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紹介コーナー:災害対応医薬品供給車両

 宮城県薬剤師会は、東日本大震災の経験を元に、「災害対応医薬品供給車両(Mobile Pharmacy)」を企画・製作しました。

 過日、当協議会がポスター発表をしました第45回日本薬剤師会学術大会(2012年10月7-8日浜松)にて宮城県薬剤師会が、東日本大震災の経験を元に、「災害対応医薬品供給車両(Mobile Pharmacy)」を企画・製作し、会場に車両を展示していましたのでご報告します。

 阪神淡路大震災(1995年)から18年、東日本大震災(2011年)から約2年が経過しようとしていますが、災害直後には、水や電気といったライフラインが途絶え、小児用の水剤の調整や要冷蔵の医薬品の扱いが難しくなります。
車内には100品目以上の調剤棚、秤、流し、トイレ、保冷庫の他、エアコン、処方内容や調剤の記録をとるためのパソコン、処方せんやお薬手帳の印刷のためのプリンターなど完備されています。携帯電話がつながらない場合は、無線通信資格不要となっている短距離通信用の「デジタルトランシーバー」が使用できます。
車体は大きめのバンで、普通自動車免許で運転可能です。電力は太陽電池とガソリンから作りだすことができるようになっています。車体に大きな液晶パネルを取り付けられるようになっており、衛星放送を受信し、車両に集まった人々への情報提供が可能になっています。車両本来の役目である医薬品の供給拠点としてだけでなく、被災された方への情報伝達拠点になることで、不安を少しでも解消する助けになれることが期待されます。
<外観1>
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<外観2>
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<車内1>
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<車内2>
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