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2012年09月25日

くすり教育 出前研修報告:水戸市学校保健会養護教諭部会-中ブロック

 くすりの適正使用協議会は、9月13日に水戸市学校保健会養護教諭部会-中ブロック15名を対象としたくすり教育の出前研修を行いました。今回の研修は、約2年半前に茨城大学教育学部附属中学校で行われた、医薬品の公開授業に参加していた本研修会の担当者と、協議会メンバーとの情報交換がきっかけだったことは大変な驚きでした。2年半前の啓発活動が実を結んだ事例でした。
 今回の研修終了後には、参加者にマグネパネルに触れていただき意見交換をできたのが有意義でした。その中で、教育現場の指導者は常に最適な教材を探し求めていることを再認識しました。
 このことは、研修プログラムのうち、模擬的に医薬品の授業を行う「授業の一例」にて、教材の使用様子をカメラで撮る参加者が多かったことからもうかがえます。また、実験のパートでは、生徒に理解させ納得させる科学的な根拠について質問がありました。
 受講者からのアンケートでは、「養護教諭は保健室で子供達に薬を与える事はなく、予防教育が主流で、自然治癒力を向上させる事が保健指導の中心です。薬を用いるセルフメディケーションと職務内容との関わり、非常に考えさせられました。」との感想が寄せられました。

くすり教育 一般向け啓発活動報告:調布市立八雲台小学校保健委員会

 くすりの適正使用協議会は、一般向け啓発活動として、8月30日に調布市立八雲台小学校保健委員会(児童の保護者、PTA会長、校長を含む教職員、学校医、学校歯科医、)22名を対象とした研修会を行いました。
 実施に至ったきっかけは、調布市小学校養護教諭研究会が昨年(H23年)に小学生を対象に薬の使用実態調査を行った以下のような結果にありました。
①友達同士の薬の貸し借りを無意識に行っているなど薬の誤った使い方が常習化している。
②その要因を辿っていくと、保護者自身の薬を正しく使用する基本的な知識や意識が十分でない。
 このことから八雲台小学校保健委員会では、保護者を対象に「薬の正しい使い方と知識」をテーマに研修会を行うこととなり、協議会の教育者向け出前研修プログラムが、希望のテーマとほぼ一致していたことから申し込みがありました。協議会では、保護者や学校保健委員会対象の研修は通常行っていませんが、協議会の中期計画で掲げている「医薬品リテラシーの育成と活用」の促進を見据えて実施することにしました。
 今回は、保護者向けにも薬の実験や、「薬の体内動態」「薬の血中濃度」(参考URLはこちら)などのマグネパネルの教材が有効だということが分かりました。また、Q&A方式で「お薬の疑問にお答えします」(参考URLはこちら)のコーナーを設けたことで、自然に保護者、講師、学校医の間で薬の正しい使い方について意見交換をすることができました。今回の「学校保健委員会」のような地域に密着した構成メンバーへの活動により「医薬品リテラシーの育成と活用」を考える上での参考となりました。

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第30回理事会報告

 2012年9月13日、くすりの適正使用協議会・会議室において第30回理事会を開催しました。新体制になって初めての理事会にあたり、黒川理事長からは以下のような所信が述べられました。
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 新体制となり、この理事会は協議会の最終意思決定機関になります。実のある審議の場にするように、私どもは精いっぱい努力して運営していきたいと思います。事業につきましては、「医薬品リテラシーの育成と活用」を掲げてRAD-AR活動を進めております。
さらに、中期計画に基づいて「活動拡大への基盤構築」を戦略の1つとしており、多くの製薬企業にご理解の上、会員になっていただきたいと考えております。これは、事務局だけで実現できるものでなく、理事の皆さんと会員社の方と一緒になって、運動を展開していければと思っています。そのためにも、協議会が行う活動は、時代の要請や時宜にあっていること、活動の成果が社会のために役立つものであること、大変厳しい経済情勢の中ご協力いただいている会員企業の皆さんから見ても十分な価値があると納得いくものでなければならないと考えております。
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 さらに平成23年度事業報告・決算報告が承認され、協議会の活動基盤拡大に向けた会員勧誘活動に伴う現行会員の年会費推移計画、並びに勧誘方針が了承されました。

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