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2008年08月29日

京都府立高養護教諭両丹支部研究会でくすり教育に関する講演を行いました。

 くすりの適正使用協議会では、「できるだけ早い時期から、健康の大切さと、くすりを正しく使用するための基本的な学習が必要」と考え、児童・生徒を対象とした教材の開発や啓発活動等「くすり教育」に取り組んでまいりました。

 この度は京都府両丹地区の高校の養護教諭研究会にお招き頂き、京都府学校薬剤師会会長 守谷まさ子先生と共に「くすりの基礎知識 ~科学的に生徒に伝えるためには~」との題で研修を行いました。

◆研修会の日時及び内容
日時:平成20年8月21日(木) 13時30分~15時30分
内容:
[第一部:守谷まさ子先生]
・ 高校でくすりの授業を行う際の、①保健体育教諭と養護教諭のティームティーチング(TT)、②保体/養護教諭と学校薬剤師のTT、③学校薬剤師単独指導等、指導/学習形態。
・ 保健指導/学習を行う上での押さえるべきポイントや、健康の意義、薬の体内動態(ADME)、薬の血中濃度などの医薬品の基礎知識を解説。更に、「被害者救済制度」やオーダーメード医療の紹介。

[第二部:協議会]
・ すぐに授業で使えるパワーポイント版「基本教材」の紹介、学習指導案や事前アンケート等使った授業の組み立て。
・ 実験を含めたデモ(医薬品を服用する際の3つのポイント、①十分な量の、②水かぬるま湯で、③そのまま噛んだり外したりしない、を、理由をそれぞれ実験や模型で確かめながら解説)。
・ 基本教材を先生方がそれぞれオリジナル教材とするための編集テクニックの紹介。

◆ 実際の先生方の感想(抜粋)
・ 薬を利用することは単純で簡単なことではないのに、軽く単純に考えている現状があると思います。「知る」ということが自分を守ることになるのだということを実感しました。
・ 実験はわかりやすくおもしろく口で説明してもわかりづらいことが一目見てわかることのすごさを体験できました。
・ 現代の情勢に応じた教育内容の提案や指導の具体的方法について多くの情報をいただきとてもよかった。即戦力とすることができる教育教材も非常によかったです。

今後、今回お伝えした考え方と提供した教材が利用され、益々指導内容が充実していくことが期待されます!

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くすりの適正使用協議会では、上記のような研修会を承っております。
詳しくは協議会までお問い合わせ下さい。

平成20年度全国養護教諭研究大会に出展しました。

 くすりの適正使用協議会では、「できるだけ早い時期から、健康の大切さと、くすりを正しく使用するための基本的な学習が必要」と考え、児童・生徒を対象とした教材の開発や啓発活動等「くすり教育」に取り組んでまいりました。その活動の中で、今回は8月7日~8日の2日間に亘り開催された、平成20年度全国養護教諭研究大会にて、ブース出展を行いました。
この大会は文部科学省や鳥取県教育委員会が主催するもので、養護教諭対象学会の中でも大きなものです。全国から小中高の養護教諭940名参加し、第1日目は基調講演やシンポジウム、第2日目は課題別の研究協議が行われました。
 私達協議会は、8月7日に鳥取文化会館にてブース出展を行い、新学習指導要領改訂にくすり教育が新たに含まれる情報や、協議会作成のくすり教育教材を無償配布するなどのアピールを行いました。
新学習指導要領を意識した「くすり教育」に関する資材200部を提供、特にすぐに授業や指導に使えるパワーポイント版「基本教材」入りCD-ROMは大変喜んでいただきました。更にブースにいらした先生の中には、協議会の「くすり教育HP」から既に教材をダウンロードして使って下さっている先生もおり、私たちの活動が、現場の先生方のお役に立てているという、確かな手ごたえを感じとれたことは、大きな収穫でした。
08年2月に出展した、全国養護教諭連絡協議会主催の研究協議会の時よりも、先生方はくすり教育が今後義務化することをご存知であり、今後も引き続き周知活動に力を入れていきたいと考えています。
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静岡県裾野市養護教諭部 研修会で講演!

 くすりの適正使用協議会では、「できるだけ早い時期から、健康の大切さと、くすりを正しく使用するための基本的な学習が必要」との考えから、児童・生徒を対象とした教材の開発・提供、そしてその広報に重点をおき、「くすり教育」に取り組んでまいりました。

 静岡県は、県をあげて学校での「薬学講座」に取り組んでいる積極的な地域ですが、この度、静岡県裾野市の養護教諭の先生方から、「より子供達が楽しく効果的に学べるようなくすりの授業方法」についてリクエストがあり、7月28日に講演してまいりました。

 今回は先生方の中に中学校の先生もいらっしゃったことから、平成24年より施行される新しい学習指導要領にくすり教育が含まれる情勢も含めて、学習指導案も用いながらくすりの授業方法をお話しました。後半にはパソコン教室に移動し、くすり教育に使える教材を実際に触ってもらい、先生方お一人お一人の教材を作ってもらいました。

◆研修会の日時及び内容
日時:平成20年7月28日(月) 13時30分~16時
内容:
1)くすりの授業の進め方:
学習指導要領改訂による制度面や、授業の組み立て方(どのように?、何を? いつ?)を、学習指導案の例を参考に解説。
2)基本教材とは?:
学習指導案と対応させながら、協議会作成の基本教材の使い方(テーマ選択や対象選択)を解説。
3)くすりの授業デモ:
実際のくすりの授業を、実験や模型を交えてティームティーチング(TT)方式で実施。
4)くすり教育HPの紹介、オリジナルファイルの作り方:
PC教室に移動して、くすり教育HPの利用方法、基本教材の組み合わせやオリジナルファイルの作り方を解説、各自作成。

 受講された先生方は大変熱心で、大変良い雰囲気で研修をすることができました。先生方でくすりの授業実施経験がある方は1割強と少なかったのですが、研修の結果「今まで経験は無いけれど実施したい!」との答えてくださった先生が7割と、大変嬉しい結果となりました。また、今回の研修会実施の発端は学習指導要領改訂ではありませんでしたが、研修を受けて制度面の認識を新たにしたとの声が聞かれました。

 研修内容では特に「授業のやり方」「基本教材の紹介」「くすりの授業デモ」の関心が高く、授業を行う上でよりためになるような内容を評価頂いたようです。中学校にて今後くすり教育が義務化しますが、静岡地区ではその前に、小中学校にて「薬学講座」をうまく生かした養護教諭の先生方による、くすりの授業の企画・実施が楽しみなところです。

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◆実際の先生方の感想
・資料がたくさんあって、イラストもかわいいので、活用ができてありがたい。
・"薬の授業”となると、『一番に何を教えてよいかわからない』と思ってしまっていたのですが、教材の工夫などで色々なパターンの授業や保健指導ができるなということに気がつきました。新学習指導要領に記載されていることだけでなく、普段の子供達や保護者の発言などを聞いていても心配されることが多々あります。今後子供たちや保護者への指導に今日学んだことを生かしていきたいと思います。
・中学校では、なかなか十分な時間がとりにくいので指導要領がかわったとはいえ、十分指導はできないかもしれませんが、薬学講座、薬物乱用防止教育と合体させることで利用が広がると思います。

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くすりの適正使用協議会では、上記のような研修会を承っております。
詳しくは協議会までお問い合わせ下さい。

2008年08月26日

薬剤疫学セミナー Beginner Courseを開催しました!

 薬剤疫学セミナー “Beginner Course 2008” を7月24日(木)に東京(大手町サンスカイルーム)と、7月31日(木)に大阪(大阪薬業年金会館)で開催しました。

 製造販売後調査業務の実務経験が3年程度の方々を対象に、薬剤疫学の基礎知識修得を目的とし例年開催しております。業界団体やメディアを通じ非会員企業にも参加を呼びかけ、158名から申込みがありました(尚、当日の参加者は東京会場96名、大阪会場50名、総数146名)。
セミナーは協議会の認定講師8名による、薬剤疫学の各種デザインの事例を使った解説が主体で、最後に名城大学薬学部の後藤教授による特別講演「薬剤疫学の実践:医薬品の製造販売後の観察研究から見出されるもの」で終了しました。
アンケートの結果から、ほぼ全員が充実した1日を過ごされた事が伺え、セミナー開催の目的が充分に達成されました。
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2008年08月18日

薬剤疫学セミナーSenior Course 2008 開催のご案内

 くすりの適正使用協議会では、薬剤疫学を日常業務で実践できる知識修得を目的とした、薬剤疫学セミナーを下記の通り開催いたします。特別講演のテーマとして、今年度末に導入が予定されている「データマイニング」を取り上げました。今後どのように運用され、企業はどう対応して行くのか等、関心のあるところです。

 お申し込みは、くすりの適正使用協議会のホームページをご覧ください。なお、定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承下さい。

■日 時:平成20年9月18日(木) 9:30-16:30
■場 所:サンスカイルーム(朝日生命大手町ビル27F:東京駅日本橋口から徒歩1分) 
■住 所:〒100-0004 千代田区大手町2-6-1  Tel:03-3273-2258
■参加費: 10,000円/人   定 員: 100名
■申込み方法:下記サイトから、参加者ご自身でご入力下さい。折り返し、参加費の払込み先をメールでお知らせします。お払い込みが確認でき次第、受講票を送付いたします。
  ◇薬剤疫学セミナーホームページ

■申込み期間:8月18日(月)~9月10日(水)(定員に達し次第締め切ります)

【プログラム】
①医療統計と薬剤疫学の手法 
   浜田 知久馬 先生(東京理科大学工学部経営工学科 教授)
②実例で学ぶ薬剤疫学 
   藤田 利治 先生(統計数理研究所 教授)
③データマイニング手法の安全対策業務への導入
   奥平 朋子 先生 (医薬品医療機器総合機構安全部 医薬品安全課 主査)

問合せ先 くすりの適正使用協議会 
TEL:03-3663-8891  e-Mail: seminar@rad-ar.or.jp