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2014年10月31日

出前研修 杉並区立東田中学校にて、くすりの授業を実施

 くすり教育委員会は2014年10月11日(土)、杉並区立東田中学校の全校生徒、及び保護者や教員ら約370名を対象に、一般向け出前研修の一環として、保健講話「健康な体と薬の正しい使い方」の講師を勤めました。
 今回の保健講話は、同中学校の新事業として新設された「家庭との連携事業」の時間として、養護教諭が中心となって企画されました。医薬品の授業は中学3年で行われますが、実際には医薬品はその前から利用するものであり、『医薬品に関する正しい知識をもち、適切に使用する能力を培う』『自分自身が体調不良の時に、どうすれば良いかを判断し対処する「セルフメディケーション」を理解し習得させる』ことが今回の目的とされました。
 実際の講話では、講師から出した質問に対して、全校生徒に事前配布した色紙を挙げてもらいながら意見を聞いたり、保健委員の生徒さんが檀上で実験する様子をライブで映したりしながら、全ての薬には「主作用」と「副作用」があり正しく使う必要があることの理解と、セルフメディケーションに繋げて解説する参加型の活動にしました。
 同校で行った医薬品の適正使用に関する事前アンケート結果によれば、協議会が蓄積している全国の小中学生を対象とした使用実態調査よりも、東田中学校の生徒さんは殆どの設問で全国平均を上回っていました。また授業後のアンケートでは、「これから薬局でくすりをもらうときに、主作用と副作用について聞こうと思った」など、医薬品に対する理解が深まったことが示されました。
 今回の講話には保護者も参加したことから、保護者・生徒共に、これまで以上に、医薬品への理解とセルフメディケーションに繋がることが期待されます。

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2014年10月29日

『第47回日本薬剤師会学術大会』でポスター発表およびブース出展を実施

 「くすりのしおり®」は、医師から処方される医療用医薬品について、薬剤師が患者さんに説明する際に使用する説明書で、患者さん・ご家族の視点に立ち、分かり易い表現で記載されています。この「くすりのしおり®」を使った、患者さんと薬剤師とのコミュニケーションの一例として、動画『一緒に話してみませんか?あなたと薬のこと』をホームページ上 で公開しています
 今回、くすりのしおりコンコーダンス委員会では、この動画を視聴した薬剤師518名を対象としたアンケート調査結果『患者と薬剤師のコミュニケーションを啓発する動画の有用性及びくすりのしおり®の現況に関する検討』を、第47回日本薬剤師会学術大会[於:山形(10/12-13)]において発表しました。また、同時にブースを出展し、動画の紹介や『英語版くすりのしおり』の周知活動も行いました。
 アンケート結果によると、動画を閲覧後、「今よりもっと患者とのコミュニケーションを取りたいと思った」が86%、くすりのしおりが「患者とコミュニケーションツールとして活用できると思う」が32%、「やや思う」は52%、動画に対しは概ね高い評価となりました。
 くすりのしおりコンコーダンス委員会では、患者さんと医療者の間でよりよいコミュニケーションが円滑に行われることで最善の治療を行えるよう、また、これまで以上に患者さん自身が薬を正しく理解し用いることで健康保持とQOLの向上に寄与できるよう、今後も活動を進めていきたいと考えています。

発表したポスターはこちら
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『2014 子どもとためす環境まつり』に出展

 2014年10月11日(土)、くすり教育委員会は、中央区立月島第一小学校で開催された『2014 子どもとためす環境まつり』にブース出展をしました。
 子どもとためす環境まつりは、中央区環境保全ネットワークが主催・中央区が共催しており、中央区内のさまざまな企業がブース出展し、親子が環境について体験しながら学べるイベントです。
 今年7回目の出展となった今回は、「くすりの正しい飲み方の3つのルール」として「薬はコップ1杯の水かぬるま湯で飲む」ことを学んでもらうため、大型紙芝居『あいちゃん、くすりを正しく飲めたかな?』を新規開発し、ご家庭の身近な会話を題材としたストーリーを通じて、透明カプセルを使った“ペタペタ実験”や“ジュース実験”などを体験してもらいました。
 また、薬に関する○×クイズのコーナーも好評で、約110名の子ども・保護者の方にお越しいただきました。子ども達をはじめ、保護者も一緒に学ぶことで、薬を正しく飲むことの大切さをより理解していただけたと思います。
 くすり教育委員会は、これからも国民の医薬品リテラシーの向上に貢献できるよう活動していきます。

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2014年10月22日

レベルアップした高等学校「くすり教育」の授業を、「薬と健康の週間」(10/17~23)にあわせてメディアに公開~平成26年度第1回メディア勉強会~

 くすりの適正使用協議会は、報道関係者の皆様を通じ、より多くの方々に「くすりの適正使用」の重要性について理解いただくために、2014年度もメディア勉強会を2回シリーズで企画・実施しています。
 本年度の第1回目を、10月20日(月)に27名の報道関係者が参加し、筑波大学附属高等学校(東京・文京区)のご協力を得て開催しました。
 学校における医薬品の教育は、平成24年度から中学校で義務化され、平成25年度からは高等学校でレベルアップした内容に変更されました。高等学校では今回の学習指導要領改訂により、医薬品の扱われる単元が変更されたため、実質的には、多くの高校で今年度から新たな内容での授業が実施されます。
 今回の授業は、筑波大学附属高等学校の保健体育教諭 貴志 泉先生が担当、高校2年生40名の生徒を対象に行われました。
 授業の冒頭、協議会が作成した高校用DVDの「第1章 医薬品とは」が流され、医療用医薬品と一般用医薬品の違いや、ジェネリック医薬品などを学びました。続いて、先生の体験も交えながら、第一類、第二類、第三類医薬品のそれぞれの違いや、薬剤師・登録販売者など、販売者の違いにも触れ、さらに、新薬とジェネリック医薬品の概要を解説したうえで、どうして日本でジェネリック医薬品のシェアが低いのかを生徒に考えさせました。エボラ出血熱などの最新の話題などにも触れながら生徒に様々な切り口で興味を持たせ、最後におくすり手帳や服薬管理アプリの必要性を解説。自分たち一人ひとりが薬を適正使用し、主体的に健康を考える、セルフメディケーションの重要性を最後の纏めとされました。
 全国的にこの秋から冬にかけて行われる、レベルアップした医薬品の授業に、少しでも弾みがつけばと考えています。

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2014年10月16日

平成26年度学校環境衛生・薬事衛生研究協議会で、医薬品教育のブースを出展

 くすり教育委員会は、10月2日~3日にかけて岡山市で行われた、学校環境衛生・薬事衛生研究協議会で、医薬品の教育に関するブース出展を行いました。
 同学会は、学校環境衛生及び薬事衛生について研究協議を行い、学校における保健管理及び保健教育の充実を図ることを目的としています。今回は、学校薬剤師、養護教諭、保健体育教諭、教育委員会の担当者など約460名が参加しました。
 同学会へのブース出展は、協議会としては数年ぶりでしたが、最近参加していた学会と比べると、医薬品の教育に強い関心を持つ参加者が多く、久しぶりに強い手応えを感じたブース出展となりました。
 準備してきた資料セット150部は初日の昼までに殆ど配り終えてしまい、200部持参した高校生用のDVD「医薬品とは」についても2日間でほぼなくなるなど、医薬品教育を既に実践していたり、強い関心を持つ学校薬剤師、養護教諭、保健体育教諭の先生方が多数来訪しました。
 また、第2分科会「医薬品教育部会」では、協議会に出前研修を依頼されたことがある、医薬品教育の実践者による講演が行われ、聴講者も多く、さまざまな質問が飛び、活気のある分科会でした。

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2014年10月07日

出前研修 秋田県薬剤師会 学校薬剤師部会

 くすり教育委員会は、一般社団法人秋田県薬剤師会学校薬剤師部会の会員54名の参加のもと、平成26年8月31日に「くすり教育の進め方~その背景と授業の実際~」について出前研修を行いました。
 この度の秋田県学校薬剤師部会からの申込みは、東北6県の薬剤師会からの初めてのケースでした。同会では、昨年末に、県下の小・中・高等学校を対象に学校薬剤師に関するアンケートを行った結果、引き続きくすり教育の支援の要望が多かったことから、今回の出前研修が企画されました。
 出前研修のプログラムは、1.くすり教育を取り巻く環境、2.授業の一例、3.教材紹介を約2時間で行いました。特に2.授業の一例では、同会の鈴木 豊先生に学校薬剤師役を引き受けていただき、実践さながらのチームティーチング方式で行いました。受講者の皆さんも真剣に聴講していたのが印象的でした。
 質疑応答では、児童生徒の学年別や一般の方々への指導方法、教育現場の先生達との係わり方など、日頃くすり教育を実践している中での質問が多く、改めてくすり教育に関して苦労されていることを痛感しました。研修会終了後のアンケートからは、既に年度内にくすり教育を実施予定との回答が多く寄せられ、くすり教育に対する熱意を感じた出前研修でした。

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出前研修 北埼玉地区学校保健会 保健主事養護教諭研究協議会

 くすり教育委員会は、平成26年9月9日に埼玉県加須市にある北川辺文化センター「みのり」大ホールにおいて、北埼玉地区学校保健会 保健主事養護教諭研究協議会に所属する小学校、中学校勤務の会員108名の参加のもと、「くすり教育の進め方~その背景と授業の実際~」について出前研修を行いました。
 北埼玉地区学校保健会は、保健主事と養護教諭の合同研修会を、毎年一回開催しています。今回は、くすり教育が中学校で保健学習として行われ、小学校でも保健指導として行う必要性を感じたことがきっかけとなり、今年度の合同研修会のテーマに取り上げられました。
 出前研修のプログラムは、1)薬の基礎知識、2.)くすり教育を取り巻く環境、3)授業の一例、4)教材紹介を約2時間で行いました。シアター式の会場だったことから、アイスブレイクとして〇×ゲームを取り入れ参加型の研修としました。
 研修終了後のアンケートでは、授業の一例での実験が最も参考になったとの意見が多く寄せられました。また、今後薬に関する保健指導の予定については、ほぼ全員の方が「行う予定」との回答で、今回の出前研修を契機に、加須市内の小・中学校で、一層くすり教育が盛んに行なわれることを確信しました。