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第23回日本医療薬学会年会にて教育セミナーを開催

 9月22日に仙台で開催された「医療薬学会」において、「くすりの適正使用協議会」主催の教育セミナーを開催しました。薬剤疫学の基礎知識を普及させる目的で企画した本セミナーでは、「薬剤疫学の研究デザインと実例」と題して、コホート研究、ケースコントロール研究、ネステッド・ケースコントロール研究などの研究デザインと、その実例を紹介しました。また、講演の中でバイアスや交絡についても解説を加えました。参加者は約200名余りで、会場はほぼ満席でした。
セミナーの座長は明治薬科大学の赤沢 学教授がつとめ、当協議会委員の明山氏、鈴木氏の両者がそれぞれ研究デザインと実例について講演しました。
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講演後の討論では、「ケースコントロール研究の場合の最適なケースに対するコントロールの選択数の比率は」「相対リスクとオッズ比の近似について」「相対リスクやオッズ比はどの位の数値になったら安全対策に反映するのか」等、フロアーから活発な質問が出されました。
最後に、医療現場の先生方に対し以下の要望が演者側より出されました。
・企業としては、ひとつの相対リスクやオッズ比で、すぐに安全対策はとりづらい。ハザード比をより正しいものとするためには、観察研究を何件か実施していただきたい。
・観察研究でも、事前にプロトコルを作成してIRBにかけ、公表を前提に研究を開始することが求められている。
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