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妊産婦さんのくすりの適正使用を考えるセミナーを一般と報道関係者向けに開催

 妊娠中・授乳中の薬の服用は、妊産婦さんが一度は気にするテーマの一つです。そこでくすりの適正使用協議会は、10月11日に「妊産婦さんのくすりの適正使用を考えるセミナー」を開催しました。当日は、一般、報道関係者、製薬企業など約70名が参加し、大変盛況なセミナーとなりました。
 セミナーの冒頭、まずは本年9月に協議会が行った、「妊娠・授乳と薬に関する調査」(300名対象 / インターネット調査)の結果について、くすり教育委員会の寺門委員から報告しました。
調査では「3人に1人が妊娠に気が付かず薬を飲んで不安になったことがある」、「3人に2人が自己判断で薬を我慢した経験がある」など、妊娠・授乳中の薬の服用に対して強い不安を抱いていることが分かりました(調査詳細はこちらを参照)。
 続いて、聖路加国際病院 女性総合診療部医師の酒見智子先生が講演し、多くの妊婦さんが心配する「妊娠のごく初期に飲んだ薬」は殆ど影響がないと考えられている、妊娠4~7週は赤ちゃんの器官形成が行われる期間のため特に気を付ける、など、妊娠と薬の基本的な知識が分かりやすくアドバイスされました。
 また先生は「母体を守ることが赤ちゃんを守ることになる」と強調、むやみに薬を我慢するのではなく、必要な時は医療関係者と相談しながら賢く薬を使う事が大切と話されました。
 最後の質疑応答では、一般の方の「持病をもちながら妊娠するにあたり、専門医や産婦人科医、薬局とどうコミュニケーションを取ればよいか」などの質問が出されたり、報道関係者からも、男性が飲んでいる薬(例:C型肝炎の薬)も赤ちゃんに影響することがあるとは知らなかった、など多くの質問や感想が寄せられ、熱心なやりとりが行われました。
 なお本セミナーでは、女性向けRAD-AR(レーダー)カード「妊娠・授乳中とくすり」を配布しました。この小冊子はくすり教育委員会がこの1年をかけて企画・制作したもので、佐藤孝道先生(武久レディースクリニック)、今回講演頂いた酒見先生に監修頂きました。
 本小冊子が広く普及し、妊産婦さんが事前に正しい知識を持つことで、安心して妊娠・授乳に備えてもらえればと考えています。

冊子の閲覧・ダウンロード

インターネット調査詳細

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