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2016年12月22日

埼玉県立川島ひばりが丘特別支援学校 学校保健委員会

 くすり教育委員会は、埼玉県立川島ひばりが丘特別支援学校の学校保健委員会で、12月19日に出前研修を行いました。今回は、日常的に薬を服用する児童・生徒が多く、保護者に薬の正しい知識を知ってもらいたいと学校側が考えたこと、また昨年行った平成27年度埼玉県学校保健主事研修会への出前研修に、同校の先生が参加されていたことがきっかけとなりました。
 学校はバリアフリー化され光彩に配慮された大変明るい環境で、保護者14名や校長先生を含む先生方、そして学校薬剤師さんなど計21名が参加しました。参加者ひとりひとりが非常に熱心で、冒頭のクイズ、薬の基礎知識、後半の薬の疑問に答えるパートや実験など、全パートを通し、頷きながら聴講しているのが印象的でした。
 医療的な支援が必要な児童・生徒も通う特別支援学校では、「薬」は、他の学校に比べて近い関係にあります。そのため、家族の方も、昼食時や移動教室で薬をケアする学校の先生方も、ある程度の知識を既に持っています。それでも、実施後のアンケートでは「コップ1杯の水で飲むことの重要性を確認した」、「子どもにきちんと説明できるようになった」というコメントがあり、このような活動の意義を改めて感じました。

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医薬品安全監視・安全対策セミナー 一般入門コース 第1回、第2回を開催

一般社団法人くすりの適正使用協議会は、医薬品安全監視・安全対策を体系的に学んでいただくために、8月に産官学の専門家によるプログラム検討委員会を開催し、内容、講師選定について検討し、4回シリーズで新たに企画した医薬品安全監視・安全対策セミナー入門コースを11月から開始しました。
第1回は11月2日に、第2回を12月6日に大手町サンスカイルームにて開催しました。参加者は約60名でした。第3回~第4回も受講者募集中で、それぞれ1月11日、2月3日まで受け付けています。また、全4回受講者には修了証を発行する予定です。

お申し込み・詳細はこちらから

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【第1回】
<演題1>
安全対策の重要性と難しさ  一般社団法人 くすりの適正使用協議会 黒川 達夫理事長
 この10年の医薬品安全対策の出発点、安全対策の実例から、安全性問題が持つ社会科学的な側面、安全の概念と時間との関係、医薬品開発と比較した市販後の安全対策、報道と医療従事者・患者の特性、目標と対策の現状、科学との関係など、私たちの現実の業務について盛りだくさんのメッセージが示されました。受講者からは「もっと時間をかけて説明してもらいたかった」などの要望が出されました。

<演題2>
安全対策の国際的な動き  第一三共株式会社 オンコロジー臨床開発部 斎藤 宏暢部長
 ICH活動、E 2ガイドライン(TPP・CCDS・添付文書、医薬品リスク管理計画(RMP:RiskManagement Plan)、DSUR、日本における対応)に関して、非常にわかりやすく整理し説明していただき、受講者からはICHの現状、国際的な安全対策への取り組みが良く理解できたと好評でした。

<演題3>
薬禍の風霜-薬害のない世界を求めて―  公益財団法人いしずえ 増山 ゆかり常務理事
 演者自らがサリドマイド被害者で、幼少期に病院で瀕死の状態を生き抜き、いざ生家に戻ってみると家族関係、家庭環境の大きな変化に直面した経験を話されました。受講者に対しても副作用と薬害の違いについて問い、前者は薬が起こすもの、後者は人が起こすものであることを強調されました。医薬品安全監視・安全対策の業務は、患者さんの健康だけでなく、良くも悪くもその人の人生に大きな影響を与え得ることを、多くの受講者は改めて認識しました。

【第2回】
<演題1>
医薬品の安全対策  厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課 甘粕晃平副作用情報専門官
 RMP、医薬品安全性情報の収集と提供、添付文書届出、添付文書記載要領改正、不適正使用、適正使用の徹底等、医薬品の安全対策の全体像がわかるよう、実例も交えわかり易く解説していただきました。厚生労働省担当者から直接説明を受ける機会がなかった受講者が多く、当局が安全対策にどのように取り組んでいるかが分かり高評でした。

<演題2>
医療消費者・患者からの期待  一般社団法人全国がん患者団体連合会 天野慎介理事長
 受講者の皆さんにとっては、生の声を聴く機会が少ない患者さんの視点で天野理事長にご講演をいただきました。抗がん剤の副作用が、普段仕事で評価している副作用情報の記載内容からは、肉体的にも精神的にもどのようなものか想像できないことが受講者に伝わってきました。インターネットからは、必要とする情報や正しい情報を見つけにくく、また、製薬企業がつくる冊子は役に立つが医療者を通じてしか入手できないので、素早くアクセスできるよう要望がありました。

<演題3>
安全対策の歴史と将来<手法と実例を含む> 一般社団法人 くすりの適正使用協議会 藤原昭雄副理事長
 薬事法改正の経緯、RMPの実施、安全対策の変遷や実例、今後の課題について、演者の日本製薬団体連合会安全性委員会委員長、製薬企業のファーマコビジランス部部長での経験を盛り込んでの解説は、非常に興味深く、わかり易いものでした。また、RMPになぜ薬剤疫学が必要なのか、ブルーレター発出の経験談からは、発売直後の情報の収集と評価の態勢がどうあるべきか考えさせられたと思われます。

出前研修:東村山市立北山小学校 学校保健委員会

 くすり教育委員会は、12月20日に東村山市立北山小学校 学校保健委員会において、24名の学校薬剤師、養護教諭、教職員、保護者を対象に出前研修を行いました。
 今回の研修は、1時間という通常の研修時間より短い時間であったため、実験やパネルでの説明時間を確保しつつ、講義内容はポイントを絞り実施しました。校長先生、副校長先生も参加され、熱心に講義を聞かれ、実体験でくすりの基礎知識の習得ができたと好評でした。質問は活発に出され、飲み合わせなどについて講師から丁寧な解説を行いました。

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2016年12月12日

出前研修:千葉県富津市民会館 シルバー生きがい学級

 くすり教育委員会は、千葉県富津市民会館が開催するシルバー生きがい学級で、12月8日に出前研修を行いました。シルバー学級のメンバーは平均年齢79歳、約50人のシルバーが集まる会であり、高齢者の運転免許など、様々なテーマで定期的に会を開催しています。今回は、市民会館から薬の飲み残しや飲み合わせについて知りたいとの依頼があり研修に繋がりました。
 冒頭は、恒例のあいちゃん紙芝居シリーズの中から「おばあちゃんの薬のみ忘れ」編を実演。おばあちゃん役をシルバー学級の方から募り、会場を巻き込んで、薬を飲み忘れたおばあちゃんが、2回分の薬を飲めば良いのか?半分にして飲めば良いのか?正しい対処方法を巡ってストーリーを展開しました。
 その後、薬の基礎知識や、様々な薬に関する疑問を実験や模型も交えて解説。その中でもお薬手帳の説明では、特別にお越しいただいた君津木更津薬剤師会の先生からご解説頂くなど、協議会と地元薬剤師会の先生とのコラボレーションも実現した研修となりました。

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出前研修:新宿区立愛日小学校 学校保健委員会

 くすり教育委員会は、11月30日に新宿区立愛日小学校 学校保健委員会において、46名の養護教諭、教職員、保護者を対象に出前研修を行いました。今回の研修は、同学校の保健主任が「子供たちが保健室で薬を飲むときに、少量の水で飲んでいる状況を見て、コップ1杯の十分な量で飲むことの大切さを保護者にも教えたい」という思いで校長先生に相談し、今回の研修会の実施につながったものです。
 聴講の先生方、保護者は非常に熱心に講義を聞かれ、水やぬるま湯で飲むことを理解するためのグレープフルーツジュース実験では反応に驚きの声もあがり、薬を十分な水で飲む大切さを実感していただけました。

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