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2013年08月30日

『災害時・非常時のために「今」はじめるくすりの適正使用 ―首都圏直下型地震、南海トラフ巨大地震などの災害発生に備えて―』をテーマに、メディア勉強会を開催

 くすりの適正使用協議会は、報道関係者の皆様を通じ、より多くの方々に「くすりの適正使用」の重要性についてご理解いただくために、2013年度もメディア勉強会を3回シリーズで企画しています。
本年度第1回目は、8月23日(金)にJAビル(東京・大手町)において、26名の報道関係者が参加しました。
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 講演では最初に協議会から、生活習慣病により1ヶ月以上継続して処方された薬を服用している方500名を対象に行った調査結果を発表しました。特に“お薬手帳”を持っている人のうち、「常に“お薬手帳”を携行しているのは約1.5割」と、災害時のくすりの適正使用の備えが万全ではないことを報告しました。
続いて東京大学大学院 薬学系研究科 澤田康文先生より、『災害時・「くすり」で困らないために、「今」出来ること』のテーマで講演いただきました。
東日本大震災では、被災され避難所で診察を受けた患者さんが「これまでどの薬をどの様な用法用量で使用していたか分からず、適正な診断と治療が行えない」ケースがみられました。講演の中では、被災地支援活動を行った薬局薬剤師や病院薬剤師が患者さんの持つ“お薬手帳”を活用し、さらに“お薬手帳”等のくすり情報を持っていない患者さんへの薬剤師の薬学的知識と職能が発揮され、ヒヤリハットが回避された事例が多数紹介されました。
講演の後半では、『災害時に困らないために、自分でできる“医薬品とその情報”管理』として、首都直下型地震への備えとして、患者さん一人一人が出来る工夫が紹介されました。
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くすり教育出前研修 7~8月で5件実施

 今夏もくすり教育出前研修の要望が多く寄せられ、くすり教育アドバイザーが研修講師として全国を飛び回り、7~8月で5件、約400名の先生方を対象に研修を実施しました。
・7月21日 石川県薬剤師会 / 学校薬剤師約90名
・7月29日 千葉県特別支援学校教育研究会/保健主事・養護教諭 約70名
・7月31日 志賀中学校区研究会(滋賀)/ 全教員約80名
・8月4日 埼玉県薬剤師会 /  学校薬剤師 約100名
・8月6日 市川市教育委員会 学校保健教育研究部 / 養護教諭 約60名

 今年の出前研修では、新学習指導要領に沿った高校生向けの医薬品教育の解説を要望する団体が見られたことが特徴でした。
昨年秋に、協議会、日本製薬工業協会、日本OTC医薬品協会の3団体は、現場教諭から最も要望の強かった「医薬品の出来るまで」を含めたDVD教材を制作しており、既に全国の各高校担当の学校薬剤師の手から高等学校(保健体育教諭・養護教諭)に届けられています。
研修では授業の一例の中で、このDVDの「出来るまで」も用いて先生方にご紹介しました。
また、研修に出向いた際に現場の先生にお話を伺ったところ、中学校での医薬品の保健学習は、ある地区では保健体育教諭が中心に進めているが、薬局の休み時間である5時間目を利用し、学校薬剤師が出向いて協力している学校もあるとのことでした。
地区により連携の形はさまざまですが、医薬品の教育が少しずつ進んでいることを実感しています。
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2013年08月20日

RAD-AR News Vol.24-No.2 発刊のお知らせ

機関誌「RAD-AR News(レーダーニュース)」の<Vol.24-No.2>を平成25年8月20日に発行しましたので、その概要をご案内します。
是非ご覧ください。

≪コンテンツ≫
■黒川理事長が会員企業トップに聞く!

『さまざまなチャネルで適正使用の重要性を発信していこう』
第一三共株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 中山讓治氏+黒川理事長
会員企業の経営者と黒川理事長の対談企画。
第5回目は、第一三共株式会社社長 中山讓治氏です。
対談記事はこちらから

■TOPICS PART-1
・くすりの適正使用協議会 平成25年度 会員一覧
・協議会新規加盟会社 「マルホ株式会社」のご紹介

新体制となり2年目となる今年、新たに皮膚科領域に強いマルホ株式会社が製薬企業会員として加盟し、製薬企業会員は19社となりました。

・RAD-ARシンポジウム 第1部
特別講演 薬事法改正(案)とくすりの適正使用

初開催となるRAD-ARシンポジウムでは、前・厚生労働省大臣官房審議官(医薬担当)の平山佳伸先生により、改正薬事法(案)について詳細に講演頂きました。

・RAD-ARシンポジウム 第2部
くすりの適正使用協議会 平成24年度事業報告・平成25年度事業計画

■薬剤師さんに聞く! 私の「くすりのしおり」活用法
望星薬局 前田正輝先生 滝澤健司先生

神奈川県を中心に15店舗を展開する望星薬局。
設立当初からの、患者さんとのコミュニケーションを大切にする、取組とポリシーについてインタビューを行いました。

■医薬品のリスク管理-Risk Management Plan-最新情報
欧米でのベネフィット・リスク評価フレームワークの開発と動向【Ⅱ】

4月から施行されたリスクマネジメントプランの最新情報をお届けする、シリーズの第二回。
今回は、産官学の動向として、BRATとCIRSについてお伝えします。

■インフォメーション
【くすりの授業体験談】大学教員による小学校でのくすり教育(保健指導)の実践
びわこ成蹊スポーツ大学 准教授 谷川 尚己先生

前号(Vol.24,No.1)では、くすり教育やくすりのしおりを用いた体験談を募集。
今回は寄せられた体験談の第一号として、くすり教育の取り組みをご紹介します。

■SERIES「知っていますか? この実態」
第2回 子どもの医薬品使用実態

■TOPICS PART-2
・くすりのしおりサイト
・注射版と英語版のDDLSでデータ提供を開始 さらに検索のしやすさを充実させて全面リニューアル
・協議会ホームページ 9月に大幅リニューアル

「協議会サイト」と「くすりのしおりサイト」をリニューアルします。
既にくすりのしおりサイトはリニューアルが完了し、より検索しやすくなりました。
また、医療機関等への、注射版や英語版のデータ提供も可能となりました。

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