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2007年12月27日

和歌山県薬剤師会研修会にて、「くすりの正しい使い方の啓発活動」について講演しました

 12月16日(日)に、和歌山県薬剤師会研修会にて、副会長、常務理事、支部長ら13名を対象に、講演を行いました。今回の研修会は、和歌山県として、どの支部でも、児童から一般~高齢者を対象に「くすりの正しい使い方の啓発活動」を行えるようとの趣旨から企画されたものです。
 今回は啓発対象が広いことから、通常の「児童向けくすりの授業」に関する内容のみならず、協議会の一般を対象とした活動の一つである、「地域密着型ミニシンポジウム」も内容に含めて行いました。

内容:
~前段~
協議会の活動内容紹介/くすり教育の理念/H22年度 中学での医薬品教育の義務化などの状況/ミニシンポジウムの理念/基本スライド(小学校版、中学以上版)紹介
~中段~
くすりの授業例VTR/授業の進め方のコツ/地域密着型ミニシンポジウム 所沢市高齢者大学VTR/おくすり相談会の進め方やコツ
~後段~
「くすりの正しい飲み方」をテーマとした授業/講習会の構成例(模型:錠剤断面模型、大型カプセル模型、実験:お茶と鉄剤の飲み合わせ実験、カプセルと水のペタペタ実験、カプセルの中身の味見実験)

 参加者のみなさんは、大変熱心な様子でした。アンケートによれば全般的に好評で、特に実施経験のある一般向けとしての「おくすり相談会」の内容により興味が集まったようです。
 過去の「くすりの正しい使い方の啓発活動」実施経験は、府中学校薬剤師会研修会や、文京区保健主任研修会よりもかなり多い6割以上が有るとの回答でした。無いと答えた4割の方も、今後の実施については意欲を感じている様子で、研修会後には、例示した大型カプセル模型や、カプセル断面模型などを県薬として購入するとの連絡をいただきました。今後、和歌山県にて活発な啓発活動が行われることが期待されます。
 なお自由意見には、模擬授業を見たいという意見が今回もあったため、今後、研修内容の一層の充実を図っていく考えです。

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中教審に「くすり教育」に関するパブリックコメントを提出

 くすりの適正使用協議会が取り組んでいる「児童へのくすり教育」に関連して、このたび、中教審にパブリックコメントを提出いたしました。

 平成13年に全国の小学校高学年を対象に行った調査の結果、日本における小学生に対するくすりの教育は不十分であることが確認できました。
その結果を受け、平成16年に「児童および青少年のくすり教育プログラムガイド」(以下、プログラムガイド)を作成し、くすり教育に対する日本における標準的な考え方を提案、さらにプログラムガイドに則った教育カリキュラムを作成し、その推進のツールとして パワー・ポイント・スライドをまとめた「パワーポイント・ライブラリー」を構築いたしました。
平成17年にはこのパワー・ポイント・スライドを用いて、江東区立豊洲小学校5,6年生を対象に50分間の初のモデル授業を実施しました。現在は、積極的にトライアル授業のチラシを配布するなどし、要望のあった全国の学校薬剤師および養護教諭に人体模型、大型カプセル模型などの資材を貸し出し、くすりの授業を実施しやすい環境作りの支援を行っております。

こうした実情を踏まえて、さらなる「くすり教育」の進展のために、本年11月に中教審初等中等教育分科会教育課程部会が公表した「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ」に以下の要点でパブリックコメントを提出いたしました。

①中学校および高等学校の保健体育の部で、「医薬品に関する内容について取り上げる、改善する」等の記述に大いに賛同するので、是非そのまま学習指導要領の改訂を図るよう切望する。
②小学校の体育の部に「医薬品に関する基礎知識を取り上げる」旨の記述の追加を要望。理由は、小・中・高等学校を通じて系統性のある指導ができるようにすること、また、早い時期から医薬品に関する基本的な学習が必要で、「薬物乱用防止教育」にも繋がると考えられるためである。

なお、H19年度の「厚生労働省における取り組み」の中で、医薬品適正使用啓発推進事業として新予算が計上されました。「学校教育への取り組み」という具体案が示され、協議会を含む関係団体は、この協力要請を受け、日本薬剤師会との共同プロジェクトチーム「医薬品適正使用啓発推進事業検討会」が発足され、検討会での活動の軸となる「啓発資材の作成」において、協議会のパワー・ポイント・スライドが採用され、活用されております。

参 考 【当協議会における、平成19年度「くすり教育」関連活動】
協議会の位置づけ:くすりの授業の企画・実施を行う「養護教諭」とくすりの授業の実施を行う「学校薬剤師」、それぞれの担い手の立場にたち、ハブ役を務めていくことを前提として活動。

<養護教諭対象>
◆「小学保健ニュース」 
10/18発行:ポスター作成「くすりを飲むときはルールがある」 
約2万校へ送付。
◆「教育家庭新聞」 22万部
7/14発行:児童教育URLを広告掲載。
10/13発行:加藤哲太氏(東京薬科大学薬学部教授)のインタビュー「くすり教育の現状と重要性」、藤嶋由紀子氏(熊本県南阿蘇郡白水小学校養護教諭)のインタビュー「実施したくすりの授業につい
て」、協議会のホームページのコンテンツ(スライドや動画)の紹介。
11/10発行:文京区保健主任研修会(9/21)の内容紹介。

<学校薬剤師/薬剤師会対象>
京都府「京都学校薬剤師会演習会」
5/27:協議会のHPにある「PPスライドを使った教材作成方法」をメインに1時間の講義を実施。
「健康・学校環境衛生講習会(宮崎)」
8/5:展示参加。PCを使って協議会のHPを紹介し、くすり教育関連資料を配布してHPアクセスアップ及び講師派遣要望の引き出しを狙った。
「文京区教育委員会 保健主任対象研修会」
9/21:ホームページコンテンツ紹介、オリジナルファイル作成方法講習。
◆府中市学校薬剤師会
11/28:H22年度の学習指導要領改定により、中学校に医薬品が含まれるな
どの動きを解説、授業の進め方のコツ、教材紹介。
◆和歌山県薬剤師会
12/16:授業の進め方のコツ、くすり相談会の進め方、高齢者への啓発について、教材紹介。

<ホームページリニューアル>
使いやすさ、見易さの改善のためリニューアルを行う一方、次のステップのため
のコンテンツ内容や新しい情報も検討中である。

ニュースリリースはこちら
学習指導要領改訂情報についてはこちら

2007年12月07日

府中市学校薬剤師会研修会にて「くすりの授業」について講演しました

 11月28日(水)に、東京都府中市学校薬剤師会にて、学校薬剤師16名を対象に「くすりの授業について」講演を行いました。これは、薬の正しい使い方を学校などで指導する際のノウハウをお知らせし、活動に繋げて頂くことを目的としており、同様の趣旨での講演は今年度では3回目になります。

 今回は、平成22年から施行される新しい学習指導要領について、中学校に医薬品が含まれる方針が出されたなどのくすり教育関連の情況を伝えるとともに、基本となる教材(パワーポイント版基本パッケージや模型など)の紹介、授業の進め方のコツ、「くすりの正しい飲み方」をテーマとした授業の構成例(錠剤断面などの模型を使用したり、お茶と鉄剤を混合して飲み合わせを考える実験や、水でぬらした手でカプセルを触る実験などを組み込んだもの)を紹介しました。

 研修会後のアンケートでは全般的に好評で、今までくすりの授業を実施していなかった学校薬剤師の方が殆どでしたが、今後の実施について前向きな姿勢が伺えました。また、今後の学習指導要領改定の流れもあり、先生方の関心は高かったように感じられました。

 一方で先生方の学校でのPC環境は悪いか、またはあまり把握されておらず、当協議会が現在くすり教育ホームページでの教材提供を主としていること、教材自体がパワーポイントなどパソコンを必要とすることなど、提供方法及び提供形態については、京都での研修会に引き続いて示唆を頂いたように思います。

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くすり教育事業では、上記のような研修会を希望される方や団体に対し、講習会への講師派遣を行っています。
詳しくはこちらのバナーをクリックして下さい。
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2007年12月05日

日本薬剤師会の「医薬品適正使用啓発推進事業検討会」に参加、「くすり教育」教材を提供

 平成18年に通常国会で成立した「薬事法の一部を改正する法律」に基づき、
「医薬品の適正使用等の啓発」(第77条の3の2)が制度化され、平成19年度、厚生労働省が「医薬品適正使用啓発推進事業費」として予算化しました。
そのための検討会が日本薬剤師会内に設立され、当協議会はメンバーとして検討に参加しています。

 これは、一般の健康に対する意識・関心が高まっているなか、医薬品を使用する国民がその特性等を十分理解し適正に使用できるよう環境の整備を進めるため、児童・生徒も含めた国民に対して、「くすりの正しい使い方」の啓発資材を作成し、またその効果的な活用方法の検討を行うことを趣旨としています。

 検討会は啓発資材として、協議会が今までに作成してきた「くすり教育」教材を活用する方針で、協議会側は今般、既にホームページで公開していたスライドなどの「くすり教育」教材を啓発対象別に精査し、検討会に提供しました。
 なお、提供した教材はくすり教育ホームページの「くすり教育基本パッケージ」からご覧いただけます。

 今後、日本薬剤師会により検討会でアレンジされた資材を用いた啓発活動が行われる予定と聞いています。

くすり教育ホームページ トップページはこちら
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基本パッケージのページはこちら
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2007年12月04日

学習指導要領に「くすり教育」が記載されます!

 現在文部科学省では学習指導要領の改訂に向けて、中央教育審議会での審議が続いています。
 平成19年11月7日に「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ」が発表されました。現在、文部科学省はこれに対する「パブリックコメント」を、12月7日まで求めています。今後、これを受けた答申が2008年の年明けまでにまとめられ、文部科学省が2008年3月をめどに改定学習指導要領を告示、新学習指導要領は2009年からの移行措置を経て、2011年度から実施される予定となります。
 今回の改訂では、健康教育の分野でも様々な改訂が行われました。特に、「保健」分野では、中学校では医薬品に関する内容が取り上げられ、高等学校では医薬品に関する内容の改善が図られることになります。
 また小学校については、「健康な生活を送る資質や能力の基礎を培う観点から、中学校の内容につながる系統性のある指導ができるよう健康に関する内容を明確にし、指導の在り方を改善する」との記載は、小学校において、中学校で医薬品について学ぶための基礎習得のための指導を行う事を示すと当協議会は考え、明確な記載がなされるよう求めます。
 当協議会は文部科学省にパブリックコメントを提出いたしましたので、お知らせします。

パブリックコメントはこちら

くすり教育ホームページはこちら

<関連情報>
文部科学省 新しい学習指導要領ページ
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/001/07110606/001.pdf
<薬についての記載>
小学校:107ページ
中学校:107~108ページ
高校:108~109ページ

健やかな体を育む教育の在り方に関する専門部会 これまでの審議の状況-すべての子どもたちが身に付けているべきミニマムとは?-
  保健の目的の具体的な内容 -すべての子どもたちが身に付けるべきもの-

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/05091401/007.htm

審議のまとめについてのパブリックコメント募集ページ
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/11/07110704.htm