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2017年03月30日

日本薬剤師会主催 くすり教育研修会で、協議会のくすり教育活動について講演

 くすり教育委員会は、3月26日に東京麹町で開催された、日本薬剤師会が主催する「平成28年度くすり教育研修会」にて、くすり教育をサポートする立場からの事例報告と、ブース出展を行いました。事例報告の演者は、くすり教育委員会 副委員長の廣瀬 明美氏が勤めました。

 本研修会は、学校薬剤師を中心に養護教諭や保健体育教諭も参加する、くすり教育に特化した研修会で、今年は200名を超える参加者が集まりました。

 講演内容は、最初に文部科学省初等中等教育局の小出彰宏調査官が講演、続いて、東京都小平市、沖縄県、大阪府大阪市におけるくすり教育の実践事例が、学校薬剤師と養護教諭から発表されました。

 当協議会の廣瀬副委員長からは、当協議会が2001年にくすり教育のサポートを始めたきっかけや、現在の活動内容、特に出前研修と教材に焦点をあてて発表しました。教材については、現在、日本薬剤師会・学校薬剤師部会と共同制作中の資材を紹介しました。最後は、学校薬剤師・養護教諭・保健体育教諭の一人ひとりの活躍により、薬の情報を正しく判断し行動できる子供が増えることを願い、長年にわたりサポート活動を続けてきた立場からのメッセージで締めくくりました。

 パネルディスカッションでは、座長から会場にくすり教育の実践経験が投げかけられ、参加者の半数近くが何らかの形で実践していることが分かり、まさにくすり教育を担う仲間が集まっていることが感じられる研修会でした。


平成28年度 日本薬剤師会 学校薬剤師部会 くすり教育研修会

基調講演:「これからの学校における医薬品教育について」
文部科学省 初等中等教育局健康教育・食育課 健康教育調査官 小出 彰宏 氏

事例報告:
1.「小平市の小中学校における“おくすり教育”について~学校薬剤師の立場から~」
  小平市学校薬剤師会会長 福田 早苗 氏
2.「高校生におけるくすり教育~学校教諭とのT.T.連携~」
  沖縄県薬剤師会学区薬剤師部会学術担当 上原 卓朗 氏
3.「学校でのくすり教育について~養護教諭の立場から」
  大阪市立喜連中学校 指導養護教諭 西木 澄江 氏
4.「医薬品教育をサポートする立場から」
  くすりの適正使用協議会 くすり教育委員会副委員長 廣瀬 明美氏

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2016年10月28日

妊産婦さんのくすりの適正使用を考えるセミナーを一般と報道関係者向けに開催

 妊娠中・授乳中の薬の服用は、妊産婦さんが一度は気にするテーマの一つです。そこでくすりの適正使用協議会は、10月11日に「妊産婦さんのくすりの適正使用を考えるセミナー」を開催しました。当日は、一般、報道関係者、製薬企業など約70名が参加し、大変盛況なセミナーとなりました。
 セミナーの冒頭、まずは本年9月に協議会が行った、「妊娠・授乳と薬に関する調査」(300名対象 / インターネット調査)の結果について、くすり教育委員会の寺門委員から報告しました。
調査では「3人に1人が妊娠に気が付かず薬を飲んで不安になったことがある」、「3人に2人が自己判断で薬を我慢した経験がある」など、妊娠・授乳中の薬の服用に対して強い不安を抱いていることが分かりました(調査詳細はこちらを参照)。
 続いて、聖路加国際病院 女性総合診療部医師の酒見智子先生が講演し、多くの妊婦さんが心配する「妊娠のごく初期に飲んだ薬」は殆ど影響がないと考えられている、妊娠4~7週は赤ちゃんの器官形成が行われる期間のため特に気を付ける、など、妊娠と薬の基本的な知識が分かりやすくアドバイスされました。
 また先生は「母体を守ることが赤ちゃんを守ることになる」と強調、むやみに薬を我慢するのではなく、必要な時は医療関係者と相談しながら賢く薬を使う事が大切と話されました。
 最後の質疑応答では、一般の方の「持病をもちながら妊娠するにあたり、専門医や産婦人科医、薬局とどうコミュニケーションを取ればよいか」などの質問が出されたり、報道関係者からも、男性が飲んでいる薬(例:C型肝炎の薬)も赤ちゃんに影響することがあるとは知らなかった、など多くの質問や感想が寄せられ、熱心なやりとりが行われました。
 なお本セミナーでは、女性向けRAD-AR(レーダー)カード「妊娠・授乳中とくすり」を配布しました。この小冊子はくすり教育委員会がこの1年をかけて企画・制作したもので、佐藤孝道先生(武久レディースクリニック)、今回講演頂いた酒見先生に監修頂きました。
 本小冊子が広く普及し、妊産婦さんが事前に正しい知識を持つことで、安心して妊娠・授乳に備えてもらえればと考えています。

冊子の閲覧・ダウンロード

インターネット調査詳細

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2016年10月18日

女性向けRAD-AR(レーダー)カード「妊娠・授乳中とくすり」リニューアル・公開

くすり教育委員会では、国民が正しく薬を使用出来るようにとの趣旨で作成されたRAD-AR(レーダー)カードシリーズのリニューアルを行っています。

妊産婦さん向けのウェブサイト等に、妊娠中や授乳中のくすりの使用にあたり不安や疑問の声が多く寄せられている背景を受け、

今回は妊娠を希望する方や妊娠・授乳中の女性向けに「妊娠・授乳とくすり」を作成し、本日ホームページに公開しました。

医師 佐藤孝道先生(武久レディースクリニック)・酒見智子先生(聖路加国際病院 女性総合診療部)の監修の下、妊娠中にくすりの服用を避ける時期、

慢性疾患のくすりや一時的なくすりの使用等さまざまな情報を盛り込み、持病をもちながら妊娠・授乳に臨まれる方、パートナーの男性の方にもわかりやすい内容になっています。

この冊子が、安心して妊娠や育児に備えて頂くための一助になれば幸いです。

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■冊子の閲覧・ダウンロードはこちらをクリック

■冊子(印刷版)配布キャンペーンについて
大変好評をいただき、300部まで無料で提供するキャンペーンは終了いたしました。
尚、初めてお申込みの団体・施設様におかれましては、初回に限り50部まで無料提供(送料着払い)となります。
2回目以降のお申込みは有料(送料着払い)となります。

申込はこちらの「刊行物・資材」ページからお願いします 。

■関連ニュースリリースはこちらをクリック

2016年10月12日

日本薬剤師会と協業で、患者さん・市民向け「かかりつけ薬剤師の職能啓発活動(動画)」を作成しました

患者さんが薬を安全・安心に使用できるよう、また、市販薬の取り扱い、在宅療養中の患者さんのサポート、処方せんをお持ちでない方のための健康相談など、かかりつけ薬剤師・薬局の機能・役割の普及推進に取り組む日本薬剤師会と協業し、動画を作成しました。

動画は、薬局等に訪れる来局者や患者さんが、知っているようで知らない薬に関する素朴な疑問にこたえる内容となっています。

また、動画を通して、かかりつけ薬剤師の機能と役割についてご理解いただき、かかりつけ薬剤師を活用していただくきっかけになれば幸いです。


詳しくはこちらをご参照ください。

なお本日、本内容については日本薬剤師会と連名でプレスリリースを行いました。


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2016年09月30日

『2016 子どもとためす環境まつり』出展

 2016年9月24日(土)、くすり教育委員会は、東京都中央区環境保全ネットワーク主催・中央区共催の『2016子どもとためす環境まつり』にブース出展しました。
 毎年、中央区内の企業や団体が趣向を凝らし、自分たちの団体と環境を組み合わせた様々な試みをしており、協議会のくすり教育委員会のメンバーも、何日も前から練習を重ね当日に臨みました。
 今年は連休のはざまで、雨模様にも関わらず、協議会のブースには140名を超える子どもたちと保護者が足を運んでくれました。
 恒例の紙芝居では、身近な家族のストーリーから「くすりの正しい飲み方の3つのルール」を一緒に考えてもらい、ぺたぺた実験やグレープフルーツ実験など目の前で起こる現象に触れることで、くすりを正しく飲むことの大切さを感じてもらえたのではないかと思います。
 今年の○×クイズは内容を一部リニューアルしたので子どもたちの反応も上々。○×の札をくるくるさせ、答えに一喜一憂する子どもたちの姿は楽しげでした。
 協議会は9回目の出展でしたが、子どもも大人も一緒に楽しく学べる貴重な機会だと感じています。

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2016年05月31日

『第10回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会大会』で発表-調剤薬局における外国人患者への対応実態調査-

 くすりのしおりコンコーダンス委員会は、2016年5月29日に名古屋で開催された第10回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会大会(参加者229名)において、調剤薬局における外国人患者への対応実態について、外国人患者の対応経験がある408名の薬剤師を対象に調査した結果を口頭発表しました。
 調剤薬局では、外国人対応スタッフの配備や医薬品に対するコミュニケーションは十分でなく、88%の薬剤師が外国人対応に不安を感じていました。不安の内容としては、外国人対応スタッフがいる場合は「日本人と比べて出来ていない不安」、いない場合は「最低限のことしか出来ていない不安」と推察されました。そのような中、英語版医薬品情報の必要性は高いが、準備不足の感が伺えました。その中で英語版しおりは役立つツールとして評価されましたが、その活用度は低いという結果でした。
 英語版しおりは日本語版くすりのしおり上位1,000品目(2015年度アクセス)の72%が掲載されていますが、今後益々薬剤師と外国人患者のコミュニケーション促進に役立つことを期待し、協力企業と共に更なる活用度向上と充実を図って行きたいと考えています。

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2016年04月07日

くすりのしおり検索サイト、スマートフォンに対応

 総務省の「平成27年版 情報通信白書」によると、平成26年末のスマートフォンの普及率は64.2%、タブレット端末は26.3%でした。
 平成22年度はスマートフォンが9.7%、タブレット端末が7.2%でしたので、急速に普及が進んでいると言えます。

 2015年度の「くすりのしおり検索サイト」の年間アクセス数を集計したところ、約1,460万PVで、そのうちスマートフォン・タブレットの利用者は58%でした。
 また、今後普及が予想される電子お薬手帳のいくつかのアプリに「くすりのしおり(R)」が採用され、「くすりのしおり(R)」が検索出来るようになっています。
 そのような状況から2016年3月に「くすりのしおり検索サイト」のスマートフォン対応を行いました。
 日本語版、英語版サイト共に、より多くの方に使って頂き、くすりの適正使用に貢献できるよう努めてまいります。

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2016年02月09日

【ニュースリリース】英語版くすりのしおり®が5,000種類を突破、4年間で3.5倍に

 今般、一般社団法人 くすりの適正使用協議会(東京都・中央区、理事長:黒川 達夫)がホームページで公開している、患者さんと薬剤師とのコミュニケーション促進ツールである医療用医薬品の情報シート「英語版くすりのしおり®」が5,000種類を越えました。
 これは、掲載数でみると中期計画2012-2016スタート時(4年前)から約3.5倍に増加したことになります。
 また、パナソニック ヘルスケア株式会社の電子薬歴システム「ファーネスⅢ-MX」に、英語の医薬品情報として「英語版くすりのしおり®」が昨年12月に業界として初めて採用されました。

◆◆リリース本文及び調査結果詳細は、こちらをクリックしてください。◆◆

英語版くすりのしおりへのアクセス:
1)「くすりのしおり」ページから製品名や主成分などを入力し医薬品を選択
2)画面左上の「英語版」ボタンをクリックしてください。


2015年12月18日

『第48回日本薬剤師会学術大会』で発表-調剤薬局における外国人患者への対応実態に関するアンケート調査-

 くすりのしおりコンコーダンス委員会は、2015年11月22日、23日に鹿児島で開催された第48回日本薬剤師会学術大会において、調剤薬局における外国人患者への対応実態について、外国人患者の対応経験がある408名の薬剤師を対象に調査した結果をポスター発表しました。
 来日外国人の増加や東京2020オリンピック・パラリンピック開催施策の一環として、外国人診療拠点病院の設置等が推進されています。医療現場としての調剤薬局では、外国語対応スタッフの配備やその服薬指導状況は未だ十分でないこと、また、93%の薬剤師は外国人患者の対応時に、参考にしている英語版医薬品情報がないと回答しており、英語版医薬品情報の必要性は高いが準備不足であることが推察されました。そのような中、英語版しおりは役立つ1ツールとして高評でありましたが、その活用頻度は低いという結果でした。
 英語版くすりのしおりが薬剤師及び外国人患者双方の不安軽減に役立つことを期待し、協力企業と共にその活用範囲のさらなる拡大及び充実を図って行きたいと考えています。

発表したポスターはこちらをクリックしてください。

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2015年09月30日

「高齢者と介護者が知っておきたいくすりの適正使用」をテーマに、平成27年度 第1回メディア勉強会を開催

 くすりの適正使用協議会は、平成27年度第1回メディア勉強会を、9月9日(水)に東京大手町にて開催しました。
 今回はテーマを、『高齢者と介護者が知っておきたいくすりの適正使用‐安全な服用のためのヒント‐』とし、メディスンショップ蘇我薬局の管理薬剤師で、在宅医療支援薬剤師である雜賀 匡史先生に講演頂きました。
 講演では冒頭、高齢化社会を迎え要介護者が急激に増加している現状が紹介され、その後、雑賀先生の現場でのさまざまな実体験の紹介と共に、高齢者と介護者が心掛けるべき「服薬三か条」が紹介されました。なお、これらの三か条は、雜賀 匡史先生、並びに千葉市薬剤師会 在宅介護委員会が作成したものです。
 当日は報道関係者26名が参加し、実施後のアンケートには、介護、高齢者、残薬など現在話題のテーマであり大変良かったとの意見が多く見られました。
 詳細な内容は来年2月発行のレーダーニュースにて報告の予定です。

高齢者の服薬3か条

かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師をもちましょう
処方箋を同じ薬局に持参することで、日々の健康状態や使用薬を把握した、自分だけの薬剤師をもつことができます。

「お薬手帳」は、一人一冊を常に携帯しましょう
「お薬手帳」は薬の重複を防ぎ、飲み合わせを調べるのに必要です。 常に携帯することで、外出時の急変や不慮の事故に遭遇した場合でも、迅速に救急医療を受けることができます。

飲みにくい薬があるときは、薬剤師に相談しましょう
薬剤師が薬を適切な形に変更する、数種類の薬を一袋にまとめるなど、薬を飲みやすくするための工夫を行います。

介護者の服薬3か条

薬を使用した後の体調変化に気をつけましょう
高齢者は身体機能が低下しているため、効果や副作用が強く出てしまうことがあります。日々の変化とともに、服薬後の体調変化にも気を配る必要があります。

薬を飲み込むまで、しっかり見守りましょう
嚥下機能や認知機能の低下した高齢者では、薬をしっかり飲み込めるかの確認が必要となります。やさしく声を掛けながら見守ることが大切です。

薬の管理・整理で困ったら薬剤師を頼りましょう
薬を指示通りに飲めないときは、薬剤師に相談することで、処方内容の見直しや残薬整理をすることができます。


作成:作成:雜賀 匡史先生・千葉市薬剤師会 在宅介護委員会

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2015年07月27日

『第8回日本在宅薬学会学術大会』でブース出展

 くすりのしおりコンコーダンス委員会は、7月19~20日に、千葉県の幕張メッセ国際会議場で開催された第8回日本在宅薬学会学術大会にてブース出展しました。
 ブースでは、今年4月24日に公開した動画『一緒に話してみませんか?あなたと薬のこと』の『在宅編』の普及を目的に、動画を常時放映しました。また、在宅医療、残薬を扱った動画であるこがわかりやすいように、あらすじをまとめたパネルやチラシも作成しました。学会への参加者は1,184名で、そのうち協議会のブースに訪問して頂いたのは131名でした。

2015年06月30日

『第18回医薬品情報学会学術大会』で発表-薬剤師におけるコンコーダンス及びコミュニケーション関連用語の認知度と理解度-

 くすりのしおりコンコーダンス委員会は、6月27~28日に岡山大学で開催された第18回医薬品情報学会学術大会において、薬剤師と患者さんのコミュニケーションに関連する用語の認知度及び理解度について、515名の薬剤師を対象に調査した結果をポスター発表しました。
 コミュニケーションに関連する用語として「インフォームド・コンセント」、「コンプライアンス」、「アドヒアランス」は認知度が高く、「コンコーダンス」、「パターナリズム」、「シェアード・デシジョン・メーキング」の認知度は高くありませんでした。
 あまり認知されていない「コンコーダンス」等の用語の認知度を勤務先別に見てみると、薬局薬剤師より病院薬剤師の方が、また、薬局薬剤師のうち勤務先で実習生を受け入れている方が、高い結果となりました。
 また、用語として「コンコーダンス」を認知している薬剤師は、概ね「コンコーダンス」の概念を理解していることが推察されました。
 今回の調査では65%の薬剤師が「コンコーダンス」を聞いたことがないと回答しており、高血圧等慢性疾患の治療においては、患者さんと薬剤師がパートナーシップをとり治療に取り組んで行くという「コンコーダンス」に基づいたコミュニケーションは重要であることから、更なる普及啓発が必要であることが示唆されました。

■詳細は発表ポスターをご覧ください。

2015年06月19日

『第9回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会』で調査結果を発表

 くすりのしおりコンコーダンス委員会は、5月24日、星薬科大学(東京)で開催された第9回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会(参加者147名)において、標記の調査結果を口頭発表しました。
 今回は、コンコーダンスによるコミュニケーションがより必要と考えられる高血圧患者に対して、薬剤師がどのようなコミュニケーション対応を行っているのか、また、「コンコーダンス」などのコミュニケーション関連用語の認知度について調査しました。調査対象は、週に1日以上患者と接しており且つ高血圧患者との応対をしている薬剤師485名です。
 その結果と考察は以下の通りです。

1.高血圧患者初来院時のコミュニケーションは、「わかりやすい言葉で話す」、「患者を肯定的に受け止める」などは良く実施されていたが、「図や表で理解を促す」、「復唱法を使う」などはあまり実施されていなかった。
2.コミュニケーション関連用語の認知度では、「コンプライアンス」・「アドヒアランス」は良く認知されていたが、「コンコーダンス」の認知度は低かった。
3.「コンコーダンス」を良く認知している薬剤師は、患者さんとの双方向的な関係を育んでいる、又は患者さんとの双方向的な関係を育んでいるから「コンコーダンス」を良く認知している可能性が伺えた。
4.「コンコーダンス」を良く認知している薬剤師は5%に過ぎず、高血圧等慢性疾患においてコンコーダンスに基づいたコミュニケーションは重要であることから、動画等のわかりやすい資材を用いた更なる普及啓発が必要であることが示唆された。


■詳細は抄録および発表に用いたスライドをご覧ください。

2015年04月21日

薬剤師と患者さんとのコミュニケーション促進動画の第二弾「入院編・在宅編」をホームページに公開

 平成25年1月に公開した、薬剤師と患者さんとのコミュ二ケーション促進のための動画『一緒に話してみませんか?あなたと薬のこと』の第二弾として、『入院編』・『在宅編』をホームページに公開しました。
 今回の動画は、病棟と在宅のそれぞれ異なる場面における薬剤師と患者さんとのコミュニケーションの様子を、ドラマ仕立てで紹介しています。
 動画はホームページから無料でダウンロードも出来ますので、是非お役立て下さい。

■動画の閲覧・ダウンロードはこちら

【動画のストーリー】

『入院編』では、
早期胃癌と診断され初めての入院や手術で不安を抱えている患者さんが、病棟薬剤師と話すことで不安を解消し、手術後の服薬にも前向きに取り組んでいきます。

《監修》
・帝京平成大学 薬学部 教授 井手口 直子先生
・慶應義塾大学病院 薬剤部 緩和ケアセンター専任薬剤師 金子 健先生

また『在宅編』では、
薬剤師が患者さんのちょっとした変化に気付き、患者さん宅を訪問したところ、そこには家庭における残薬の問題が存在していました。「くすりのしおり®」を活用して、残薬整理や患者さんの家族との情報共有をしていきます。

《監修》
・東京理科大学 薬学部 教授 伊集院 一成先生

《入院編の撮影風景》
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《在宅編の撮影風景》
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2015年02月26日

第8回「くすりのしおりクラブ」担当者会議 開催

 レーダー出版センターとくすりのしおりコンコーダンス委員会は、第8回「くすりのしおりクラブ」担当者会議を、平成27年2月10日(火)に大手町サンスカイルームで開催しました。
 講演では、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構の俵木 登美子先生と、ソニー株式会社 harmo 事業室ソリューション開発課長 福士 岳歩先生をお招きし、それぞれ「医薬品の安全性情報を患者に届けるために」、「電子お薬手帳 harmo(ハルモ)ご紹介」をテーマにご講演いただきました。
 まず、俵木先生は、昨年秋に医薬品医療機器機法が施行されたのを受け、国民等の関係者の役割が明確化されたこと、添付文書が厚生労働大臣への届出制になったこと等をお話しいただきました。
 その後、福士先生からは、現在一部地域で試行中で、「くすりのしおり」のデータを導入した電子お薬手帳サービス『harmo(ハルモ)』について紹介があり、その特長として個人情報は クラウドサーバーには保存せず、手持ちのharmoカードのみに保管することで、個人情報が保護されることや、またもう一つの特長として、自分のスマートフォンで家族のチェックもできることが紹介されました。
 会議後半では、くすりのしおりコンコーダンス委員会、岸野委員から、「英語版くすりのしおり®」啓発活動として、業界雑誌への掲載、日薬情報おまとめ便サービスでの配布の紹介がありました。また「くすりのしおり®」を活用した薬剤師と患者とのコミュニケーション動画の第二弾として、『病棟編』と『在宅医療編』の動画が今春公開されることが報告されました。
 レーダー出版センター黒川氏からは、「くすりのしおり®」の使われ方として最近は電子お薬手帳での利用が増加していることや、くすりのしおり登録管理システムの利用上の変更点の報告がありました。また英語版「くすりのしおり®」ガイドライン第二版が完成したのを受け、事務局片山氏からその改定点の説明が行われました。ほか、協議会で薬局での外国人患者への対応についてのアンケート調査を実施した調査結果が紹介されました。

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2014年10月29日

『第47回日本薬剤師会学術大会』でポスター発表およびブース出展を実施

 「くすりのしおり®」は、医師から処方される医療用医薬品について、薬剤師が患者さんに説明する際に使用する説明書で、患者さん・ご家族の視点に立ち、分かり易い表現で記載されています。この「くすりのしおり®」を使った、患者さんと薬剤師とのコミュニケーションの一例として、動画『一緒に話してみませんか?あなたと薬のこと』をホームページ上 で公開しています
 今回、くすりのしおりコンコーダンス委員会では、この動画を視聴した薬剤師518名を対象としたアンケート調査結果『患者と薬剤師のコミュニケーションを啓発する動画の有用性及びくすりのしおり®の現況に関する検討』を、第47回日本薬剤師会学術大会[於:山形(10/12-13)]において発表しました。また、同時にブースを出展し、動画の紹介や『英語版くすりのしおり』の周知活動も行いました。
 アンケート結果によると、動画を閲覧後、「今よりもっと患者とのコミュニケーションを取りたいと思った」が86%、くすりのしおりが「患者とコミュニケーションツールとして活用できると思う」が32%、「やや思う」は52%、動画に対しは概ね高い評価となりました。
 くすりのしおりコンコーダンス委員会では、患者さんと医療者の間でよりよいコミュニケーションが円滑に行われることで最善の治療を行えるよう、また、これまで以上に患者さん自身が薬を正しく理解し用いることで健康保持とQOLの向上に寄与できるよう、今後も活動を進めていきたいと考えています。

発表したポスターはこちら
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2014年09月17日

「くすりのしおり®」SPコード提供廃止のお知らせ

 「くすりのしおり®」はお医者さんから処方される薬について、患者さん・ご家族のみなさま向けにわかりやすく書かれている薬の説明書です。
 この度、「くすりのしおり®」に付与してきました音声コードの一種“SP コード”のサービスを廃止する事となりましたのでご案内申し上げます。
 “SP コード”は2005 年より、視覚障害者向けバリアフリーとして「くすりのしおり®」に付与するサービスを続けて参りました。
 くすりの適正使用協議会はバリアフリー対応として、ウェブサイトに音声読み上げ機能を備えており、このサービスで今後も音声によるバリアフリー対応を続けていく所存ですので何卒ご了承頂けますようお願い申し上げます。

【廃止予定時期】 11 月末予定

以下の画像をクリックすると、大きく表示されます。

2014年06月26日

第8回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会で、口頭発表とブース出展を実施

 くすりのしおりコンコーダンス委員会は、5月25日(日)に帝京平成大学中野キャンパスで開催された、第8回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会(略称、P-Co学会)において、動画『一緒に話してみませんか?あなたと薬のこと』を視聴した薬剤師を対象としたアンケート調査結果を口頭発表しました。また、「くすりのしおり®」の周知と動画の紹介のためブース出展を行いました。

 P-Co学会は「薬剤師のコミュニケーション能力の向上をはかり、患者主体の医療を推進すること」を目的に発足し活動をしています。当委員会が作成した動画も患者さんと薬剤師がパートナーシップを結び治療に取組んでいくというコンコーダンスの考えに基づいたもので、「患者主体の医療を推進する」ための“コミュニケーション”に焦点をおいています。

 今回発表したアンケート調査では、インターネットを用いて病院勤務薬剤師256名、調剤薬局勤務薬剤師262名の計518名(男性255名、女性263名)から回答を得ました。その結果、薬剤師と患者さんとのコミュニケーションの現況として「処方薬の説明;よくしている」は79%と高く、服薬指導はほぼ徹底されていました。初診患者に対し「いつも」あるいは「必要に応じて」復唱法(薬剤師の説明を患者さんが理解してくれたかどうか、患者さん自身に話してもらう)などを使って理解度を確認している薬剤師は70%でした。このような薬剤師では「くすりのしおり®」の認知度及び使用頻度が高いことが示唆されました。

 口頭発表後に、展示ブースに動画を見に訪れた先生や、「くすりのしおり®」を日頃から活用している薬剤師の先生と情報交換でき、大変有意義な学会展示となりました。

◆動画『一緒に話してみませんか?あなたと薬のこと』のダウンロード・視聴はこちら

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2014年02月21日

「くすりのしおりクラブ」担当者会議を開催

 「くすりのしおり®」を作成している製薬企業150社の作成担当者が集まる「くすりのしおりクラブ」担当者会議が平成26年1月30日(木)、大手町サンスカイルームにて開催されました。
 
 今回で7回目となる会議では102名が出席し、くすりのしおりコンコーダンス委員会の中畑委員より会則、作成基準の変更ならびにくすりのしおり活用例の報告、レーダー出版センターからは運用に関する報告がされ、その後、実際に「くすりのしおり®」を活用していただいている株式会社望星薬局 医薬品情報室 室長 滝澤 健司先生をお招きし、活用事例や患者さんへの情報提供の取り組みについてご講演いただきました。
 講演では、糖尿病薬38品目の初回服薬指導時に「くすりのしおり®」を使用していることや、外国人在住者が多い地域の店舗では望星薬局独自で作成している薬剤情報提供文書の他に「くすりのしおり®」英語版を活用していること、また、使い勝手については「飲み忘れの時の対処法が載っている」ことや、「副作用の初期症状などもほぼ網羅されている」ことから使いやすい等の現場の声も教えていただきました。
 
 現在、「くすりのしおり®」の掲載品目は、内服・外用自己注射・注射剤が約13,920品目、英語版が約2,730品目です。医療関係者からの意見もふまえ、英語版、そして注射剤の「くすりのしおり®」の充実も図りたいと考えています。
 当協議会では患者さんのくすりの理解促進と適正使用の普及がされること、さらには“コンコーダンス”の実現に向けて「くすりのしおり®」がコミュニケーションツールとして医療現場で更に活用されることを目標に、「くすりのしおり®」作成企業の協力をいただきながら今後も活動していきます。

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2013年10月31日

第46回日本薬剤師会学術大会にてポスター発表およびブース出展

 協議会は、「くすりのしおり®」を使った患者さんと薬剤師とのよりよいコミュニケーションの一例、『一緒に話してみませんか?あなたと薬のこと』の動画を作成しホームページで公開しています。
 この動画を脳梗塞群と慢性疾患群の患者さんにオンラインで見てもらい、薬物治療におけるコミュニケーションについての考え方と動画に対する評価を調査しました。この結果を、9月22日・23日に大阪で開催された第46回日本薬剤師会学術大会でポスター発表しました。また、同時にブースを出展し動画と動画解説書の紹介も行いました。
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 ポスター会場では、患者さんとのコミュニケーション啓発活動に取り組んでおられる先生方に動画をタブレットで見ていただき、ディスカッションが行われました。ブースにもたくさんの方に来場いただき、コミュニケーションについての現状や動画の活用方法等の情報交換が行われました。
 「くすりのしおりコンコーダンス委員会」は、よりよいコミュニケーションが円滑に行われることで最善の治療を行えるよう、さらに患者さん自身が薬を正しく理解し用いることで健康保持とQOLの向上に寄与できるよう、今後も活動してまいります。

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2013年02月27日

第6回「くすりのしおりクラブ」担当者会議を開催

 「くすりのしおり®」は医療者から患者さんへ医薬品情報を提供する際のコミュニケーションツールのひとつです。
このくすりのしおりを作成している各企業の担当者との情報交換の場として、第6回「くすりのしおりクラブ」担当者会議を平成25年1月30日(水)に開催しました。
 くすりのしおり利用状況では、内服・外用剤の掲載品目数が11,253品目、注射剤1,173品目、英語版2,103品目と、2012年1月から比べて内服・外用剤が約1,100品目、注射剤が約140品目、英語版は約550品目増えたと報告がされました。
また、くすりのしおりの普及・啓発活動を行っている、くすりのしおりコンコーダンス委員会からは、くすりのしおり英語版の掲載数推移が上がっており、その理由として患者さんが海外に渡航する際に英語で説明された資料を必要としている等の調査結果が報告されました。
 プログラム後半の講演では、くすりのしおりを活用した動画「一緒に話してみませんか?あなたと薬のこと」の作成でご監修いただいた、井手口直子先生(帝京平成大学)と後藤惠子先生(東京理科大学)より、薬局(薬剤師)のコミュニケーションが今どのような流れになってきているのか、なぜ患者さんと医療者とのコミュニケーションが重要なのかをテーマにご講演いただきました。
 当協議会ではこれからも製薬企業各社と共に、患者さんや医療者の皆様に貢献できるよう、くすりのしおりの管理・運営に努めていきます。

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◆第6回くすりのしおりクラブ担当者会議
開催日:平成25年1月30日(水)14:00-17:00
場 所:大手町サンスカイルーム
挨  拶:黒川 達夫(くすりの適正使用協議会 理事長)
講  演:
1.「薬剤師の“いま”とくすりのしおり」
  帝京平成大学薬学部 准教授 井手口直子先生
2.「服薬アドヒアランスの向上へ 薬剤師によるコンコーダンスの取り組みの活用化を」
  東京理科大学 薬学部 健康心理学研究室 教授 後藤惠子先生

【議 事】
1.「くすりのしおり®」について
(1)「くすりのしおり®」利用状況と今後について
(2)「くすりのしおり®」のシステム関連
2.くすりの適正使用協議会 くすりのしおりコンコーダンス委員会報告
参加者  85社(クラブ会社数146社)

2013年01月30日

動画公開!『一緒に話してみませんか?あなたと薬のこと』

 くすりの適正使用協議会は、患者さんと医療者がパートナーシップを構築し、コミュニケーションを取りながら治療や薬を決め、ひいては薬を正しく理解し用いることを通じて、健康保持とQOL(生活の質)の向上を推奨しています。

この度、「くすりのしおり®」を活用した薬剤師と患者さんのコミュニケーション促進を目的とした動画『一緒に話してみませんか?あなたと薬のこと』を当協議会ホームページで本日公開いたしました。

動画は、長期にわたって服用されることが多い脳梗塞を例にとり、Part1:初めて飲む薬を処方された時、Part2:治療を続けるために~一年後~、と異なる場面での患者さんと薬剤師のやり取りを収録しております。
また、おくすりキャンパスでは、患者さんと医師や薬剤師などの"医療者"とのコミュニケーションのあり方について、診療医の先生にご自身のお考えも含めお話いただいております。是非ご覧ください!

≪Part1:初めて飲む薬を処方された時≫
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≪Part2:治療を続けるために~一年後~≫
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≪おくすりキャンパス:患者と医療者のパートナーシップ≫
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◆動画の視聴はこちらからもご覧いただけます
http://www.rad-ar.or.jp/siori/howto/movie1.html


2012年10月24日

『2012年子どもとためす環境まつり』 出展報告

 2012年10月20日、中央区立日本橋小学校で、中央区環境保全ネットワーク主催による『2012年子どもとためす環境まつり』が開催されました。
中央区の次世代を担う子どもたちに環境について楽しく体験学習できる場を提供することを目的としたこのイベント、年々趣旨に賛同する団体・企業等が増え、9回目となる今年は29の体験学習ブースが用意されました。
 くすりの適正使用協議会は、ここ東京中央区に本拠地をおく一団体として、このイベントに5年間継続出展しています。今年も「くすりを正しく用いる」ことをテーマに、日本OTC医薬品協会の協力も得て、「薬の紙芝居」、「おくすりクイズ」、「薬剤師って何?」の3つの企画を行いました。100名以上の子ども達、保護者や地域の皆さんに、くすりについて学んでもらいました。
特に、〇×クイズ形式に変更した「おくすりクイズ」が大好評でした。
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また、「薬剤師って何?」では、薬局に模したコーナーを作り、日本OTC医薬品協会提供の一般用医薬品(OTC薬)の大型の箱も展示し、臨場感たっぷりの中、将来医療に携わりたい小学生たちが白衣を着て、薬局での薬剤師の仕事を真剣に体験しました。
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 毎年多くの方々に参加して頂き、参加下さった子ども達や皆さんの反応で、こちらが成長させてもらっていると、強く感じた今回の出展でした。

第45回日本薬剤師会学術大会 ポスター発表

 くすりの適正使用協議会は『くすりのしおり英語版の作成数推移』についてのポスター発表を、2012年10月7日~8日浜松で開催された第45回日本薬剤師会学術大会にて行いました。【ポスター発表の詳細はこちらをご覧ください
 『くすりのしおり英語版の作成数推移』のポスター発表は今年度2回目となりますが、英語版の関心は高くiPadでくすりのしおり英語版を見ていただいたり、「英語以外に他の言語でくすりのしおりを作成する予定はあるのか?」等、現場のニーズについてご意見などを伺うことができました。
今年度はくすりのしおり英語版の掲載が2000品目を超える予定ですが、より現場の医療に携わる先生方に活用していただけるよう、網羅性と品質の向上に努めたいと思います。
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◆『くすりのしおり』とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『くすりのしおり』は個々の医薬品を製造・販売している製薬企業各社から提供される最新のデータで、当協議会の薬剤師資格をもった者が、国と企業により評価された添付文書を参照し公開前に内容を確認している、患者さんのための医薬品情報です。

2012年07月27日

第15回日本医薬品情報学会学術大会 ポスター発表

 近畿大学を会場として、第15回日本医薬品情報学会学術大会が2012年7月7-8日に開催されました。今回のテーマである「医薬品情報-その正しい評価と解析・提供-」に対して、当委員会からは今年もくすりのしおり®を題材とした、『英語版くすりのしおり®の今後の取り組みについて』をポスター発表を行いました。ポスターの詳細はこちらからご覧いただけます

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 くすりのしおり®は、当協議会において薬剤師の資格をもった者が、国と企業により評価された添付文書を参照する事により、その内容を公開前に確認しています。日本にはもちろん外国人の患者さんも多数います。全ての言語に対応する事は難しいところですが、せめて世界中で広く利用されている英語に対応するのは企業の社会貢献 ではないか、ということで2003年から英語版の作成に取り組んでおります。この度、取り組みを始めて以降の作成状況を調査しました。
 2012年5月31日現在、くすりのしおり®は製薬企業141社により約1万件作成されています。そのうち英語版くすりのしおり®は45社1,656件(16.4%)でした。医薬品の有効成分652成分に対してくすりのしおり®英語版が作成されていますが、有効成分を薬効群別に集計したところ、市場にある成分に対する充足度にばらつきがありました。例えば、比較的多くの成分に対応できていたのは、血圧降下剤(62.3%)と眼科用剤(62.5%)、あまり対応できていなかった薬効群は、精神神経用剤34.2%、鎮痛・鎮痒・収斂・消炎剤24.2%でした。
患者さんがくすりを使用するにあたり、副作用等を踏まえて医薬品の安全使用のために必要な情報を患者さんに提供すること、また、医薬品の使用に伴って患者さんに変化がおきていないかどうかを薬剤師が気遣う事が求められています。こうした薬剤師業務の中で、各医療機関では特に注意が必要な医薬品(ハイリスク薬)を定めています。
そこで、くすりのしおり®を利用している調剤薬局チェーンのご協力を得て、ハイリスク薬に対してくすりのしおり®英語版がどの程度作成されているかを調査しました。ある薬局において、調剤される医薬品のうちハイリスク薬は247成分あり、くすりのしおり®は239成分(96.8%)に対応していましたが、英語版はほぼ半数の125成分(50.6%)でした。
また、ある製薬企業のお薬相談窓口に寄せられた英語版製品情報資料請求の使用理由を分析したところ、患者さんが渡航する際に英語で説明された資料を必要とされている割合が高い結果となりました。もう少し調査をしなければなりませんが、渡航の際に携帯される可能性のある薬剤の英語版くすりのしおり®の充実も重要な課題と考えられます。
 当協議会では、今後も、患者さんのニーズの把握に努めるとともに、英語版くすりのしおり®を患者さんと医療に携わる先生方に活用していただけるよう、網羅性と品質の向上に努めたいと思います。


2012年07月24日

南あわじ市(兵庫県)で養護教諭を対象に「くすりの出前研修」を開催!

 7月9日、兵庫県南あわじ市西淡志知公民館において「南あわじ市小中学校保健担当者会」が開催され、養護教諭21名の参加のもと「くすりの出前研修」を実施しました。また、当日は神戸新聞社の記者が取材に訪れ11日の朝刊に研修の様子が掲載されました。
 以前に関連学会で配布された資料で「出前研修」を知ったことから、4月から中学校で義務教育化された「医薬品の教育」をどのように進めたらよいか?を学ぶことを目的に、協議会に対し研修の要望があったものです。

 研修ではまず、グループになって、くすりについての簡単なクイズを実施し参加者の意識を「くすり」に集中してもらい、その上で①くすりの基礎知識、②くすり教育の背景、③授業の1例、④教材紹介、の構成で進めました。スライドを見ながらの研修だけでなく、“③授業の1例”では、参加された先生方に実験(ペタペタ実験、お茶と鉄剤、ジュースと胃薬などの「のみ合わせ実験」)に直接参加してもらい体験型研修を実施しました。特に、お茶やジュースとの実験では、先生方がまるで生徒になったように会場から「ワー」という歓声もあがり体験しながら理解頂きました。さらに、“④教材紹介”では、協議会から提供した教材CD-ROMの使い方や、“薬の運ばれ方”、“薬の血中濃度”などのパネル教材等の使用目的と狙い、所要時間等を紹介し、今後の先生方の活用の一助になる事を期待し「出前研修」を終了しました。
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2012年04月27日

【一般向けの講演会で役に立つ】『おくすり相談会』資料が完成!

 「医薬品の本質を理解し、医薬品を正しく使っていただきたい」 
これまで当協議会は、自治体とその地域の薬剤師会をサポートする形で一般向けの「おくすり相談会」を行ってきました。
このたび、これまで開催してきた数々の相談会で、一般の方から寄せられたよくある質問を纏め、パワーポイントスライドを作成しました。[監修/東京薬科大学薬学部 薬学博士 加藤哲太教授]

スライドは、
Q:「飲んだ薬は体の中でどのように運ばれていくのですか?」
Q:「薬を飲み忘れた時はどうしたらいいですか?」
Q:「温・冷湿布の使い分けについて、どんな時どちらを使うか教えてください」
など全16あり、各スライドのノート部分には回答例をつけております。
なお、回答は薬剤師等の医療関係者から一般の方へお伝えいただくことを想定し、基本的な回答例として記載しております。
その他、体内動態や血中濃度のスライドはアニメーション機能をつけ、動くことで説明がしやすく、聴講される方にとってもより理解していただけるよう工夫しました。
是非、医薬品の適正使用に関する場面でご活用ください。

◆資料のイメージ(PDF縮小版)
資料のイメージはこちらから
◆資料ダウンロード 
スライド資料:『くすりの疑問にお答えします』

【スライド使用に関する注意】
・スライドは改変不可です。
・回答はあくまで基本的な回答例として記載しております。
・資料の使用についてのお問い合わせはこちらから

2012年02月09日

「第3回 くすり川柳コンテスト」入賞作品決定!

【子供部門】
最優秀賞「兄ちゃんの 薬を私に 飲ませるな」
優秀賞  「兄弟でも わけあいっこは しちゃだめよ」

【一般部門】
最優秀賞「飲めば効く いえいえ正しく 飲めば効く」
優秀賞  「けちじゃない 自分の薬は 自分の分」  
 

 くすりの適正使用協議会は、薬を正しく使うことの大切さの普及・啓発を目的とし、「第3回 くすり川柳コンテスト」を実施しました。
 全国の小学生以上の方々を対象に「薬の正しい使い方」をテーマに募集したところ、5,406句(子供部門:155句/一般部門:5,251句)の作品が寄せられました。第1次、最終選考を経て、入賞作品10句が選定されました。(募集期間 2011年10月17日~11月30日)

 身近な携帯電話やスマートフォン機能を活用した服用管理、旅行や災害時における薬手帳の携帯、子供や孫が服用時間を管理する様子、自己判断で他人の薬を分け合わないなど、日常生活における様々な視点から薬の適正使用を詠った川柳が寄せられました。

 特別審査員として、各部門の最優秀賞及び優秀賞を選定したコピーライターの仲畑貴志氏は、応募作品の傾向について次のように述べています。
『テーマは「薬の正しい使い方」。寄せられた句を見ると、周知度は比較的高いと思われます。とくに子供たちの表現を見ると、よく理解していることに驚かされました。もっとも、句を作るために、今回学んだ効果であるとも言えますから、「薬の適正使用」の促進は、一方的に情報を流すだけではなく、受け手がその情報を活用(表現)することで、より深い浸透につながると思われます。』 

 くすりの適正使用協議会では、「くすり川柳」に詠われた、日常生活における人々の薬との接し方や想いを参考にしながら、今後も様々な形で、「薬の正しい使い方」の啓発活動を行ってまいります。

★★★入賞作品★★★
【子供部門】
最優賞: 「兄ちゃんの 薬を私に 飲ませるな」 平田 千紘さん(9歳)
特別審査員講評 
大人の句だと「家族でも」となるところです。何かにつけて先を行く、おにいちゃんへの意識が潜んでいるところが可愛いい作品です。

優秀賞: 「兄弟でも わけあいっこは しちゃだめよ」 橋本 真菜さん(6歳)
特別審査員講評 
なんでも分け合って暮らす、良き生活感が出ています。いつもは仲良しで、わかちあう兄弟でも薬だけはいけませんね。

佳作賞:  「夜はこれ ぼくはじいじの くすり番」 大熊 蒼平さん(8歳)
       「飲むときは ジュースで飲まず お水でね」 西林 遥奈さん(14歳)
       「飲み忘れ 昼にまとめちゃ ダメですよ」 須藤 ゆりのさん(10歳)

【一般部門】
最優秀賞: 「飲めば効く いえいえ正しく 飲めば効く」 荒井 達也さん(41歳)
特別審査員講評 
「飲めば効く」という言葉を「いえいえ正しく」でつないだシンプルな構成が秀逸。「飲めば効く」という思い込みに警鐘を鳴らす句意にふさわしい姿です。

優秀賞: 「けちじゃない 自分の薬は 自分の分」 谷川 ミヤ子さん(73歳)
特別審査員講評 
「いいじゃない、一つぐらい、」と言われても、薬はあげないのがその人のため。「けち」というひと言が句の強度をうまく上げています。

佳作賞: 「家族でも 分かちあえない 処方薬」 水上 美智子さん(58歳)
       「薬には もったいないは 禁止です」 三宅 麻由さん(23歳)
       「善意でも ダメよ薬の おすそ分け」 梅山 すみ江さん(54歳)

ニュースリリースはこちら

2011年12月01日

第3回「くすり川柳コンテスト」受付終了~ありがとうございました!~

 「くすりの正しい使い方」をテーマにした第3回「くすり川柳コンテスト」は11/30付けで受付を終了しました。全国からたくさん川柳が寄せられました。ご応募いただきありがとうございました。
審査結果は来年ホームページ上に掲載しますので、是非下記ページをご覧ください。

◆第3回「くすり川柳コンテスト」◆

2011年10月21日

第3回「くすり川柳コンテスト」作品募集!

~くすりは正しく飲んでこそ「くすり」です~

 くすりの適正使用協議会は、「健康と薬の週間」(10月17日~10月23日)を機に、2011年10月17日(月)より「くすりの正しい使い方」をテーマにした川柳を全国から募集する第3回「くすり川柳コンテスト」を開始しております。

「くすりの正しい使い方」について、感じたことや思いを5・7・5に綴ってみませんか。ホームページ上から投稿できますので、是非この機会にご応募ください。

◆詳細、応募フォームはこちらからどうぞ。

2011年06月22日

RAD-AR活動のあり方に関する検討会

 くすりの適正使用協議会では、約10年ごとに先を見据えたRAD-AR活動のあり方と、それを踏まえた協議会への役割について専門家および有識者からなる「RAD活動のあり方に関する検討会」を組織し、議論を行ってきました。
 平成22年度、RAD-AR活動の根幹をなす「医薬品適正使用の確保」について、今日の医療・医薬品をとりまく情勢を踏まえ、どのようなアプローチがあるのか、また同時に、活動を支える組織、財政、広報活動のあり方について、5回にわたり検討しました。
その提言をご報告いたします。

【RAD-AR活動のあり方に関する検討会報告書】はこちらからどうぞ

2011年04月21日

第4回 くすりのしおりクラブ担当者会議開催の報告

 4/19に発刊しましたRAD-AR News(22-1)に当初掲載予定でした、第4回くすりのしおりクラブ担当者会議開催(平成23年2月17日)についてのご報告をさせていただきます。

 レーダー出版センターは2006年より、くすりのしおり®の管理運営や利活用のサポートを行っています。この度、くすりのしおり®を作成していただいている企業の皆様とくすりの適正使用協議会との情報交換の場として、第4回くすりのしおりクラブ担当者会議を開催しました。

 まず、実際にくすりのしおり®を薬局業務で活用されている株式会社アインファーマシーズ 土居先生からご講演いただきました。薬局業務の実態に照らし合わせて、最近ではレセコンから直接くすりのしおり®がアウトプットできるため非常に活用しやすくなったことや、現場での活用ポイントを紹介していただきました。
 内服・外用・自己注射剤のくすりのしおり®は約1万件、注射剤と英語版くすりのしおり®はそれぞれ1000件弱ありますが、くすりのしおり®をご利用頂いている医療関係者の皆様や医療関係のポータルサイトを運営されている皆様から、注射剤や英語版を含むくすりのしおり®掲載数の増加が望まれています。また、より分かりやすい記載、病院内でも利活用しやすいデータ形式、などの要望もアンケート調査などから得られています。一方、クラブ会社の皆様からは、運用手順が煩雑である、掲載までの時間を短縮してほしい、などの要望をいただいています。
このような要望にお応えするために、レーダー出版センター内の管理運営手順などを見直し、新しいくすりのしおり®作成手順を平成24年1月以降に運用することとしました。会議後のアンケートの結果から、クラブ会社向けに発信していた情報が届いていない様子もうかがえたので、クラブ会社の皆様に実務に即した情報や話題が確実に届くよう、今後もいっそう努力していきます。

【Q&A】
Q:注射剤の作成手順の変更は、作成基準の改定版が公表されるのと同じタイミングですか?
A:7月に公表する作成基準に基づいて、管理運用システム開発をすすめます。運用手順が変更になるのは、新しいシステムが稼働する平成24年1月以降になります。
Q:新しいシステムでは、作成途中のくすりのしおりを一時保存することは可能ですか?
A:可能です。

参加者の声
・講演は保険調剤薬局の現場の様子を知る貴重な機会だった。
・くすりのしおりの意義を再確認することができた。注射剤についても医療現場のお話しを聞く機会を設けてほしい。
・FAQの説明をもう少し詳しく聞きたかった。今後の展開については業務に直結するのでもう少し時間を取ってほしかった。
・くすりのしおりの掲載スピードの短縮化など、作成する側、使用する側、両者の利便性が高まることを期待したい。

◆第4回くすりのしおりクラブ担当者会議
開催日 平成23年2月17日
挨  拶 海老原 格(くすりの適正使用協議会 理事長)
講  演 土居由有子先生(株式会社アインファーマシ―ズ)
     演題「調剤薬局でのくすりのしおりの利活用」
議 事
(1)「くすりのしおり®」利用状況
(2)「くすりのしおり®」運営状況
(3)「くすりのしおり®」作成時のお願い
(4)「くすりのしおり®」今後の展開
参加者  85社(クラブ会社数136社)

くすりのしおりクラブ会員社リスト
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2009年12月07日

「くすり川柳コンテスト」 審査結果発表!

 くすりの適正使用協議会では、くすりの正しい使い方の普及・啓発を推進することを目的として、小学生以上の一般市民を対象に全国からくすりにまつわる川柳を募集しました。
たくさんのご応募ありがとうございました!
厳正な審査により、入賞作品が決定しましたので、発表させていただきます。

結果発表はこちらから

2009年10月15日

「くすり川柳コンテスト」作品募集開始~懸賞付!2009年11月4日まで!

 くすりの適正使用協議会では、くすりの正しい使い方の普及・啓発を推進することを目的として、小学生以上の一般市民を対象に、全国からくすりにまつわる川柳を募集、優れた作品を表彰するとともに、一般の人々へのくすり啓発を促進する「くすり川柳コンテスト」を実施します。
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全国の小学生以上の方が応募でき、小学校・中学生を対象とした子供部門と一般部門がありますので、是非!くすり教育を行う際など、色々な機会を捉えてご応募ください!

また、選考は川柳の有識者や漫画家 西原理恵子氏を迎えます。

皆様の広い応募をお待ちしております!

くすり川柳応募ページはこちら

2009年06月29日

くすりのしおりのホームページ掲載10周年を迎えて(News Release)

 くすりの適正使用協議会は、くすりのしおりを1999年2月より協議会ホームページにて提供を開始しました。当初の約2,400品目から現在の約9,800品目(内服・外用薬8,853品目、注射薬958品目)へと掲載品目は増えております。
 先頃、こうした状況を踏まえデータベース化を行い、くすりのしおりサイトへのアクセス状況を詳細に把握できるようになりました。その成果についてお知らせします。

【平成21年4、5月の状況】
1. アクセス数: 約545,000
((独)医薬品機構、(社)日本医師会などの他のリンク先からのものを含みます)
2. 掲載品目当たりのアクセス数: 約62
(くすりのしおり掲載品目数は2009年5月末で8,853です)
3. 印刷数: 約30,000
4. ダウンロード数: 約44,000
5. 専門家でない一般の人のアクセス割合: 約50%

 ただし、ここでのくすりのしおりは、内服薬と外用薬に関するものです。なお、注射薬のくすりのしおりのアクセス数は約67,000、掲載品目数は958です。

【これまでの経緯】
 従来、アクセス数そのものは把握していましたが、その内訳など詳細な分析はできていませんでした。この度システムを変更し、それを可能としました。つまり、掲載品目ごとに「ページ参照数」、「印刷ページ表示回数」、「Wordファイルダウンロード回数」、「音声コード付きファイルダウンロード回数」、「英語版ページ参照数」、「英語版印刷ページ表示回数」、「英語版Wordファイルダウンロード回数」を直接カウントできるようにし、利用度の把握ができるようにしました。また、薬効群別、製薬企業別、医薬品別など分析も可能としました。

【参考】
薬効群別アクセス数(上位5)
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-------「くすりのしおり」とは?----------
 協議会が1993年から作成している医療用医薬品ごとに必要最小限の情報をまとめた情報シートで、医療提供者と患者さんとのコミュニケーションツールとして広く活用されています。
 また、バリアフリー対策として、在日外国人向けに英語版を、視覚障がい者向けに音声版を用意しています。 
くすりのしおり

ニュースリリースはこちらから


2008年12月25日

くすり教育出前研修会、学会出展の報告!(9月~12月)

 くすりの適正使用協議会 啓発委員会では、くすり教育の教育者を対象に、くすり教育の背景から模擬授業、教材を説明するような出前研修を行っています。
08年9~12月にかけて、薬剤師会、学校薬剤師会、教育委員会からの要望に応じ、4件の研修会を行いましたので報告いたします!

◆神奈川県薬剤師会 支部学薬担当者会議
 神奈川県薬剤師会にて、日本薬剤師会が2007年度に「医薬品適正使用啓発推進事業」にて作成した資材(協議会スライドをほぼ使用)を用いた、くすりの授業の進め方について研修しました。
支部の学校薬剤師担当者が対象であり、意識も経験もある方々であり、この研修会によって、支部レベルでの研修会に結びつくなどの広がりを持つこととなりました。

日時:平成20年10月9日
対象:神奈川県薬剤師会支部 学校校薬剤師担当者49名
内容:くすり教育を取り巻く環境、“くすりの正しい使い方”をテーマとした「模擬授業」、くすり教育の「基本教材」の説明

この研修会がきっかけとなり、同様の内容で、川崎市学校薬剤師会(11/14、対象25名)、秦野市学校薬剤師会(11/26、対象13名)でも行ってきました!

◆東京都八王子市教育委員会研修会
 八王子市教育委員会より、新聞記事をみての研修会申込がありました。
中学校で平成24年よりくすり教育が義務化され、また、まずは小学校のうちにくすり教育の必要があることからその重要性を知ってもらい意識を向上してもらいたいとのことで、今回の研修会につながりました。

日時:平成20年11月18日
対象:東京都八王子市保健主事(小・中学校)等77名
内容:くすり教育を取り巻く環境、“くすりの正しい使い方”をテーマとした「模擬授業」、くすり教育の「基本教材」の説明

通常よりも大人数の研修でしたが大変熱心に聞いていただきました。明日くすりの授業をする先生もおり、必要性を感じる養護教諭の熱意におされました。

□学会出展関連
 秋の学会シーズンにあわせ、くすり教育をひろめるべく、保健体育教諭、養護教諭、教育委員会、学校薬剤師らの参加する4学会に出展してきました。
昨年に比べると、全体的に平成24年に中学校でくすり教育が義務化されるとの認識は大分強くなってきましたが、その意識は職業や担当教科によってもばらつきがあり、今後も引き続き周知活動を続けていく考えです。
出展では、くすり教育の義務教育化、教材や模型の提示、教育者向け出前研修のご案内を行い、教材や資料も配布しました。
詳細はこちらから!

◆第47回全国学校体育研究大会
日時:平成20年10月30日
対象:全国の保健体育教諭約1200名
現場の保健体育教諭は、より、アンチドーピングや薬物乱用の危険性を感じていらっしゃるようでした。

◆第58回全国学校保健研究大会
日時:平成20年11月7日
対象:全国の学校保健関係者(養護教諭、学校薬剤師、教育委員会、校長等)約1000名
大変熱心な先生方約300名がブースにいらっしゃり、率直なご意見やご提案を頂きました。

◆平成20年度学校環境衛生・薬事衛生研究協議会
日時:平成20年11月20~21日
対象:全国の学校薬剤師、養護教諭 のべ1300名
2年前に同じ大会に参加しましたが、今回の教材へのニーズは比べようもないほど強く、圧倒されるほどでした。

◆平成20年度千葉県学校保健大会
日時:平成20年12月14日
対象:千葉県の養護教諭、学校薬剤師、大学関係者など約200名
千葉県は積極的にくすり教育に今後取り組もうとしており、ブースに来た方でも当協議会の教材を知った方が大半でした。模型もお持ちの市があり、今後、千葉県でのくすり教育の広がりに期待が持てそうです!

□その他
 更に、啓発委員会では、直接子ども達にくすりの正しい使い方に触れてもらうイベントへの参加や、市民講座での講演を行いました。
子ども達や一般の方に直接アピールすることで、原点を見つめなおし、さらに実際のニーズにあった教材の開発や、提案をしていくための経験を得ることができました。

◆2008年 子どもとためす環境まつり
日時:平成20年11月1日
会場:中央区立日本橋小学校
対象:近隣の子ども達や一般の方
趣旨:子ども達に、環境問題や環境を取り巻く仕組みなどについて実体験して理解してもらうイベントで、当協議会も含め中央区にある企業や団体が出展しました。
図書館の半分をお借りし、紙芝居や実験、ビンゴを使っての「くすりの正しい使い方」ブースには、子どもも大人も含めて120名が立ち寄ってくれました。
詳細はこちらから!

◆内藤記念くすり博物館 市民講座
日時:平成20年11月22日
会場:大ホール
対象:一般(子ども、保護者、高齢者)約50名
趣旨:
平成24年に義務化されるくすり教育のことを、もっと一般の方にも知ってもらおうと企画されました。東京薬科大学の加藤教授が講演し、私達はくすり教育で使うツールの説明や紹介を行いました。
来てくれた保護者の1人は、これから娘の中学校に資料を持っていきたいとの感想をくださるなど、一般の方に知っていただく機会となったように感じます。


2008年02月29日

全国養護教諭連絡協議会 第13回研究協議会に出展!

 2月22日(金)に全国養護教諭連絡協議会第13回研究協議会(メルパルク:港区芝公園)に「くすり教育」普及活動の一環として出展をしました。

【展示目的】
平成22年に変更が予定されている中学校の新「学習指導要領」に医薬品に関する教育が取り上げられることが中教審より発表されたのを受けて、くすり教育の学校側の窓口を担うと思われる養護教諭に「くすり教育の普及」を行う。
(全国養護教諭連絡協議会:平成3年に養護教諭制度50周年を機に全国の養護教諭の研究組織「全国養護教諭連絡協議会」として発足。平成7年に第1回研究協議会を開催、以後毎年1回開催し、本年は第13回を迎えた。)

【参加予定者数】
約1200名(主催者による発表予定者数:実施後の実参加者数は未発表)

【第13回研究協議会開催主旨(要約)】
 「近年、子どもを取り巻く社会環境が急激に変化しているばかりでなく、家族関係も複雑化しています。物質的な豊かさや、生活の便利さに反して、他者とのコミュニケーションがうまくとれない子どもが増えており、現代的健康問題をもつ子どもの支援も重要な教育課題になっています。養護教諭の役割は、「からだ・こころ・いのち」の教育を通して、子どもたちに生命尊重の精神や自己肯定感を育てると共に、いかに社会が変化しようとも子ども自らがこの社会をたくましく生き抜く力をつける事にあります。今回の研究協議会では、養護教諭が行っている教育実践の中から、学校教育における養護教諭の役割を追求したいと思います。」

実施報告:
 当協議会からは6名参加。当日は研究協議会の開始時刻が10時10分で、開場が9時半と研究協議会開始前に40分の時間が有り、展示ブースが学会ホールの入り口であった事も重なり、持参したパッケージ資料260部が15時前には配布し終わってしまいました。(今後の課題)

 「新学習指導要領にくすり教育が盛り込まれます」の案内には、承知されている養護教諭も何人かは居られましたが、多くの方は御存じなく、まだまだ御自分のこととしての認識は薄いと言わざるを得ない状況でした。新学習指導要領が施行される迄の間は「くすり教育」そのものの普及が必要であり、授業内容の工夫や授業の組み立てについて養護教諭自身が興味を持って積極的に先方からアプローチして来るには時間が必要と思われました。
 
 とは言え、資料の中では協議会が東薬大の加藤教授の指導をうけて作成した3種類(小学3-4年生用/小学5-6年生用/中学生用)の「学習指導案」は興味を持って受け取られていました。
課題
(1)養護教諭へのくすり教育の普及活動は新学習指導要領が施行される迄の普及期と施行後のより良い授業内容をすすめる啓発期と分けて考える必要を痛感しましたが、差し当たって当分の間は普及活動に取組むものとする。
(2)くすり教育の学校側の窓口と思われる養護教諭をターゲットとした活動を継続するには多くの養護教諭とコミュニケーションを取り、くすり教育のアドバイザーとして協議会に協力して頂ける人材作りをする必要がある。(情報収集)
(3)学会展示の方法についての改善が挙げられる。
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2月19日に川崎市立浅田小学校にて、くすりの授業を実施!

 2月19日に、川崎市立浅田小学校では5年生、6年生を対象に、保健の時間を使ってくすりの正しい使い方についての授業が実施されました。
これは、浅田小学校の学校薬剤師さんの都合が急に悪くなり、急きょ協議会に協力の要望があったもので、東京薬科大学の加藤哲太先生がゲストティーチャーを勤め、協議会も授業のお手伝いをいたしました。

当日は学年ごとの合同授業だったこともあり、視聴覚室でパソコンとプロジェクターを使っての授業でした。
学年合同授業で、5年生、6年生とも、ビデオや実験を豊富に取り込み、保護者や中学校の先生も見学に来られるなどにぎやかな授業でした。
 授業は、「ビデオで全体のストーリーの骨格を作り、詳細部分をパワーポイントスライドで示しながら復習し,特に憶えてもらいたい所は児童が実験をして確認する。」という構成で行われ、参加した児童たちの心理を心得たストーリの組み立てに加藤教授の経験に基く薬の授業のノウハウを垣間見たような素晴しい授業でした。
内容は登場人物ユウタ君が風邪をひいて熱を出すところから、薬を飲んで元気になり、修学旅行にいけるまでを、ユウタ君が風邪を直すために用いる薬を例にしてくすりについて正しく理解していくという内容でした。

例えば、ビデオを流し、修学旅行にどうしても行きたいユウタ君は、風邪が治らなくて行けなかったらどうしよう?!と、お姉さんに隠れて薬のカプセルを2個飲もうとすると・・・

手をあげてIMG_0040.jpg  
だめだめ!! と現れた妖精「くすりん」とお姉さんが、血中濃度のグラフを見せながら、どうして2個飲んではいけないのかを解説、それに加えて加藤先生が子供たちに向かって、スライドを使って復習するというパターンでした。
また、子供たちにはお茶と薬の飲み合わせ実験や、カプセルのぺたぺた実験に参加してもらい、大型カプセル模型や、錠剤断面模型も使った、視覚的にもインパクトのある授業だったようで、授業終了後に児童に書いてもらった「授業感想文」ではほとんどの子供達が実験による印象を記述していました。
ぺたぺたIMG_0055.jpg

なお、授業終了後に見学された保護者の方に聞いたところ、学校でのこういった「くすりについて」の授業は初めてで、自分も勉強になったなどの感想がありました。
また、当日は埼玉県の中学の養護教諭が勉強のために見学され、「これからくすりの授業を行ううえで大変参考になった」と喜んでおられました。
 
 くすりの適正使用協議会では、くすりの授業を実際に行われる先生に、今回の授業で使った模型(大型カプセル模型、錠剤断面模型、人体模型)を無償で貸し出しをしています。
また、本格的なくすりの先生派遣や、くすり教育担当者研修も構想中です。
ご興味やご質問がありましたら、是非協議会までお問い合わせください。


2008年01月31日

東村山市(4町)でミニシンポジウムを開催しました!!

 当協議会の主要事業の一つである『地域密着型ミニシンポジウム』を東村山市健康課と各町が主催し、市薬剤師会と当協議会が共催し、平成19年7月から平成20年1月にかけて、東村山市の4町【美住町(7/22)・秋津町(9/30)・多摩湖町(10/14)・諏訪町(08年1/27)】で開催しました。
【プログラム】
 第1部 専門家の話 ~賢い患者になりましょう~
        『遠慮は禁物?医師とのコミュニケーション』
 第2部  「くすりの正しい使い方」~おくすりの疑問にお答えします~
       (地元薬剤師会の協力を頂き、参加者からの事前質問に回答)
 質疑応答
 
 第1部の専門家の講演では、日本医療コーディネーター協会の先生より『遠慮は禁物?医師とのコミュニケーション』をテーマに、賢い患者さんになるためにはどうしたらよいか、診察をうける側としてどのような準備が必要か、など実例をもとにお話しいただきました。第2部の「くすりの正しい使い方」(おくすり相談会)では参加者より事前にいただいた質問に対して、市薬剤師会の先生方より解説をいただきました。
 
 参加者は4町で約200名余りと各町とも大盛況でした。
アンケート結果では、「お医者さんとのコミュニケーション方法がよくわかりました」、「かかりつけ薬局を決めようと思います」、「気軽に薬局へ相談しに行こうと思います」、「おくすり手帳を持つようにします」など意識が高まったことが判りました。さらに、今後も継続して実施して欲しい!との要望をたくさんいただきました。
 今後も引き続き、医療関係者と患者さんとのコミュニケーションの促進に寄与できるよう、地域に密着した啓発活動に努力してまいりたいと思います。

ミニシンポジウムの概要はこちら

【08年1/27 諏訪町の会場風景】
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2007年10月11日

第40回 日本薬剤師会学術大会にポスター発表

「第40回 日本薬剤師会学術大会」(10月7日(日)・8日(月)神戸で開催)に於いて、当協議会は『「地域密着型ミニシンポジウム」一般消費者への医薬品の正しい知識啓発活動の効果』と題し、ポスター発表を行いました。

医療消費者に「くすりの適正使用」の理解を深めてもらうことを目的として、自治体および地元の薬剤師会が主催で、当協議会が共催する方式の「地域密着型ミニシンポジウム」を各地で開催して参りました。→ミニシンポジウムの概要はこちら

今回、今春に東村山市健康課及び東村山市薬剤師会の主催で実施したミニシンポジウムの参加者を追跡調査し、『効果の測定』と『改善点』について調査しました。→東村山市ミニシンポジウムの詳細はこちら

調査結果では以下の事が判りました。
  ①参加後は「くすり」に対する意識が20%アップした。
  ②参加した医療消費者の25%が「かかりつけ薬局」を決めた。

ミニシンポジウムに参加することで医療消費者は、医師とのコミュニケーションをどのようにとればよいかがわかり、さらに、くすりの疑問を解消したり、薬剤師の役割を知ることで、身近な存在にする事ができます。
また地域薬剤師にとっては、『顔の見える薬剤師』、『かかりつけ薬局』になる絶好の機会であると言えます。
今後も引き続き、医療関係者と患者さんとのコミュニケーションの促進に寄与できるよう、地域に密着した啓発活動に努力してまいりたいと思います。

【写真:10/8 第40回 日本薬剤師会学術大会 ポスター発表の模様】
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2007年08月30日

「地域密着型ミニシンポジウム」~参加者追跡アンケート調査結果報告~

 くすりの適正使用協議会では、医療消費者に「くすりの適正使用」の理解を深めてもらうことを目的として、自治体および地元の薬剤師会が主催し、当協議会が共催する方式の「地域密着型ミニシンポジウム」を開催しております。
この度、東村山市健康課のご協力のもと昨年度に実施したミニシンポジウムの『効果の測定』と『改善点』について追跡調査アンケートを行いましたので報告致します。
  →ミニシンポジウムの詳細についてはこちら
◆ミニシンポジウムの内容
①専門家の講演『賢い患者さんになるための主治医と上手く付き合う方法』
②おくすり相談会(くすりについての基本的な知識やよくある質問について薬剤師会様にお答え頂きました。)  

今回の調査でシンポジウムに参加後は「くすり」に対する意識が高くなっていることがわかりました。「かかりつけ薬局」を決めた方が25%いることからもシンポジウムの効果がみられました。
また、自由意見から今後の継続開催を望む声が圧倒的に多く、今後も医療関係者と患者さんとのコミュニケーション促進に寄与できるよう、地域に密着した啓発活動に努力してまいりたいと思います。

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2007年08月23日

HP上の「くすりのしおり®」から医薬品の効能・効果が調べられます

 くすりの適正使用協議会の「くすりのしおり®」掲載の医薬品について、添付文書記載の効能・効果部分の病名と症状を知ることができるようになりました。また、一致する標準病名も関連して参照できます。これは、財団法人日本医薬情報センター(JAPIC)出版の「添付文書記載病名集」(病名集)のデータの提供を受け、作成したものです。

通常、医薬品と疾患を関連付ける資料は、なかなか見つけられません。
そこで協議会では、「くすりのしおり®」に関して、より利用しやすいデータを提供し、適正使用の一助としていただければと考えました。医薬品の効能・効果と標準病名の関連付けは、JAPICが医療機関から強く要望されて病名集を刊行しており、さらに同種同効の医薬品や薬価、「効能・効果、用法・用量などに関連する使用上の注意」等の詳細な内容を知りたい時に病名集で参照できます。

調べ方:
1.「くすりのしおり®」検索画面から利用する場合
  それぞれの医薬品の「くすりのしおり®」画面の本文欄の上にある効能・効果のボタンをクリックすると「くすりのし
  おりの効能・効果、商品名からの検索結果」画面が出ます。

2.薬物療法センター(http://www.yakubutsuryoho-center.jp/)のサイトから調べる場合
  トップ画面の「くすりのしおりの効能・効果検索」のカラムより、ID、パスワードを入力してLogin します。
  検索画面で商品名、もしくは一般名により検索できます。

ニュースリリースはこちら

 

2007年07月24日

コンコーダンス指向くすりのしおり「あなたの病気とくすりのしおり®:高血圧編」を公開しました

くすりの適正使用協議会は、この度、病気と医薬品とを結びつけた新しい情報提供サイト
「あなたの病気とくすりのしおり®:高血圧編」
を開発し、7月23日に公開いたしました。

1. 現状の課題
「なぜ、この薬を飲む必要があるのか」と思っている患者さんや、飲み残したり、飲み間違ったりする患者さんが少なからずいらっしゃいます。
これは、患者さんが「自分の病状を十分理解した上で服薬する」という基本を身につけていないことを意味していると思われますし、医薬品の適正使用が十分に確保されないと思うのです。

2. 課題解決に向けて
そこで協議会は、この解決策の一つとして、上記情報サイトを立ち上げました。
患者さんが自分の病気をよく理解し、その治療の過程に医薬品があるということを認識してもらうことを目的とします。それへ向けて発症の原因、重症度別治療方針、治療薬リスト等の情報を関連づけて提供し、高血圧の治療についてあらゆる観点から知ることができるようにしました。解説は、日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2004」に準拠しています。


3. 情報へのアクセス
一般の方の手引き・・・
   患者さんのアクセスサイト(高血圧治療に関する質問と解答を用意)

治療ガイドライン・・・
   専門家と患者さんのアクセスサイト(高血圧治療ガイドライン)

高血圧症Q&A・・・
   専門家のアクセスサイト(高血圧治療に関する質問と解答を用意)

高血圧症治療薬リスト・・・
患者さんと専門家のアクセスサイト(治療薬の全てを関連情報とともに用意)

4. くすりのしおり®と連動
高血圧症治療薬(注射剤を除く)の中で、「くすりのしおり®」が用意されている品目は、リンクにより「くすりのしおり®」が見られますし、更には添付文書まで見られます。
なお、「くすりのしおり®」は、医療用医薬品毎に必要最小限の情報をまとめた情報シートで、患者さんとのコミュニケーションツールとして医療担当者の多くに広く活用されております。
収録医薬品数は約7,000品目余りで、繁用されている医療用医薬品の8割以上が収録されています。

当協議会では、今回の新しい情報サイトが、患者さんが自分の病気をよく理解し、より一層、医療担当者とのコミュニケーションを深めるツールとして役立つものと期待しております。

コンコーダンス指向くすりのしおり「あなたの病気とくすりのしおり®:高血圧編」 URL:
http://www.rad-ar.or.jp/concordance/html/

                                                             

以 上


コンコーダンスとは?
 
 英国medicines-partnershipは、“A process of prescribing and medicines” (患者さんとの協力関係の下での医薬品の処方と使用のプロセス)と定義し、それには次の3つの要素があるとしている。

 1. Patients have enough knowledge to participate as partners
    患者さんは、充分な知識をもって治療にパートナーとして参加する
 
2. Prescribing consultations involve patients as partners
    患者さんは、医薬品の処方決定にパートナーとして参加する
 
3. Patients are supported in taking medicines
    患者さんは、医薬品の適正使用に取り組む

     日本語訳は、コンコーダンスとは:患者を指導する時代からパートナーにする時代へ
      Pharmavision 8(10), 4(2004) より引用

ニュースリリースはこちら

2007年07月11日

「くすりのしおり®」と「安心処方infobox」がリンクされました

7月2日よりくすりの適正使用協議会の「くすりのしおり®」とIMSジャパン株式会社の「安心処方infobox」がリンクされ、医療情報提供企業の株式会社ケアネットの医師・医療従事者向け専門サイト「CareNet.com」(ケアネット・ドットコム)上にてオープンされました。

くすりのしおり®」は、医療用医薬品毎に必要最小限の情報をまとめた情報シートで患者さんとのコミュニケーションツールとして医療担当者の多くに広く活用されています。一方「安心処方infobox」は、医師・薬剤師のための医薬品安全性情報に特化し、副作用と処方された複数薬剤の関連性を平易な操作で検索できる機能を最大の特徴とする新しいサービスです。

現在「くすりのしおり®」の収録薬品数は約7,000品目余りで、繁用されている医療用医薬品の8割以上が収録されています。また、記載内容は中学生がほぼ理解できる程度を基準としています。

当協議会では、今回の「くすりのしおり®」と「安心処方infobox」のリンクが、数多くの医薬品の情報収集を行う必要のある医師・薬剤師の先生方にとって、 複数のウェブサイトを検索しなければならないといった手間を軽減させることにつながり、ひいては、より一層「くすりのしおり®」の有用性が高まるものと考えております。
ニュースリリースはこちら

2007年06月28日

所沢市高齢者大学においてミニシンポジウムを開催(6/20)

コミュニケーション部会の主要事業の一つである啓発シンポジウムを所沢市で開催しました。
このシンポジウムは所沢市高齢者支援課と市薬剤師会と当協議会が共催して実施したものです。
実施目的は、
①「かかりつけ薬局」の普及推進活動として「市民にくすりを正しく理解してもらう」
②「地元薬剤師によるおくすり相談会を行うことによって、市民に薬剤師業務を理解してもらい市民の
  身近な存在になってもらう」ことです。

◇日時:6月20日(水)13:30~15:30
◇場所:所沢市保健センター2F 多目的ホール
◇参加者:所沢高齢者大学 受講生 (148名)
◇講座名:第13講座「いがいと知らないくすりの話」
      ・専門家の講演『遠慮は禁物?医師とのコミュニケーション』
      ・「おくすり相談会」
      ・「おくすり個別相談(希望者のみ)」

 専門家の講演では、日本医療コーディネーター協会理事長・嵯峨﨑泰子先生より『遠慮は禁物?医師とのコミュニケーション』をテーマに、賢い患者さんになるためにはどうしたらよいか、診察をうける側としてどのような準備が必要か、などを実例をもとにお話しいただきました。「おくすり相談会」では受講生より事前にいただいた質問に対して、市薬剤師会の先生方より解説をいただき受講生は大変熱心に傾聴されていました。
受講後のアンケートではほとんどの方(約90%)が参考になったと答えていました。

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2007年05月30日

「くすりのしおり®」と「iyakuSearch」がリンクされました

 くすりの適正使用協議会の「くすりのしおり®」が、この度、財団法人日本医薬情報センター(JAPIC)が開設している「iyakuSearch」とリンクし、「くすりのしおり®」から該当する「医療用医薬品添付文書」を参照できることになりました。

 「iyakuSearch」は、国内外の医薬品情報に関するデータベースで、医療担当者の方々には重要な情報サイトです。
 今回のリンクに伴い、「くすりのしおり®」検索画面から医療用医薬品に関する詳細な添付文書情報を、同一画面上で参照できるようになり、医療担当者の方々での利便性を高めました。

ニュースリリースはこちらです。

「くすりのしおり」から「iyakuSearch」を検索するには:

①くすりのしおりページで医薬品を検索し、日付の左にある「iyakuSearch」ボタンをクリックします。
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②目的の医薬品が自動的に検索されるので、「添付文書(PDF)を表示する」をクリックすると、添付文書がPDFで表示されます。
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2007年05月25日

「くすりのしおり」が、ソネット・エムスリー株式会社(So-net M3)が開設している「Ask Doctors」 とコンテンツ提携いたしました

くすりの適正使用協議の「くすりのしおり®」とソネット・エムスリー株式会社(以下、エムスリー)が開設している「AskDoctors」は、5月23日よりコンテンツ提携を開始しました。

「くすりのしおり®」は、医療用医薬品毎に必要最小限の情報をまとめた情報シートで、患者さんとのコミュニケーションツールとして医療担当者の多くに広く活用されております。
一方、「AskDoctorsは、ネットで医師に相談できるQ&Aサイトとして、2005年12月の開設以来、登録医師からの迅速かつ丁寧な回答が評価され、順調にユーザー数を伸ばしております。(2007年5月時点で20万人突破)

今回のコンテンツ提携は、増加している「AskDoctors」ユーザーのより幅広いニーズに応えるべく、新サービスの「お薬事典」として「くすりのしおり®」が追加されるものです。これにより、病院で処方された薬について調べたり、その薬について不明な点や不安について医師に相談できるという、病気・健康に関する総合的な情報提供が可能となりました。

なお、「くすりのしおり®」を閲覧するには以下の手順が必要です。
①ログイン
②「お薬事典」をクリック
③薬剤を検索
(ログインには、会員登録が必要です)

現在「くすりのしおり®」の収録薬品数は約7,000品目余りで、繁用されている医療用医薬品の8割以上が収録されています。また、記載内容は中学生がほぼ理解できる程度を基準としています。

当協議会では、今回の「AskDoctors」との提携により、一般の方々と医師を結ぶコミュニケーションの場として、より一層「くすりのしおり®」の有用性が高まるものと考えております。

ニュースリリースはこちら


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2007年04月03日

東村山市3町ミニシンポジウムについて

 平成19年2月から3月にかけて、東村山市の3町でミニシンポジウムを行いました。
 このシンポジウムは、東村山市健康課と各町が主催し、市薬剤師会と当協議会が共催して実施するもので、
①「かかりつけ薬局」の普及推進の一環として「ミニシンポジウムを行い、市民にくすりを正しく理解してもらう」
②「地元薬剤師によるおくすり相談会を行うことによって、くすりについての疑問を解消したり、市民に薬剤師そのものを判ってもらい、身近な存在になってもらう事ができる」ことなどを目的としています。

 東村山市は市内13町でのミニシンポジウム開催を予定しており、今回はまず3町【野口町(2/25)・恩多町(3/4)・榮町(3/11)】で開催されました。参加者は計150名余りと、当初の目標の120名を超え盛況でした。

 参加者へのアンケート結果では評価は概ね好評で、今後も継続して実施して欲しいとの要望が多く見られました。
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総合機構の「医薬品医療機器情報提供ホームページ」の新サイト 「一般の皆様向け」に「くすりのしおり®」がリンクされました

 このたび、医薬品医療機器総合機構(以下、総合機構)が新しく開設した「一般の皆様向け」を通じて、「くすりのしおり®」を利用することが可能になりました。

 総合機構の「一般の皆様向けサイト」は、医薬品の情報を消費者にウェブを通じて提供するもので、「くすりのしおり」の他、「患者向医薬品ガイド」、「添付文書」が掲載されています。今回のリンクに伴い、一般消費者は医療用医薬品に関わる情報をこのサイトを通じて、一括して閲覧することができ、医薬品について知りたい人には、医薬品ガイドと合わせて検索ができ、医薬品ガイドに掲載されない医薬品もカバーし、内容の程度に合った情報を取り出す事ができることになりました。

ニュースリリースはこちら
総合機構の「一般の皆様向けサイト」はこちら。

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総合機構の「一般の皆様向けサイト」トップページ
→ 患者向医薬品ガイド
→ 患者向医薬品ガイド・くすりのしおり

2007年01月10日

「いのちを守るデザイン展」に協賛します。

 1月13日(土)から「いのちを守るデザイン展」が開催されますが、当協議会は協賛団体として参画します。非常口や避難場所の指示、電気製品の取扱い説明、乗り物での注意、建設現場での注意、くすりの飲み方など、私たちのまわりには、身の安全を守るためにたくさんのピクトグラムが使われています。災害などの緊急時だけでなく、日常生活を通じて「私たちのいのちを守る」というコンセプトでどれもが用いられています。当デザイン展はそうしたピクトグラムの全貌、研究結果や未来像などを紹介し、「もっと自分たちに出来ることがあるのでは?」と考えていただくものです。当協議会が開発したピクトグラム「くすりの絵文字」も、出展の一画で具体的に紹介されています。興味がおありでしたら、ぜひ会場まで足を運んでいただき、デザインの力を体感してみてください。デザイン展の概要は下記の通りです。


◇開催期間: 1月13日(土)~1月21日(日)
◇会 場:   世田谷文化生活情報センター生活工房
         TEL 03-5432-1543
◇開場時間: 毎日11時~19時
◇アクセス:  東急田園都市線「三軒茶屋駅」下車、徒歩5分
         東急世田谷線「三軒茶屋駅」下車すぐ
◇入場料:   無料。

◇基調講演会: 「いのちを守るピクトグラム」  13日(土)14:00~16:00
◇シンポジウム: 「いのちを守るデザインとは?」 14日(日)13:00~16:30

---->ピクトグラムの庫はこちら
---->詳しい内容については、下記のホームページをご覧ください。
    「いのちを守るデザイン展」のイベント情報はこちら
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2006年11月29日

くすりの絵文字「ピクトグラム」4か国語がダウンロード可能に

 当協議会では11月18日(土)~20日(月)、パシフィコ横浜で開催された第21回アジア薬剤師会連合学術大会(FAPA)でくすりの絵文字「ピクトグラム」を出展しました。展示コーナーでは、英語、中国語の簡体字および繁体字、韓国語、4種類のピクトグラムシールを用意して、学会参加者、とくに台湾、フィリピン、インド、韓国、タイなどの薬剤師に、その目的や活用方法を紹介しました。また、わが国の多くの薬剤師からは、在日外国人や外国人旅行者へのくすりの説明に大変役立つとの評価をいただきました。
 会場で用意した4か国語のシール以外に、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、タイ語、タガログ語、などの要望が参加者から出されました。今後、当協議会では少しずつ外国語バージョンを拡大して、在日外国人が病気でくすりを処方されるときに少しでも不安が解消するように、また、アジア各国にくすりの絵文字が広まっていくよう、UD(ユニバーサルデザイン)拡大の一助になればと期待しております。
 その一環として、12月1日(金)より当協議会のホームページから、4か国語のくすりの絵文字をダウンロードできるように設定しました。この機会に是非、活用方法を検討していただければ幸いです。具体的には次の4か国語ですが、絵柄のなかに記載の文字は当面英語で統一していますのでご了承ください。
 ○英語版       English
 ○中国語(簡体字) Simplified Chinese
 ○中国語(繁体字) Traditional Chinese
 ○韓国語(ハングル) Korean
なお、絵柄下段にある4か国語の説明文は、大阪府健康福祉部薬務課で翻訳したものを提供いただきました。

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くすりの絵文字「ピクトグラム」ダウンロードはこちら

 学会当日、展示コーナーで配布した「ダウンロード案内チラシ」
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 学会参加者でにぎわう当協議会の展示コーナー
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2006年09月26日

「くすりのしおり」説明会を開催(総合機構HP掲載について)

 このたび、厚生労働省医薬食品局安全対策課の要請により、「くすりのしおり®」を医薬品医療機器総合機構(以下「総合機構」)の「医薬品医療機器情報提供ホームページ」に掲載することになりました。そのため、「くすりのしおり」を提供している製薬企業(くすりのしおりクラブ会員)を対象に、ホームページ(以下「HP」)掲載の概要についての説明会を9月22日(金)に開催しました。大手町サンケイプラザで開催された説明会には、89社・約120名の「くすりのしおり」実務担当の方々が参加されました。当協議会の海老原理事長および松田事務局長から、現時点で考えられるHPリンクのシステム概要とリンクによる波及効果が紹介されました。後半の質疑応答には、総合機構側から安全部の別井部長と黒羽課長も参加され、総合機構での取り組みスケジュールや今後のシステム構築の考え方など、検討中の概況が披瀝されました。特に、添付文書、患者向け医薬品ガイド、「くすりのしおり」との関連や「YJコード」の扱い方について詳細な説明がありました。
 なお、総合機構側はこれから具体的なシステム構築に入るので、「くすりのしおり」とのリンクの日程やシステムの詳細については未定となっています。総合機構のHPは今年度中にリニューアルする予定であり、「くすりのしおり」とのリンクもその作業の一環に位置付けられます。別井部長は「本席で出された意見や質問を参考に、関係諸団体とも調整したうえで、早急に煮詰めていきたい」、と回答を結ばれました。

総合機構からの資料はこちら

説明会のパワーポイント資料はこちら

 <当日の説明会風景>
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2006年09月07日

「ピクトグラムシール」注文書をホームページに用意しました。

 くすりの絵文字「ピクトグラム」のシールを購入できるように、注文書をホームページに用意しました。ご希望のシールを選んで注文枚数を入力すればお届けできるようになっています。ただし、注文単位は50シート以上とさせていただきます。
  ■ピクトグラムシールの仕様
   ・1シートに同じ絵柄28個のシールを印刷
   ・51種類の絵柄についてシートを用意
  ■発注単位  
    ・絵柄に関係なく50シート以上
    ・価格は50シートで1,400円(送料込み)、シール1個あたり1円
  ■推薦団体
   くすりの絵文字「ピクトグラム」は、次の団体から推薦をいただいております(順不同)。
   社団法人日本薬剤師会、社団法人日本病院薬剤師会、日本保険薬局協会
   社団法人日本医師会、社団法人日本病院会
   ---->なお、各県の薬剤師会でも斡旋していただけるよう、手続きを進めております。

ホームページの注文書はこちら

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くすりの授業用教材「ピクトグラム下敷」を提供---くすりの絵文字「ピクトグラム」改訂版公表にともない---

当協議会は、くすりの絵文字「ピクトグラム」51種類を記載した「ピクトグラム下敷」を作成し、皆さまにお届けいたします。これまで、28種類を記載したピクトグラム下敷を提供してきましたが、今回のくすりの絵文字改訂版公表にともない改訂バージョンを作成しました。くすりの絵文字「ピクトグラム」はもともと「児童向けくすりの授業」における教育用資材を検討するなかで開発されたものです。しかし、児童だけでなく広く大人の方にも手に取っていただき、医薬品適正使用の実践に役立てていただくことを期待しております。現在、当協議会が取り組んでいる、医療現場でのピクトグラム使用推進にも役立つものと考えています。

 □「ピクトグラム下敷」の主な使い方
   ①「児童向けくすりの授業」に参加した生徒に配布して、くすりの絵文字の目的や使い方を知ってもらう。
   ②当協議会が関係する地域開催のミニシンポジウムやおくすり相談会などで参加者に配布し、くすりの絵文字の目的や使い方、そして医薬品適正使用を啓発していく。

 □「ピクトグラム下敷」の申し込み方法
   送料(切手160円分)を同封の上、当協議会宛てにお申し込みください。
なお、多くの部数をまとめてご希望の場合は、別途ご相談ください。

上記のニュースリリースはこちら

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2006年08月10日

「くすりのしおり」は正しくご利用ください!---注意喚起を掲載しました。

 当協議会のホームページで公開している「くすりのしおり」について、このデータを一括して自動収集してしまうソフトが使用されています。短時間に機械的にデータを収集するため、その間、協議会のサーバーはオーバーロードしてしまいます。他の方々が協議会にアクセスしようとしても、一定時間は不通の状態になってしまいます。多くの方々が大変迷惑をしています。
 また、自動収集した人たちは何にお使いかは分かりませんが、日々更新されている「くすりのしおり」データをプールして使う限り、その中には更新前の古い情報がまじっており、信憑性は大変あやしいものになります。
 「くすりのしおり」は®マークが付いているように、登録商標を持っており信頼性が基本です。最新の信頼できる医薬品情報を医療関係者に提供するため、100社を超える企業の担当部門が日々内容を確認し、データ更新作業を行っています。その精神をいささかでも揺るがす行為は、当協議会として見過ごすことはできません。今回、協議会の「くすりのしおり」コーナーに警告文を掲載させていただきましたが、上記の経緯を十分ご理解いただき、「くすりのしおり」はあくまでも本来の目的で、正しく使っていただきますようお願いします。
(なお、公開されている自動収集ソフトによる、当協議会サーバーへのアクセスはないことを確認しています。)

「くすりのしおり」の注意喚起はこちら

2006年08月08日

くすりの絵文字「ピクトグラム」に大きな反響・ただいま「お試し版」無料提供中

 当協議会は7月20日、くすりの絵文字「ピクトグラム」改訂版51種類を公表しましたが、その後大きな反響をいただいております。NHKニュースをはじめ、読売、毎日、サンケイなどの全国紙で紹介され、さらに業界各紙でもそれぞれにくわしく取り上げていただきました。その結果、ホームページからの「くすりの絵文字」ダウンロード数は、公表から2週間で保険薬局の薬剤師を中心に1,600件を超えました。同時に、レセコンソフト会社、薬袋提供会社、医療機関にさまざまなツールを提供している会社、などから問い合わせや採用の打診が届いております。約2年前に28種類を公表したときと比べ、病院薬剤師、介護施設、養護学校、教育関係者などのダウンロードが多くなったことが特徴です。参考までに、職種別の内訳をご紹介いたします。
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ピクトグラムの庫(くら)はこちら
 
 現在、協議会のホームページ上で、「お試し版シール5種類を無料で提供」とのご案内を掲載しています。くすりの絵文字に興味をお持ちの方は、ぜひこのお試し版を活用して、ご自分の薬局で試してみてください。必ずや、患者さんに新たな反応が見られるものと思います。申請方法は次の通りです。
  ・くすりの絵文字51種類の中から、自分で試してみたい5種類の絵柄を選ぶ。
  ・HPから申請用紙をダウンロードして、5種類の絵柄に○印を入れる。
  ・協議会宛てにFAXで申請する。
  ・折り返し当協議会から、5種類のお試しシールと活用マニュアルを郵送する。
種類別に印刷した「ピクトグラムシール」は、現在作成中です。自分でラベル印刷をしない場合は、必要な絵柄のシール購入について、都道府県の薬剤師会、または当協議会にお問い合わせください。

お試し版シール申請はこちら

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2006年07月20日

~もっと「くすりのケア」をしてあげてください~くすりの絵文字「ピクトグラム」改訂版で51種類に

 当協議会は、これまで提供してきた28種類のくすりの絵文字「ピクトグラム」に訂正や追加を行い、今回51種類のくすりの絵文字改訂版を公表しました。2年前に28種類のピクトグラムを公表しましたが、その後、トライアルの結果や協議会内に設けた「ピクトグラム懇話会」の検討を経て、医療現場で実践的に活用できる改訂版として51種類を開発したものです。
 さらに、薬剤師が調剤の際に「具体的にどのような活用方法があるのか?」とのヒントを集約した「くすりの絵文字活用マニュアル」を編纂して、同時に配布することにいたしました。くすりの絵文字51種類は、これまで通り当協議会のホームページから全てダウンロードして、誰でも利用することができます。また、目的に合わせて絵柄のサイズを調整することも可能です。
 くすりの絵文字はくすりの説明書に替わるものではありません。保険薬局の薬剤師は調剤時に、くすりの説明書やくすりの袋を用いて患者さんとのコミュニケーションに日々努力されています。しかし、それでもなお、飲み忘れや誤飲がなくならないのも現実としてあります。「くすりを正しく用いることで、患者さんの病状が1日でも早く良くなってほしい」との願いを実現するためにも、くすりの絵文字を服薬説明の最後の「ダメ押しツール」として、「くすりのケアマーク」として、広く活用いただけるよう期待しております。
 なお、これまでホームページでは「ピクトグラムの庫(くら)」として、28種類のくすりの絵文字の活用方法を紹介していました。今回、改訂版開発を機会に全面的にリニューアルして、「活用マニュアル」とも連動させ、くすりの絵文字の全体像がすぐ理解でき、使い勝手が良くなるよう再構築しております。また、くすりの絵文字を扱っている保険薬局が患者さんにすぐ分かるよう、「取扱い店表示ステッカー」をホームページで紹介しています。

ピクトグラム活用のページ「ピクトグラムの庫」はこちら

ニュースリリースのページはこちら


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2006年07月19日

通常総会を開催しました(事業活動のトピックス)

 当協議会は平成18年7月13日午後、経団連会館にて第18回理事会および第28回通常総会を開催しました。平成17年度の事業報告と平成17年度決算報告が審議され、原案通り承認されました。
 平成17年度の事業活動は、次の4項目を基本方針として推進しました。
  (1)医療の受け手である患者さんのエンパワーメントを高め、患者さんと医療の送り手との信頼関係を深めることで、適正な医療、医薬品使用につながる事業を展開する。
  (2)一人ひとりの人間性を尊重した環境づくりを配慮する。
  (3)事業の効率化と透明化を更に進める。
  (4)事業の内容、成果を積極的に社会に提示し、評価をいただく。
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 各事業での成果は、およそ次のようなものです。
 <<薬剤疫学部会>>  
  ・製造販売業者の市販後安全対策を支援するために設立した「育薬アカデミー」を開催し、実践的な高レベルの研修を会員向けに実施しました。
  ・データーベース化した「降圧剤使用情報」を用いて、①Ca拮抗剤の副作用発現に薬物代謝酵素CYP3A4が及ぼす影響、②降圧剤と非ステロイド性消炎鎮痛剤の併用における降圧効果の変化、について調査・検討しました。
 <<コミュニケーション部会>> 
  ・「くすりのしおり・あり方検討会」の答申を受け、時代を反映させた質的改善をはかり、新版「くすりのしおり」として再構築しました。
  ・くすり教育ではホームページくすり教育ではホームページ上で約120枚のパワーポイントスライドを公開し、また関連資材の貸し出しや提供を行い、「児童向けくすりの授業」の実践を支援しました。
 <<その他の事業>>
  ・RAD-AR活動の帰し方、行く末について総括するとともに、新しい方向を見出すために一般市民を対象に意識調査を実施しました。
  ・これまで提供してきた28種類のくすりの絵文字「ピクトグラム」に訂正や追加を行い、51種類のくすりの絵文字改訂版を開発しました。
  
    
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