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2015年02月27日

【ニュースリリース】一般用医薬品のインターネット販売解禁から半年後の実態調査結果を発表 薬のインターネット販売利用者の、安易な価格偏向明らかに

 平成26年6月から一般用医薬品のインターネット販売が解禁され、半年以上が経過しました。そこで協議会は、インターネット販売解禁後の一般市民の意識と行動を明らかにするため、昨年6月以降にインターネットで一般用医薬品を購入した経験がある人500名を対象に調査を実施しました。
 調査結果から、利用者は医薬品を選ぶポイントとして副作用や飲み合わせには関心が低く、圧倒的に価格を重視しており、購入サイトに関しては店舗の情報よりも、属しているオンラインモールの大きさで選択していることなどが分かりました。
 リリース本文及び調査結果詳細は、以下をご覧ください。

【ニュースリリース】一般用医薬品のインターネット販売解禁から半年後の実態調査結果を発表 薬のインターネット販売利用者、安易な価格偏向明らかに

2015年02月26日

第8回「くすりのしおりクラブ」担当者会議 開催

 レーダー出版センターとくすりのしおりコンコーダンス委員会は、第8回「くすりのしおりクラブ」担当者会議を、平成27年2月10日(火)に大手町サンスカイルームで開催しました。
 講演では、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構の俵木 登美子先生と、ソニー株式会社 harmo 事業室ソリューション開発課長 福士 岳歩先生をお招きし、それぞれ「医薬品の安全性情報を患者に届けるために」、「電子お薬手帳 harmo(ハルモ)ご紹介」をテーマにご講演いただきました。
 まず、俵木先生は、昨年秋に医薬品医療機器機法が施行されたのを受け、国民等の関係者の役割が明確化されたこと、添付文書が厚生労働大臣への届出制になったこと等をお話しいただきました。
 その後、福士先生からは、現在一部地域で試行中で、「くすりのしおり」のデータを導入した電子お薬手帳サービス『harmo(ハルモ)』について紹介があり、その特長として個人情報は クラウドサーバーには保存せず、手持ちのharmoカードのみに保管することで、個人情報が保護されることや、またもう一つの特長として、自分のスマートフォンで家族のチェックもできることが紹介されました。
 会議後半では、くすりのしおりコンコーダンス委員会、岸野委員から、「英語版くすりのしおり®」啓発活動として、業界雑誌への掲載、日薬情報おまとめ便サービスでの配布の紹介がありました。また「くすりのしおり®」を活用した薬剤師と患者とのコミュニケーション動画の第二弾として、『病棟編』と『在宅医療編』の動画が今春公開されることが報告されました。
 レーダー出版センター黒川氏からは、「くすりのしおり®」の使われ方として最近は電子お薬手帳での利用が増加していることや、くすりのしおり登録管理システムの利用上の変更点の報告がありました。また英語版「くすりのしおり®」ガイドライン第二版が完成したのを受け、事務局片山氏からその改定点の説明が行われました。ほか、協議会で薬局での外国人患者への対応についてのアンケート調査を実施した調査結果が紹介されました。

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出前研修 小手指メンズカレッジ 

 くすり教育委員会は、平成27年2月13日(金)に、埼玉県所沢市の小手指メンズカレッジのメンバーを対象に「出前研修」を実施しました。
 小手指メンズカレッジは、年5回シリーズでテーマを決めて研修を行っており、今回は平均年齢68歳の男性と公民館の職員の方、計18名が参加しました。
 研修では、薬の基礎知識や、薬の疑問に実例を交えながら回答するコーナーのほか、恒例の薬の正しい使い方の実験も行い、より理解を深めるようにしました。アンケート結果でも実験が最も印象に残ったとの回答が多く、研修後にはメンズカレッジのメンバーの1人から、「孫に自分で実験をして見せ、どうして薬は水でのまなくてはいけないかを説明するつもり」など、嬉しいコメントも頂きました。
 そのほか、アンケートのコメントには「生活の常識、知恵を確認できた」「薬については初の受講、もっと聞きたい気持ち」などが見られ、薬の使い方の常識を確認する一方で、さらに薬に興味を持って頂けたようです。実施側としても大変有意義に感じた研修会でした。

2015年02月18日

 「薬剤疫学を学ぶ会」を開催(会員向けセミナー)

 ベネフィット・リスクマネジメント/リスクコミュニケーション啓発委員会は、明治薬科大学 教授 赤沢 学 先生を招聘して、2月6日に「薬剤疫学を学ぶ会」を開催しました。医薬品安全監視活動等への薬剤疫学の活用が求められている現状を反映し、会員企業のファーマコビジランスや安全性管理の担当者ら31名が熱心に聴講しました。

講義内容の概略は以下の通りです。

 PECOとバイアス(Misclassification)
P(患者選択)、E(薬剤曝露)、C(比較対照)、O(結果)を定義するときに注意すべき点と、一般化可能性、比較可能性、誤分類の影響など

 ケースコントロール研究(Database study)の発展
ネステッド・ケース・コントロール研究、ケースコホート研究

 処方理由による交絡(Confounding by Indication)
多変量解析、傾向スコア、操作変数法で何ができるか


【参加者の声、抜粋】
▶一方的な講義ではなくワークショップ形式での進行は、考えながら理解を進めることができるという点で非常に効果の高いセミナーでした。赤沢先生の人柄もあって、しみ込むように頭に入ってきました。ちょうど詳しく知りたかった内容であり、レベル的にもマッチしていたと感じました。このような形式で今後も是非継続できたら良いと思います。

▶先生からご紹介いただいた教科書を復習のためにも早速購入しました。

▶今回は議論の時間や発表の時間が限られていたと思います。もっと議論の時間を多くとって、議論を深めるような研修を企画いただけるのであれば、また、是非参加してみたいと思いました。  

(ベネフィット・リスクマネジメント/リスクコミュニケーション啓発委員会、薬剤疫学分科会)