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2015年09月30日

「高齢者と介護者が知っておきたいくすりの適正使用」をテーマに、平成27年度 第1回メディア勉強会を開催

 くすりの適正使用協議会は、平成27年度第1回メディア勉強会を、9月9日(水)に東京大手町にて開催しました。
 今回はテーマを、『高齢者と介護者が知っておきたいくすりの適正使用‐安全な服用のためのヒント‐』とし、メディスンショップ蘇我薬局の管理薬剤師で、在宅医療支援薬剤師である雜賀 匡史先生に講演頂きました。
 講演では冒頭、高齢化社会を迎え要介護者が急激に増加している現状が紹介され、その後、雑賀先生の現場でのさまざまな実体験の紹介と共に、高齢者と介護者が心掛けるべき「服薬三か条」が紹介されました。なお、これらの三か条は、雜賀 匡史先生、並びに千葉市薬剤師会 在宅介護委員会が作成したものです。
 当日は報道関係者26名が参加し、実施後のアンケートには、介護、高齢者、残薬など現在話題のテーマであり大変良かったとの意見が多く見られました。
 詳細な内容は来年2月発行のレーダーニュースにて報告の予定です。

高齢者の服薬3か条

かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師をもちましょう
処方箋を同じ薬局に持参することで、日々の健康状態や使用薬を把握した、自分だけの薬剤師をもつことができます。

「お薬手帳」は、一人一冊を常に携帯しましょう
「お薬手帳」は薬の重複を防ぎ、飲み合わせを調べるのに必要です。 常に携帯することで、外出時の急変や不慮の事故に遭遇した場合でも、迅速に救急医療を受けることができます。

飲みにくい薬があるときは、薬剤師に相談しましょう
薬剤師が薬を適切な形に変更する、数種類の薬を一袋にまとめるなど、薬を飲みやすくするための工夫を行います。

介護者の服薬3か条

薬を使用した後の体調変化に気をつけましょう
高齢者は身体機能が低下しているため、効果や副作用が強く出てしまうことがあります。日々の変化とともに、服薬後の体調変化にも気を配る必要があります。

薬を飲み込むまで、しっかり見守りましょう
嚥下機能や認知機能の低下した高齢者では、薬をしっかり飲み込めるかの確認が必要となります。やさしく声を掛けながら見守ることが大切です。

薬の管理・整理で困ったら薬剤師を頼りましょう
薬を指示通りに飲めないときは、薬剤師に相談することで、処方内容の見直しや残薬整理をすることができます。


作成:作成:雜賀 匡史先生・千葉市薬剤師会 在宅介護委員会

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夏休みのイベント「夏休みスペシャル体験講座」や「教員のための消費者教育講座」で出前研修を実施

 7月から8月にかけては夏休みということもあり、くすり教育委員会には数多くの出前研修の依頼がありました。

 特に、東京都消費生活総合センター主催「教員のための消費者教育講座」での出前研修は、7月22日に立川、8月18日には飯田橋で実施しました。本講座は、教員のための消費者教育講座で、全16講座のうちの1講座を当協議会が担当し、くすり教育の授業の一例と医薬品の基礎知識を中心に紹介しました。
 家庭科を担当する教員の方々を中心に、養護の先生や保健体育の先生も含め、幅広い教科の先生方が参加されました。身近な話題であったためか非常に多くの質問があり、大変盛り上がりました。センター事務局の方からは「これまでの講座の中で最も質問が多かった」とのコメントを頂きました。
 
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 8月8日は、東京都教育委員会が主催する「夏休みスペシャル体験講座」で出前研修を行いました。本講座は子ども達を対象とした、企業や団体による体験型の19講座から構成されており、当協議会はその1つを担当しました。
 児童・生徒対象とした1時間40分の講座のあと、学校関係者を対象に30分ずつ2回に亘って講座の狙い等の解説を行いました。
 児童・生徒を対象とした前半のパートでは、グループワークを活用した実験や体験学習を中心に構成しましたが、小学生から中学生と幅広い年齢層が対象であったため、個々の生徒の理解力には大きな開きがあり、解説に苦労する一面もありました。参加した児童・生徒のアンケートによれば、内容はしっかりと理解できているようで、楽しんでもらえたものと感じています。

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2015年09月08日

RAD-AR News Vol.26,No.1 発刊のお知らせ

広報誌「RAD-AR News(レーダーニュース)」の<Vol.26,No.2>を2015年9月8日に発行しましたので、その概要をご案内します。是非ご覧ください。

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■■■レーダーニュースPDFはこちらから■■■

≪RAD-AR News Vol.26, No.2コンテンツ≫

■黒川理事長が会員企業トップに聞く! Vol.13
「バイオ医薬品で新しい価値の創造を
   ~コンパニオン診断薬を用いた適正使用~」
 協和発酵キリン株式会社 代表取締役社長 花井 陳雄氏

会員企業のトップの方との話し合いを通して考える対談企画。
第13回は、発酵技術で培われたバイオテクノロジーを基盤とする協和発酵キリンの花井社長との対談です。バイオ医薬品の適正使用の領域で同社が進めている革新的な取り組みや、患者さんへの貢献への思いについてお話を伺いました。

■■対談記事はこちら■■

■一般社団法人 くすりの適正使用協議会へ
 平成27年度臨時総会および第36回理事会報告

くすりの適正使用協議会が7月9日に開催した、臨時総会および第36回理事会にて、法人化を含むすべての議案が満場一致で承認されました。

■くすりの適正使用協議会会員一覧

■くすり教育 現場探訪 拡大版
「自分の健康を自分で守れる子を育てたい」
 高崎市教育委員会・高崎市立高南中学校

今回は、今年1月に中学3年生を対象に保健体育教諭と学校薬剤師のチーム・ティーチング(T・T)で研究授業を行った群馬県高崎市立高南中学校に伺いました。
実際に授業を行った保健体育教諭と学校薬剤師、そして教育委員会の担当者、計4名の先生に、それぞれの立場からお話をお聞きしました。

■新規加盟会社紹介 旭化成ファーマ株式会社

3月に新規加盟会社として入会した、旭化成ファーマ株式会社のご紹介です。

■リレーインタビュー 薬学教育と薬剤疫学4
「バイオマーカー探索で副作用発症リスクの評価に貢献
          ‐データベース研究の普及を目指して‐」
名古屋市立大学大学院 教授 頭金 正博 先生

第3回の飯原 なおみ先生(徳島文理大学香川薬学部 教授)からのバトンリレーで、第4回は名古屋市立大学大学院の頭金 正博先生にお聞きしました。
先生からは、ナショナルデータベースの特長と限界、ゲノム疫学による副作用の発生リスク特定など、さまざまな取り組みをご紹介頂きました。

■新刊書のご紹介
「医薬品リスク最少化のための実践的アプローチ
              CIOMS Working Group IX 報告」

■薬についてのソボクなギモン
Q:薬の品質はどのように確保されていますか?

■くすり相談室最前線vol.2 東和薬品株式会社
「くすり相談室に寄せられる医療関係者や一般の方からの生の声
ジェネリック専業メーカーだからできる、製剤技術や付加価値の創造」
東和薬品株式会社 営業本部 学術部

第二回は、黒柳徹子さんのテレビCMが印象的なジェネリック医薬品専業メーカーである、東和薬品株式会社本社学術部のくすり相談室を訪問しました。


■NEWS & TOPICS
□ HPVワクチンのリスコミに関する調査結果を学会発表
□「RAD-ARカード 子供用」をリニューアル

■知っていますか?この実態 第9回
「患者さんとのコミュニケーションに関する用語を知っていますか?」

■くすりの適正使用協議会の現況

■■■レーダーニュースPDFはこちらから■■■

2015年09月07日

新刊書のご案内 「医師が知りたい医学統計 よりよいEBMの実践」

 この度、協議会のメディカルアドバイザーである浦島充佳氏(東京慈恵医科大学)が、「医師が知りたい医学統計 よりよいEBMの実践」を発刊します。
 患者中心の臨床を実践するために、診断・治療を科学的に裏付ける数理、統計学の知識を網羅しています。
 書店でお申込ください。

【医師が知りたい医学統計 よりよいEBMの実践】
東京慈恵医科大学 教授 浦島充佳氏
発行:東京図書
定価:本体3,200円+税
発売日:2015年9月10日(予定)

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