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2008年04月14日

消費者教育教材資料表彰で「優秀賞」受賞!

 くすりの適正使用協議会は、「第6回 消費者教育教材資料表彰(*1)」(財団法人消費者教育支援センター*2)に『小学生向けくすりの正しい使い方(パワーポイント・スライド)』を応募し、この度、視聴覚資料部門において優秀賞を受賞いたしました。

★受賞理由及び選考委員会講評★
「子ども達にとって教育情報の少ない「くすりの基礎・注意点」がよくまとめてある。ナレーションを読むことで、授業のイメージがつかみやすく、保健授業や教員研修でも活用できる内容である。」


 協議会では、以前より「日本における小学生に対するくすり教育の重要性」を認識し、独自にスライド教育資材(パワーポイント・ライブラリー)を構築しておりました。
今回は応募に際し、小学生向けにスライドを精査し直し、漢字にはルビをふり、指導者が現場ですぐに使えるようにナレーション文や解説も付記いたしました。総応募数52件中からの優秀賞であり、今後1年間に亘り、実際の教育現場でトライアルされる予定です。

【くすり教育への取り組み経緯】

 協議会では、生命・健康の維持増進に課す医薬品の重要性を考え、患者さん、医師、薬剤師など直に関わる人々に対して「医薬品の適正使用」を啓発し、普及する活動を長年に亘って展開しております。
 とりわけ、「できるだけ早い時期から医薬品に関する基本的な学習を行う重要性」を認識し、児童・生徒を対象にした「くすり教育」に取り組み、教材の開発に重点を置いて活動しております。
 平成13年に全国の小学校高学年を対象に行った調査の結果、日本における小学生に対するくすりの教育は不十分であることが確認されました。その結果を受け、平成16年度に「児童および青少年のくすり教育プログラムガイド」(以下、プログラムガイド)を作成し、くすり教育に対する日本における標準的な考え方を提案、さらにプログラムガイドに則った教育カリキュラムを作成し、その推進ツールとしてパワーポイント・スライドをまとめた「パワーポイント・ライブラリー」を構築いたしました。
 また、H19年度に発足した日本薬剤師会との共同プロジェクトチーム「医薬品適正使用啓発推進事業検討会」(*3)では、活動の軸となる「啓発資材の作成」において、協議会のパワーポイント・スライドが採用され、活用されました。
さらに、文部科学省が公表した「新学習指導要領案」について2度にわたりパブリックコメントを提出するなど、精力的に我が国の「くすり教育」発展のために尽力しております。

*1 消費者教育教材資料表彰:
財団法人消費者教育支援センター(*2参照)が、企業や業界団体等がもつ最新情報を盛り込んだ資料等を、学校での指導教材や教員の教材研究等に活用してもらい、学校における消費者教育の充実発展
に寄与することを目的として、平成9年度に創設した。募集および表彰は、隔年で行われており、有識者を集めた選考委員会において受賞を決定している。

*2 財団法人消費者教育支援センター:
消費者教育の総合的かつ効果的な推進を図ることを目的に、1990年に経済企画庁(現内閣府)および文部省(現文部科学省)の共管法人として設立された。
主な活動内容としては、消費者教育に関する調査研究や教材開発、シンポジウムやセミナーの開催、学校・企業・行政を対象とする表彰、講座講師の派遣、機関誌「消費者教育研究」(隔月)の発行などを行っている。

*3医薬品適正使用啓発推進事業検討会:
平成19年度の「厚生労働省における取り組み」の中で、医薬品適正使用啓発推進事業として「学校教育への取り組み」という具体案が示された。協議会は関係団体と共にこのプロジェクトチーム「医薬品
適正使用啓発推進事業検討会」(事務局:社団法人日本薬剤師会)のメンバーとして参画した。

参 考【当協議会における、平成19年度「くすり教育」関連活動】
協議会の位置づけ:くすり教育の現場で、授業の企画・実施を行う「養護教諭」と授業の実施・解説を行う「学校薬剤師」、それぞれの立場にたち、ハブ役を務めていくことを前提として活動。

<教諭対象>
◆「小学保健ニュース」 
・10/18発行:ポスター作成「くすりを飲むときはルールがある」約2万校へ送付。
◆「教育家庭新聞」 22万部
・7/14発行:児童教育URLを広告掲載。
・10/13発行:加藤哲太氏(東京薬科大学薬学部教授)のインタビュー「くすり教育の現状と重要性」、藤嶋由紀子氏(熊本県南阿蘇郡白水小学校養護教諭)のインタビュー「実施したくすりの授業について」、
協議会のホームページのコンテンツ(スライドや動画)の紹介。
・11/10発行:文京区保健主任研修会(9/21)の内容紹介。    
◆「第13回全養連研究協議会」出展
・2/22:「くすり教育」に関するパッケージ資料260部配布。

<学校薬剤師/薬剤師会対象>
◆日本薬剤師会「医薬品適正使用啓発推進検討会」発足、参加。(上記*3参照)
◆京都府「京都学校薬剤師会演習会
・5/27:協議会のHPにある「PPスライドを使った教材作成方法」をメインに1時間の講義を実施。
◆「健康・学校環境衛生講習会(宮崎)
・8/5:展示参加。協議会のHPを紹介し、くすり教育関連資料を配布してHPアクセスアップ及び講師派遣要望の引き出しを狙った。
◆「文京区教育委員会 保健主任対象研修会)
・9/21:ホームページコンテンツ紹介、オリジナルファイル作成方法講習。くすりの授業のすすめ方講習(デモ実施)。
府中市学校薬剤師会
・11/28:学習指導要領改訂により、中学校に医薬品が含まれるなどの動きを解説、授業の進め方のコツ、教材紹介。
和歌山県薬剤師会
・12/16:授業の進め方のコツ、くすり相談会の進め方、高齢者への啓発について、教材紹介。
◆神奈川県薬剤師会 「神奈川県医薬品適正使用啓発資材作成小委員会」
・1/10:模型・教材紹介を含め、授業の進め方について解説。
◆社団法人日本薬剤師会 「平成19年度 全国学校薬剤師担当者講習会」
・3/6:都道府県薬剤師会 学校薬剤師担当役員対象であるが、協議会から2名参加し聴講。

くすり教育ホームページ
ニュースリリース  
                

2008年04月11日

RAD-AR News Vol.19-No.1の発行のお知らせ

機関誌「RAD-AR News(レーダーニュース)」の<Vol.19-No.1>を4月10日に発行しましたので、その概要をご案内します。
 ・第31回通常総会会長挨拶
 ・平成20年度事業計画および予算の概要
 ・海外レポート/くすりの学校教育⑧
 ・医薬品適正使用啓発推進事業
 ・東村山市諏訪町ミニシンポジウムを開催
 ・12月特別講演/「漢方製剤の適正使用および安全対策について」
 ・年1月特別講演/「予防のためのエビデンスをつくる研究:多目的コホート研究の実際と成果」     
 ・イベントカレンダー/編集後記 

なお、次号は平成20年7月上旬に発行の予定です。

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