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第1回メディア勉強会開催

 くすりの適正使用協議会は、報道関係者の皆様を通じ、より多くの方々に「くすりの適正使用」の重要性についてご理解いただくために、本年度も3回シリーズでメディア勉強会を企画しています。
第1回目は、「社会的問題として考えるくすりの適正使用~薬局、薬剤師との適切なコミュニケーションから始まる適正使用~」をテーマに、日本大学薬学部医療コミュニケーション学研究室教授の亀井美和子先生よりご講演いただきました。
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医薬品は、医師、薬剤師などの指示通り、用法・用量を守って適正に使用することで、初めてその効果を最大限に発揮することができる。しかし、服薬アドヒアランスの低下による飲み残しは多く、調査結果から約6割が残薬を経験している。この服薬アドヒアランスの低下の要因は、病気や治療薬への理解不足や副作用への不安から意識的・非意識的に服用しないという行動が存在する。その結果、自身の症状改善の遅れや身体への悪影響を引き起こすとともに、不必要な治療へ繋がり、さらには受診や入院にそれ以上の医療費が費やされている可能性がある。
これらを回避するためには、薬剤師の「ファーマシューティカル・ケア」*が効果的で、患者と薬剤師 1対1のコミュニケーションと連携が求められる。薬局が積極的にファーマシューティカル・ケアを行い、患者が単に薬を受取る場所ではなく、ケアを受ける場所と考え、薬局・薬剤師を選んで活用することも必要であると、講演されました。
 *ファーマシューティカル・ケア:「患者のQOL向上のために、薬物療法に責任を持つ」という薬剤師の行動哲学

【開催概要】
■日時:2012年7月13日(金) 14:00~15:00
■会場:JAビルカンファレンス
■参加記者:24名
■テーマ : 社会的問題として考える「くすりの適正使用」
    ~薬局、薬剤師との適切なコミュニケーションから始まる適正使用~
日本大学薬学部 実践薬学系 医療コミュニケーション学研究室
 教授 亀井美和子 氏

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