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『第9回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会』で調査結果を発表

 くすりのしおりコンコーダンス委員会は、5月24日、星薬科大学(東京)で開催された第9回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会(参加者147名)において、標記の調査結果を口頭発表しました。
 今回は、コンコーダンスによるコミュニケーションがより必要と考えられる高血圧患者に対して、薬剤師がどのようなコミュニケーション対応を行っているのか、また、「コンコーダンス」などのコミュニケーション関連用語の認知度について調査しました。調査対象は、週に1日以上患者と接しており且つ高血圧患者との応対をしている薬剤師485名です。
 その結果と考察は以下の通りです。

1.高血圧患者初来院時のコミュニケーションは、「わかりやすい言葉で話す」、「患者を肯定的に受け止める」などは良く実施されていたが、「図や表で理解を促す」、「復唱法を使う」などはあまり実施されていなかった。
2.コミュニケーション関連用語の認知度では、「コンプライアンス」・「アドヒアランス」は良く認知されていたが、「コンコーダンス」の認知度は低かった。
3.「コンコーダンス」を良く認知している薬剤師は、患者さんとの双方向的な関係を育んでいる、又は患者さんとの双方向的な関係を育んでいるから「コンコーダンス」を良く認知している可能性が伺えた。
4.「コンコーダンス」を良く認知している薬剤師は5%に過ぎず、高血圧等慢性疾患においてコンコーダンスに基づいたコミュニケーションは重要であることから、動画等のわかりやすい資材を用いた更なる普及啓発が必要であることが示唆された。


■詳細は抄録および発表に用いたスライドをご覧ください。