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2015年05月27日

【新刊案内】医薬品リスク最小化のための実践的アプローチ (CIOMS Working Group Ⅸ 報告)

 くすりの適正使用協議会は、2014 年にCIOMS 委員会が発行した「CIOMS Working Group Ⅸ Report」を日本語へ翻訳し、『医薬品リスク最小化のための実践的アプローチ』という題名で丸善出版株式会社より発売しました。

<発刊のご案内、申し込みフォーム>

<本書の紹介記事(RAD-AR NEWS)> 


◆本報告書について◆
 リスクのない医薬品は存在しませんが、リスクの性質・程度は軽微なものから極めて深刻なものまで多種多様です。性質の異なる様々な医薬品のリスクに対して、一律通常のリスク最小化のみで対処するのは不十分であり、適時適切な追加のリスク最小化を検討すべきです。
 本書には、追加のリスク最小化を必要とするリスクの決定方法、的確なリスク最小化ツールの選択方法や効果検証手段などが具体的に記載されています。また、追加のリスク最小化が必要とされた7つの医薬品を取り上げ、リスク最小化ツールとその実践結果が記述されています。

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監訳:くすりの適正使用協議会
発行:有限会社 レーダー出版センター
発売:丸善出版株式会社
価格:会員 \4,000+税
    一般 \5,000+税

2015年05月22日

『第89回日本感染症学会』で研究結果を発表 -HPVワクチンにみる日米欧のリスクコミュニケーションの比較研究-

 4月16日、京都国際会館で開催された第89回日本感染症学会(参加者 約2600名)にて、ベネフィット・リスクマネジメント/リスクコミュニケーション啓発委員会・海外情報分科会は、標記の研究結果をポスター発表し、多くの質問や貴重なアドバイスをいただきました。

 リスクコミュニケーション(リスコミ)は、リスクに関する情報を利害関係者間で共有し、納得のうえ判断するための技法で、近年、FDAやEMAはリスコミの重要性について提言しています。海外情報分科会はリスコミを研究課題として取り上げ、その実践例としてHPVワクチンのリスコミに着目しました。本邦ではワクチン接種の積極的勧奨が一時中止され、接種に対する考え方が、一般人にとって理解しづらいものとなっています。HPVワクチンのリスコミを日米英で比較し、リスコミのあるべき姿について検討しました。

 その結果、リスコミを行う上での重要な要素を下記の4項目にまとめることができました。

 1.普段からの教育や啓発活動
 2.一貫性を持った情報発信が受け取る側の信頼につながる
 3.タイムリーに必要な情報を発信する
 4.分かりやすく伝えたい相手に合わせた表現方法をとる

詳細は当日発表したポスターをご参照ください。(PDF) 

2015年05月13日

RAD-AR News Vol.26,No.1 発刊のお知らせ

広報誌「RAD-AR News(レーダーニュース)」の<Vol.26,No.1>を2015年5月13日に発行しましたので、その概要をご案内します。是非ご覧ください。

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■■■レーダーニュースPDFはこちらから■■■

≪RAD-AR News Vol.26, No.1コンテンツ≫

■黒川理事長が会員企業トップに聞く! Vol.12
「適正使用実現のために新しい技術・手法を駆使し医療の場に提供」
Meiji Seika ファルマ株式会社 代表取締役社長 小林 大吉郎氏

会員企業のトップの方との話し合いを通して考える対談企画。
第12回は、Meiji Seika ファルマ株式会社の小林社長との対談です。赤ちゃんのミルクから日々の食事、流動食まで、人生のあらゆる場面で関わりのある製品を幅広く手がけ、2016年に創立100周年を迎える明治グループの中心的存在であるMeiji Seika ファルマのくすりの適正使用について語っていただきました。

記事はこちらから

■シリーズ:私のくすりのしおり活用法
「患者さんから『引き出す能力』を身に付け、コンコーダンスモデルの実践を」

現場で日々患者さんと向き合っている薬剤師の先生方に、「くすりのしおり」の活用方法をお聞きしました。
今回は、望星北浦和薬局の野田先生です。
野田先生は独自のコンコーダンスモデルを構築。
モデルでは薬剤師側に「伝える能力」だけでなく「引き出す能力」が必要、そのためには今までの薬剤師としてのキャリアをリセットする必要があるという野田先生。
勿論、モデルの中では「くすりのしおり」も有効に活用されています。

■リレーインタビュー:薬学教育と薬剤疫学 第3回
「明日の医療をより良くする薬剤師を育てたい
~データベースを駆使し解析できる次世代に向けて~」
徳島文理大学 香川薬学部 教授 飯原 なおみ 先生

大学等で薬剤疫学の教育に取り組む方々へのインタビュー。
今回お話を伺った飯原先生は、病院勤務時代、肝疾患患者さんに起こる原因不明の低血糖の原因が同じ薬だと気付いたことが薬剤疫学の本格的な取り組みを始めたきっかけ。
自らの経験をもとに先生が育成を目指す薬剤師とは?、データベース構築の難しさとは? 先生の熱意に、
当初の予定を大幅に超えた長時間インタビューとなりました。

■シリーズ:くすり教育現場探訪
東京薬科大学教授 加藤 哲太 先生

保健体育教諭や学校薬剤師、養護教諭が取り組む医薬品の授業について取り上げる「くすり教育現場探訪」。
今回は、薬剤師の立場から医薬品の教育を広めている、東京薬科大学教授の加藤 哲太先生に編集部がお聞きしました。
東京都小平市のある中学校で、薬の専門家として、一般用医薬品の添付文書を副教材にどんな授業を行ったのかを聞くことができました。

■シリーズ:くすり相談室最前線 Vol.1
「スピードと専門性を重視したハイブリッド型おくすり相談室
インターフェースとハブ機能を駆使」

製薬企業と患者さん・ご家族や医療関係者をつなぐ「くすり相談室」。
その最前線での業務の実際と各社の特色ある取組みについてシリーズで紹介します。第一回は、充実した対応で評価の高いアステラス製薬株式会社メディカルアフェアーズ本部メディカルインフォメーションセンターを取材しました。

■第35回 理事会報告
「平成27年度事業計画および予算を承認 法人化に向け始動!」

■NEWS & TOPICS
□『一緒に話してみませんか? あなたと薬のこと ~入院編~、~在宅編~』Webで公開!
「くすりのしおり」を活用した、薬剤師と患者さんとのコミュニケーション促進動画第二弾

□第8回「くすりのしおりクラブ」担当者会議を開催

□医薬品リスク最小化のための実践的アプローチ 
         CIOMS Working Group IX報告を刊行

□降圧剤使用成績調査等データベースプロファイルが集計で明らかに

■RAD-AR News読者アンケート結果のご報告

■薬についてのソボクなギモン

■知っていますか?この実態 第8回
「あなたが、インターネット販売で一般用医薬品を選ぶ際のポイントを教えてください。」

■くすりの適正使用協議会の現況

■■■レーダーニュースPDFはこちらから■■■