« RAD-AR News Vol.23-No.2 発刊のお知らせ | メイン | 日本体育学会でも医薬品の授業についての発表が! »

くすり教育出前研修 7月末~8月まで6件実施

 くすりの適正使用協議会が実施している、くすり教育出前研修は、学校の先生方や学校薬剤師を対象とすることから、7~8月の学校の夏休み期間は最も研修依頼が多いシーズンです。
今年も7~8月にかけて、既に紹介した兵庫県南あわじを皮切りに、7件の研修を実施しました。今回は7月末~8月に実施した6カ所の研修会の様子を抜粋してお伝えします。
 昨年までは、出前研修の申し込みのきっかけが学校保健関係学会で配布した資料や、くすり教育ホームページを見てのものが大半でした。今年は、以前に出前研修を受講された先生からの口コミで次の研修に繋がるケースが多くみられています。

1.埼玉県上尾地区養護教諭研修会(実施日:平成24年7月30日)
 学習指導要領改訂に伴い医薬品の教育が必須になる中、保健体育教諭が保健室に協力を求めてくることを想定し、まずは医薬品について学び、最終的には具体的な授業の進め方についても知識を得ることを目的として依頼がありました。
今回の参加者13名は全員が高校教諭でしたが、通常協議会が行っている中学校教諭向けの内容を実施したにも関わらず、参考にして頂けたようです。しかし、高等学校新学習指導要領が実施されるのはまだ先であることから、周辺の高校教諭では、まだまだ意識が低いのが現状とのことでした。

2.東総養護教諭研修会(実施日:平成24年7月31日)
 会の養護教諭の中で医薬品に関する研修会の要望が多かったこと、以前に協議会の出前研修を受講した先生の評価が、出前研修実施の一番の決め手となりました。52名の養護教諭に参加頂きました。

3.岐阜県恵那市教育委員会 パワーアップ研修(実施日:平成24年8月2日)
 岐阜県から研修の依頼があり、講師は関西エリア在住のくすり教育アドバイザーが担当しました。
協議会から送付したくすり教育関連の資料がきっかけとなり、秋から始まる中学校の医薬品の授業準備が目的でした。参加者は小学校・中学校の養護教諭23名に加え、教育長も飛び入りで参加して頂きました。

4. 河口湖畔教育協議会保健研究部会(実施日:平成24年8月2日)
 参加者は12名、河口湖町から東京に出向き、まずは第一三共株式会社の「くすりミュージュアム」を見学し、その後協議会に移動して下さった皆さんを対象に研修を行いました。実は数年前にも協議会の研修を経験しており、当初はミュージアム見学だけの予定でしたが、以前受講した先生からの強い要望により、研修実施に繋がりました。
「くすりミュージアム」は最新の設備が駆使された体験型の博物館で、ゲームなどを通じて、子どもから大人まで楽しみながら薬のことを学ぶことが出来ます。
協議会からも徒歩7分程度と近く、薬について学んでから、くすり教育の背景や授業の一例を見て頂くことが出来て、良いコラボレーションが出来たと考えています。

5.府中市学校薬剤師会(実施日:平成24年8月9日)
 こちらも数年前、まだ中学校学習指導要領に医薬品が入る前に出前研修を実施した地区です。今回は学校薬剤師20名に参加頂きました。「授業の一例」では、参加した学校薬剤師の方に「学校薬剤師役」を、協議会が先生役を担当し、学校薬剤師が専門部分を受け持ち、先生役が授業の進行を担当する形も見て頂きました。

6.千葉県立松戸特別支援学校(実施日:平成24年8月24日)
 研修のきっかけは、中学校学習指導要領の改訂をふまえ千葉県教育庁教育振興部学校安全保健課と千葉県学校薬剤師会とが作成した、『「医薬品」に関する教育の考え方・進め方』の冊子に引用されている協議会の資料でした。
今回は同校の全教諭を対象とした研修となり、計95名の先生方に研修を行いました。

以上、簡単に6件の研修の様子をお伝えしましたが、過去からの活動が現在に繋がっていると強く感じた研修でした。
秋にも既に数件の研修依頼が寄せられており、またご報告いたします。

東総.jpg
〔東総養護教諭研修会〕

河口湖.jpg
〔河口湖畔教育協議会保健研究部会〕

千葉松戸.jpg
〔千葉県立松戸特別支援学校〕