの血液や体液に触れないように注意する必要があります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、発熱、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、水泡、口の中がただれる[皮膚障害(中毒性表皮壊死症、皮膚粘膜眼症候群)]
  • 発疹、発熱、リンパ節がはれる[過敏症症候群]
  • 全身がだるい、皮ふや白目が黄色くなる[肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全]
  • 抑うつ気分、食欲低下、不眠[うつ病]
  • 発疹、じんましん、血管浮腫[アナフィラキシー様症状]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 使用後は、しっかりふたをして保管してください。ふたを開けたままや瓶から取り出したまま、温度や湿度の高いところで放置しないでください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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