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茨城県立江戸崎総合高等学校で、生徒を対象とした「おくすり教室」を実施

 くすり教育委員会は、平成26年6月10日に茨城県立江戸崎総合高校の1年生5クラス約200名を対象として、「道徳」の時間に「くすりの正しい使い方」をテーマとした「おくすり教室*」を行いました。
 茨城県では「道徳教育」の充実に力を入れており、江戸崎総合高校ではさまざまなトピックスをゲストティーチャー(専門家)から学ぶ時間として企画・実施しています。今回は当協議会に、医薬品の正しい使い方についての講演依頼があり、指導教諭の管理下で実施しました。
 冒頭は、生徒に薬に対する興味を持ってもらうために6問の○×クイズから開始しました。例えば「学校に薬を持ってきたことがある?」、「近くに飲み物がなかったので、飲み物無しで薬をのんだことがある?」などの問いかけに対し、生徒全員に配布した○×札で答えて貰いました。そして、協議会がこれまでに調査し蓄積した全国の小中学生のデータと同校での答えをその場で比較しスクリーンに映して生徒の関心を高めました。「学校に薬を持参したことがある」生徒は、全国の中学生では22%に対し、同校では約70%にも上りました。
 続いてクラス毎に集まり、参加型の体験学習を経験してもらうためにくすりの正しい使い方の実験を行いました。まずは「コップ1杯の飲み物でのむ」ことを理解するためのペタペタ実験を生徒全員で、次に「水でのむ」ことを理解するためのジュース実験を生徒の代表の協力を得て行いました。実施後のアンケートによれば、この実験が最も印象的だったようです。
 さらに、薬の血中濃度の仕組みや用法・用量、薬の説明書を守って使用することの重要性、また薬の主作用や副作用について抗アレルギー薬を例として説明を行いました。
 なお、今回は高校1年生が対象であったため、中学校の「保健体育」で義務教育となっている“医薬品教育”の内容を中心に構成しました。ところが、アンケートの自由回答には「非常に役に立つ内容だった」「実験が分かり易い」「これまでの知識が間違っていたが、改めて知る事が出来て良かった」などの意見も多く、中学で履修した内容であっても、重ねて伝えることの重要性が示唆され、協議会としても貴重な経験となりました。

*一般向けの「出前研修」は、「おくすり教室」と呼ぶことになりました

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