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2013年02月27日

第6回「くすりのしおりクラブ」担当者会議を開催

 「くすりのしおり®」は医療者から患者さんへ医薬品情報を提供する際のコミュニケーションツールのひとつです。
このくすりのしおりを作成している各企業の担当者との情報交換の場として、第6回「くすりのしおりクラブ」担当者会議を平成25年1月30日(水)に開催しました。
 くすりのしおり利用状況では、内服・外用剤の掲載品目数が11,253品目、注射剤1,173品目、英語版2,103品目と、2012年1月から比べて内服・外用剤が約1,100品目、注射剤が約140品目、英語版は約550品目増えたと報告がされました。
また、くすりのしおりの普及・啓発活動を行っている、くすりのしおりコンコーダンス委員会からは、くすりのしおり英語版の掲載数推移が上がっており、その理由として患者さんが海外に渡航する際に英語で説明された資料を必要としている等の調査結果が報告されました。
 プログラム後半の講演では、くすりのしおりを活用した動画「一緒に話してみませんか?あなたと薬のこと」の作成でご監修いただいた、井手口直子先生(帝京平成大学)と後藤惠子先生(東京理科大学)より、薬局(薬剤師)のコミュニケーションが今どのような流れになってきているのか、なぜ患者さんと医療者とのコミュニケーションが重要なのかをテーマにご講演いただきました。
 当協議会ではこれからも製薬企業各社と共に、患者さんや医療者の皆様に貢献できるよう、くすりのしおりの管理・運営に努めていきます。

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◆第6回くすりのしおりクラブ担当者会議
開催日:平成25年1月30日(水)14:00-17:00
場 所:大手町サンスカイルーム
挨  拶:黒川 達夫(くすりの適正使用協議会 理事長)
講  演:
1.「薬剤師の“いま”とくすりのしおり」
  帝京平成大学薬学部 准教授 井手口直子先生
2.「服薬アドヒアランスの向上へ 薬剤師によるコンコーダンスの取り組みの活用化を」
  東京理科大学 薬学部 健康心理学研究室 教授 後藤惠子先生

【議 事】
1.「くすりのしおり®」について
(1)「くすりのしおり®」利用状況と今後について
(2)「くすりのしおり®」のシステム関連
2.くすりの適正使用協議会 くすりのしおりコンコーダンス委員会報告
参加者  85社(クラブ会社数146社)

2013年02月25日

第3回メディア勉強会開催

 くすりの適正使用協議会は、報道関係者の皆様を通じ、より多くの方々に「くすりの適正使用」の重要性についてご理解いただくために、本年度もメディア勉強会を3回シリーズで企画し、実施しました。
第3回目は、2月19日(火)JAビル(東京・大手町)において、26名の報道関係者が参加し兵庫教育大学大学院学校教育研究科教授の鬼頭英明先生より「学習指導要領の改訂で変わる、高校生が学ぶくすりの適正使用 ~なぜ今、高等学校の『くすり教育』がレベルアップするのか?~」のテーマで講演いただきました。
鬼頭先生CIMG1955 (250x167).jpg
 
 平成12年にWHOが定義した「セルフメディケーション」の中で「医薬品使用についてのガイドライン」が示されたことを発端に、日本の学校教育においても「医薬品についての取り扱い」に関して動き始めました。
「将来、大人になった時、くすりについて正しい使い方ができるようにする」を目標に、義務教育終了段階で社会生活上で必要な医薬品の知識を得ている状態にするために、中学校では平成24年度から従来高等学校で学んでいた内容を学び、高等学校では平成25年度から更なる内容のレベルアップした学習指導要領の改訂が行われました。
<高等学校の学習ポイント>
①医薬品には医療用医薬品と一般用医薬品があること 
②承認制度により有効性や安全性が審査されていること 
③販売に規制があること 
④使用法に関する注意を守り、正しく使う必要があること 
⑤副作用には予期できるものと困難なものがあること

 情報が氾濫する現代社会において、正しい情報を取捨選択する力を育成する、習得した知識を行動につなげる実践力を育成する、というような視点から今回の学習指導要領の改訂が行われたと、講演されました。
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2013年02月01日

一般向け啓発活動:調布市立緑が丘小学校

 くすり教育委員会では、「医薬品リテラシーの育成と活用」を達成させるため、教育者に向けた「くすり教育」出前研修から発展した一般向け啓発活動を検討しています。
 今回は、調布市で3校目になる調布市立緑が丘小学校の保健委員会(児童の保護者、教職員、地域の住民など)約20名が参加しました。
調布市では、平成23年に小学校養護教諭研究会が実施した「小学生を対象とした薬の使用実態調査」で友達同士の薬の貸し借りなど薬の誤った使い方が常習化している、保護者自身が薬を正しく使用する基本的な知識や意識が充分でない等の実情があったことから、調布市の養護教諭が集まり医薬品をテーマに研究を続けています。今回の内容は、参加者が興味を持って参加して理解を得てもらうための「薬の基礎知識」と「薬の疑問にお答えします」の2部構成で参加型の双方向性コミュニケーションを中心に展開しました。
 今回得られた、経験を生かした一般向け啓発活動を検討していきます。
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養護教諭を対象とした出前研修(千葉県印西市)

印西市・白井市保健部会の要望により、教育者に向けた「くすり教育」出前研修を1月29日に実施しました。
両市の公立小学校及び中学校に勤務する養護教諭約30名が参加しました。
研修は、くすり教育を取り巻く環境からくすりの基礎知識、授業の1例の参加者体験、教材の紹介などを行い、くすり教育についての知識と授業へのヒントを習得いただきました。今年度の「くすり教育」出前研修は、全国14カ所での実施で終了しました。
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