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『第89回日本感染症学会』で研究結果を発表 -HPVワクチンにみる日米欧のリスクコミュニケーションの比較研究-

 4月16日、京都国際会館で開催された第89回日本感染症学会(参加者 約2600名)にて、ベネフィット・リスクマネジメント/リスクコミュニケーション啓発委員会・海外情報分科会は、標記の研究結果をポスター発表し、多くの質問や貴重なアドバイスをいただきました。

 リスクコミュニケーション(リスコミ)は、リスクに関する情報を利害関係者間で共有し、納得のうえ判断するための技法で、近年、FDAやEMAはリスコミの重要性について提言しています。海外情報分科会はリスコミを研究課題として取り上げ、その実践例としてHPVワクチンのリスコミに着目しました。本邦ではワクチン接種の積極的勧奨が一時中止され、接種に対する考え方が、一般人にとって理解しづらいものとなっています。HPVワクチンのリスコミを日米英で比較し、リスコミのあるべき姿について検討しました。

 その結果、リスコミを行う上での重要な要素を下記の4項目にまとめることができました。

 1.普段からの教育や啓発活動
 2.一貫性を持った情報発信が受け取る側の信頼につながる
 3.タイムリーに必要な情報を発信する
 4.分かりやすく伝えたい相手に合わせた表現方法をとる

詳細は当日発表したポスターをご参照ください。(PDF)