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2015年03月27日

第35理事会 開催

 くすりの適正使用協議会は、第35回理事会を3月12日(木)に当協議会会議室において開催し、すべての議案について承認されました。
 昨年11月に施行された薬機法では、第1条6項に示された「国民の役割(責務)」等、医薬品に関わる者それぞれに、医薬品の適正使用に向かって担う役割や義務が整理され、今後も医薬品を取り巻く急速な環境変化が予想されます。協議会はこれら社会情勢の変化に鑑み、これまでの四半世紀の歴史、実績を踏まえ、なお一層、「医薬品を正しく理解し、適正に使用することの啓発活動」を引き続き展開していくことが了承されました。
 また、さらに透明性を高め、信頼を得て活動していくため、一般社団法人化への移行についても了承されました。今後、当協議会が法人格を取得することになれば、更なる活動の幅の拡大が期待されます。

■審議事項
第1号議案 平成27年度事業計画および予算
第2号議案 法人化の諾否
第3号議案 会員の入会および退会
第4号議案 年会費

■報告事項
1) 平成26年度事業概要
2) 会員勧誘活動

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2015年03月25日

当協議会が構築した、降圧剤使用成績調査等データベースの プロファイルを明らかにし、報告書を作成

 データベース委員会では、平成15年より約15万症例の降圧剤使用成績調査等データベースを構築しています。その疫学研究への利用の可能性をさぐるため、平成26年3月に拡張された本データベースのプロファイルを確認し、その内容を報告書にまとめ、ホームページにアップました。

【主な結果】
・他の疫学研究と患者背景を比較したところ、本データベースは、健常人を含めた日本人の背景とは相違点があるものの、日本における高血圧患者全体の患者背景を示していることが分かりました。

・本データベースは、1980年代から2000年代までの症例が集積されていますが、正常高血圧、I~III度高血圧のいずれのグループにおいても、血圧値が140/80mmHgに近づいていく傾向にありました。現在の高血圧治療の方針に当てはめても、日本の高血圧治療がガイドラインに近い水準で行われていました。

■今回の全ての検証内容については報告書をご覧ください。

■本データベースの研究等への利用は、当協議会の会員以外にも、教育機関及び公的な研究機関(独立行政法人格の施設、国公立病院等)の研究者の方も可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。

■その他、データベースに関してはこちらのページをご覧ください。

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日本薬剤師会 平成26年度くすり教育研修会で医薬品教育のブースを出展

 くすり教育委員会は、(公社)日本薬剤師会 学校薬剤師部会が3月12日に都内で主催した、くすり教育研修会にブース出展を行いました。研修会には学校薬剤師、養護教諭や保健体育教諭など約120名が参加し、高校生用DVDや小中学生用のPPTが入ったCD-ROMなどを配布しながら啓発活動を行いました。
 研修会では、「医薬品に関する教育の必要性~期待される学校薬剤師の役割」と題して文部科学省の北垣邦彦調査官が講演しました。続いて、くすり教育の5つの事例が報告されました。報告では、薬学部教授や地域の学校薬剤師会の取り組み、また保健体育教諭と学校薬剤師のT・Tで行われた授業事例などが発表されました。このうち4例では、教材として協議会のくすり教育教材が使用されており、くすり教育のサポートを始めて以来継続している教材面からのサポート活動が、少しでも現場の役に立っていることを実感しました。

出前研修 岐阜地区保健担当者会議(第2研究グループ研修会)

 くすり教育委員会は、平成27年3月18日(水)に岐阜地区の高等学校及び特別支援学校に勤務する養護教諭19名の研究グループを対象に医薬品教育の「出前研修」を実施しました。

 各高等学校においては、薬物乱用教育については経験がありますが「子供達に医薬品について効果的な指導を実施し、医薬品の使用について適切な行動や判断ができるように繋げる」ことを目的に依頼があり実施しました。

 「出前研修」では、くすり教育を取巻く環境、薬の基礎知識を学んだ後、「授業の1例」として、先生方に実験を実体験してもらい授業等に反映できる内容とした。
 参加した先生方からは、「実験が分かりやすく学校でも実施していきたい」、「実験は説得力があり、保健指導で実施してみようと思いました」、「実験で使用する材料が簡単に手に入るもので出来ることがわかった」「ホームページの内容やDVDや貸出教材も指導に使えると思いました」、「保健指導は、視覚的に実施すると効果的だと思っていたので、今後の指導を計画するのに参考になった」等、早速、保健指導等に活かしてみようとする反応があり有用な研修になりました。

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2015年03月24日

出前研修 仙台市立寺岡中学校

 くすり教育委員会は、平成27年3月16日(月)に、宮城県仙台市立寺岡中学校で、中学校1、2年生と先生、約280名を対象に、保健講話の一環でくすり教育の出前研修を実施しました。
 今回は、同校の学校薬剤師の先生からの依頼で、薬物乱用防止教育を実施する前段階で医薬品について取り上げたいとの要望から実施に繋がりました。当日は学校薬剤師の先生と当協議会のくすり教育アドバイザーの2名で講話を進め、学校薬剤師の先生には、薬の体内動態や血中濃度についての解説をお願いしました。
 他のパートでは、くすり教育アドバイザーが生徒と先生全員に配布した色紙を使って皆さんの意見を確認したり、事前に取った寺岡中学校の生徒のアンケート結果と全国平均を比べながら、薬の正しい使用法について解説しました。講話終了後には生徒から質問もあり、薬の正しい使い方を理解してもらえたように思います。

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出前研修 東葛薬学研究会

 くすり教育委員会は、平成27年3月14日(土)に、千葉県の東葛薬学研究会でくすり教育の出前研修を実施しました。研修には学校薬剤師10名のほか、保健調剤薬局や病院薬剤師など70名が参加しました。
 今回の出前研修は、昨年施行された薬機法に「国民の役割」が記載されたのは大変画期的であるとして、現場の調剤薬局薬剤師に、啓発活動の現状や教材を紹介する目的で企画されました。
 今回は、学校薬剤師でない薬剤師の方が多く参加されたことから、今学校でどんな医薬品教育が行われているか、また先生方が一般生活者向けにさまざまな機会で薬の適正使用を指導する際の参考になればという思いで行いました。
 研修は通常の内容で行いましたが、研修後に出された質問はこれまでに無いほど多く、例えば「よりよいくすり教育のためのツールは? 有志の集まりはないか?」「教科書には具体的にどのように書かれているのか?」など積極的な質問に、協議会側もこれまでの経験をフルに活用して回答しました。

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2015年03月16日

旭化成ファーマ株式会社が3月12日付けで入会

【新規会員について】
 旭化成ファーマ株式会社(本社:東京・千代田区、代表取締役社長 堀 一良)は、理事会の承認が得られ、2015年3月12日付で「製薬企業会員」として正式に入会いたしました。
 これにより協議会の会員は、製薬企業会員23社、個人会員3名、賛助会員1社となりました。

協議会会員一覧はこちらからご覧ください。

2015年03月12日

出前研修 佐野日本大学中等教育学校

 くすり教育委員会は、平成27年2月16日(月)に栃木県佐野市の佐野日本大学中等教育学校の教員を対象に「くすりの出前研修」を実施しました。
 同校は、中学・高校の一貫校であり教育現場で最低限必要な知識を学び教育のスキルアップを図る目的で継続的に研修会を開催しています。
 今回は第2回目として「医薬品教育」をテーマに、46名の教職員が参加しました。

 研修では、くすり教育を取巻く環境、くすりの基礎知識、さらにより理解を深める為に実験を交えた授業の一例を紹介しました。
 実験では、先生方から「オー」という驚きの声も上がり、参加型・視聴覚型の授業を取り入れて行くことの重要性が再認識できたとの感想をいただきました。
 また、「薬の飲み方がなぜ大切か? 理由がわかれば生徒達もきちんと服用できるようになる」「生徒に授業でくすりの適正な使用方法を伝えていきたい」との意見をいただき、実施者側も大変有意義に感じた研修会でした。

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2015年03月09日

平成26年度第2回メディア勉強会を開催

 くすりの適正使用協議会は、平成26年度第2回メディア勉強会を、2月27日に東京大手町にて開催しました。
 今回はテーマを、『一般用医薬品のインターネット販売解禁半年後の実態調査から考える「くすりの適正使用」-かしこい生活者になるために-』とし、帝京平成大学薬学部教授の井手口 直子先生に講演頂きました。
 講演ではまず、井手口先生の監修のもと行った「一般用医薬品のインターネット販売解禁半年後の実態調査」の結果について発表頂きました。
調査結果では、「インターネットで一般用医薬品を選ぶ際に重視されるのは、副作用や飲み合わせよりも価格」であったり、「医薬品を販売している店舗情報よりも、楽天、yahooなどの属しているオンラインモールを基準に購入サイトを選択している」などの傾向が見られるなど、薬の適正使用の観点からは不安な状況が見えてきました。
 この調査結果を受けて井手口先生は、かしこい生活者になるための知識と知恵について解説しました。例えば、インターネットで購入できる医薬品の種類や、信頼できるサイトのチェックポイント、薬の解説書に書かれている事項の確認の重要性などを解説し、さらに、分からないことは薬剤師などの専門家に確認しながら、かしこく医薬品を使いこなせる生活者に、と締めくくりました。
 本調査結果は当協議会ホームページにて参照可能です。

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出前研修 東京都新宿区立新宿中学校

 くすり教育委員会は、平成27年3月5日、東京都新宿区にある新宿中学校にて、同中学校3年生の生徒と先生、約100名を対象に、「薬を正しく理解する」というテーマで出前研修を行いました。
 新宿区では中学校3年生まで医療費が無料であり、卒業後は有料になることから一般用医薬品を使う機会も増えていきます。今回は卒業を間近に控えた3年生に、薬の正しい知識を身につけてから卒業してほしいという学校の強い思いから、開催に結びつきました。
 今回は、要所要所で、生徒さんたちに配布した赤・青・黄・緑の色紙を挙げてもらい、考えを確認しながら進めました。
 冒頭は自然治癒力から話を始め、薬の目的を解説し、全員が参加する実験を通して基本的な薬の飲み方を確認しました。また、薬がどのように体を巡り効きめをあらわすかを学び、とくに生徒同士でよく見られる、薬のやり取りなどの危険性なども説明しながら、「薬は正しく使ってこそ薬」と訴えました。講演の締めくくりとして、昨年の11月に施行された法律(医薬品医療機器等法)により、国民、すなわち生徒たち一人ひとりが、薬の有効性と安全性に気を付けながら正しく使っていくことが役割と定められたことを伝えました。
 卒業後に、少しでも今回の話の内容を思い出して役立ててもらえることを願っています。
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