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尼崎市学校保健会大会 特別講演で出前研修を実施

 くすり教育委員会は、平成26年1月30日に尼崎市立教育総合センターで開催された「平成25年度 尼崎市学校保健会大会」の特別講演で、「くすり教育の進め方」についての出前研修を行いました。同大会には「くすり教育」に係わる尼崎市学校保健会所属の学校三師会、校・園長、保健主事、養護教諭、PTAら教育指導関係者、計136名が参加されました。

 今回の出前研修は、昨年の10月に実施した尼崎市養護教諭研究会高等学校部会での出前研修に出席されていた尼崎市学校薬剤会会長 廣瀬 豊氏からの依頼がきっかけでした。
 廣瀬会長は依頼の理由として、
『従来学校薬剤師は、児童生徒が快適な環境で健康保持と学習能力の向上を図るのが第一義で、学校衛生基準に基づく検査とその結果の事後処置と維持助言をすることが主でした。しかし、新たに平成21年学校保健法の一部改正により、学校保健教育の中に保健学習と保健指導が定められ、これにより学校薬剤師はその専門性から、医薬品の正しい知識と正しい服用法による副作用の防止、依存の防止、ひいては薬物乱用の防止を指導することになりました。ごく初期には一部の学校教諭のなかに、これを学校薬剤師による職場介入と捉えた人もありましたが、昨今では誤解も解け、「くすりの正しい使い方」授業の良きアドバイザーとして担当学校薬剤師への依頼が益々高まっています。』とコメントしています。

 特別講演の出前研修では、1.くすり教育の取り巻く環境、2. 授業の一例、3. 協議会の教材紹介の内容で行いました。中でも2.の授業の一例は教諭と学校薬剤師のチームティーチング方式で行い、参加者に児童生徒役として実験などに協力いただきながら研修を終えることができました。
研修終了後参加者からは、学校薬剤師、養護教諭、保健体育教諭の関わり方が参考になった」、「ぺたぺた実験やジュース実験など、視覚的な教材がとても分かりやすかった。カプセルや錠剤の模型を作ってみたい」など、意欲的な感想をいただきました。
 また、「子どもの薬は主に保護者が管理するので、保護者向けの講演会に良いと思った」など、まさに子ども達だけではなく大人にも医薬品リテラシー*が必要だと一考いただいたことで、研修の意義が更に向上したのではと思いました。
 今回の出前研修を機に、尼崎市にて保健体育教諭、養護教諭、学校薬剤師の三者の有機的連携のもと、魅力のある「くすり教育」が行われる事が期待されます。

*医薬品リテラシー:医薬品の本質を理解し、医薬品を正しく活用する能力

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