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2007年08月30日

くすりの絵文字「ピクトグラム」に新たな展開

 くすりの適正使用協議会(以下、協議会)では「グローバル化への対応」、「食品との相互作用に具体的解説」、そして「一般人の認知度調査」を行いました。

1. 言語バリアフリー「ピクトグラム」を開発 
 ピクトグラムの説明文について、6言語(5外国語)で表示しました。
 日本語が不自由な人(外国人労働者・旅行者など)に十分ピクトグラムを利用してもらえるように、ポルトガル語、スペイン語、中国語、韓国語、英語の説明文をつけました。

 協力者:大阪府、国際予防医学リスクマネージメント連盟(URMPM)、
      坂倉マリア氏(鈴鹿市教育委員会)、柴崎敏昭氏(共立薬科大学)、
      NPO Health and Development Service (HANDS)

2. 食品との飲み合わせ不可「ピクトグラム」(8種類)によく分かる解説を用意
 飲み合わせが良くない具体的な医薬品を明示して、相互作用が生じた場合どのような症状が現れるか?などを解説しました。

 協力者:北村正樹氏(東京慈恵会医科大学附属病院薬剤部)
  
 くすりの絵文字は医薬品を正しく用いるための「駄目押しツール」、「医薬品のケアマーク」と考えています。医薬品を正しく用いるための基本情報は、文字情報での提供が主体になっています。しかし、患者さんが用いるのを忘れたり、誤るということがなくならないという現実があります。
くすりの絵文字は、こうした事態を少しでも減らす手段として開発されたものです。くすりの絵文字は、医薬品の説明文書(薬情書)に代わるものではなく、それを補足するものです。患者さんへは、薬情書や薬袋に記された情報を用いて、薬剤師や医師から説明されます。そこに、くすりの絵文字をプラスすることで、その説明をより印象付けられるのです。例えば、「○○さん、この絵文字を見て下さい。医薬品の用い方がよく分かるでしょう。何時でもこれを見て説明を思い出して、きちんと医薬品を用いて下さいね」のように。

51種類のくすりの絵文字は以下のように分けられます。
  ・くすりの種類(剤形)             11
  ・くすりを用いる時間の目安(服用時点)  14
  ・くすりを用いる時の注意(服用前の注意) 6
  ・してはいけないこと(服用時の注意)    18
  ・日常生活で注意すること(服用後の注意) 2

ニュースリリースはこちら

「地域密着型ミニシンポジウム」~参加者追跡アンケート調査結果報告~

 くすりの適正使用協議会では、医療消費者に「くすりの適正使用」の理解を深めてもらうことを目的として、自治体および地元の薬剤師会が主催し、当協議会が共催する方式の「地域密着型ミニシンポジウム」を開催しております。
この度、東村山市健康課のご協力のもと昨年度に実施したミニシンポジウムの『効果の測定』と『改善点』について追跡調査アンケートを行いましたので報告致します。
  →ミニシンポジウムの詳細についてはこちら
◆ミニシンポジウムの内容
①専門家の講演『賢い患者さんになるための主治医と上手く付き合う方法』
②おくすり相談会(くすりについての基本的な知識やよくある質問について薬剤師会様にお答え頂きました。)  

今回の調査でシンポジウムに参加後は「くすり」に対する意識が高くなっていることがわかりました。「かかりつけ薬局」を決めた方が25%いることからもシンポジウムの効果がみられました。
また、自由意見から今後の継続開催を望む声が圧倒的に多く、今後も医療関係者と患者さんとのコミュニケーション促進に寄与できるよう、地域に密着した啓発活動に努力してまいりたいと思います。

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2007年08月27日

平成19年度健康・学校環境衛生講習会に出展

 8月5日(日)に宮崎にて、平成19年度健康・学校環境衛生講習会が開催されました。同講習会は日本学校薬剤師会と宮崎県薬剤師会が主催し、学校薬剤師並びに学校保健関係者を対象とするもので、約250名の方々が参加されました。

 講義では主に学校における飲酒防止教育など飲酒がテーマとされましたが、協議会は「児童向けくすり教育の普及」をテーマにブース展示を行いました。
 ブースに訪れた130人を超える先生方に協議会の「くすり教育」関連資材をお配りし、HPや最近始めた「オリジナルパワーポイント作成講習会」、「ピクトグラム」についても紹介しました。

 昨年熊本で行われた学校環境衛生・薬事衛生研究協議会と比較すると先生方の「くすり教育」に対する関心が高く、教材や教本についても随分興味を持って頂いたようです。各地区で熱心にくすり教育を進める先生方にもお会いする事ができました。展示後は「くすり教育HP」のアクセス数もアップするなど、大変収穫のあった展示でした。

 今後も引き続き、教材の作成、並びに教材を必要とされる先生方への広報を進め、児童・生徒へのくすり教育授業の実施につなげていければと考えています。

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薬剤疫学実践セミナー2007を開催します。

 くすりの適正使用協議会主催による薬剤疫学実践セミナーを下記のとおり開催しますのでご案内申し上げます。

◆日  時: 平成19年9月26日(水) 9:30-18:00
◆場  所:サンスカイルーム(朝日生命大手町ビル27F)
(東京駅日本橋口から徒歩1分 TEL 03-3270-3266)
◆プログラム
 ①ファルマコビジランスと薬剤疫学とのインターフェイス
  -ファルマコビジランスの観点からみた薬剤疫学研究-
   鈴木 伸二(くすりの適正使用協議会ヨーロッパ事務所)

 ②医療統計概論
   浜田 知久馬 先生(東京理科大学工学部経営工学科 准教授)

 ③薬剤疫学の研究デザインと実例
   藤田 利治 先生(統計数理研究所データ科学研究系 教授)

 ④シグナル検出手法の安全対策業務への導入
   講師未定(医薬品医療機器総合機構)
◆参加費: 非会員社 10,000円/人    会員社 5,000円/人
◆定  員: 80名(定員に達し次第締め切ります)
◆申込期限:平成19年9月7日(金)まで。
◆申込方法こちらをクリックして、申込フォームからお申込ください。

2007年08月23日

HP上の「くすりのしおり®」から医薬品の効能・効果が調べられます

 くすりの適正使用協議会の「くすりのしおり®」掲載の医薬品について、添付文書記載の効能・効果部分の病名と症状を知ることができるようになりました。また、一致する標準病名も関連して参照できます。これは、財団法人日本医薬情報センター(JAPIC)出版の「添付文書記載病名集」(病名集)のデータの提供を受け、作成したものです。

通常、医薬品と疾患を関連付ける資料は、なかなか見つけられません。
そこで協議会では、「くすりのしおり®」に関して、より利用しやすいデータを提供し、適正使用の一助としていただければと考えました。医薬品の効能・効果と標準病名の関連付けは、JAPICが医療機関から強く要望されて病名集を刊行しており、さらに同種同効の医薬品や薬価、「効能・効果、用法・用量などに関連する使用上の注意」等の詳細な内容を知りたい時に病名集で参照できます。

調べ方:
1.「くすりのしおり®」検索画面から利用する場合
  それぞれの医薬品の「くすりのしおり®」画面の本文欄の上にある効能・効果のボタンをクリックすると「くすりのし
  おりの効能・効果、商品名からの検索結果」画面が出ます。

2.薬物療法センター(http://www.yakubutsuryoho-center.jp/)のサイトから調べる場合
  トップ画面の「くすりのしおりの効能・効果検索」のカラムより、ID、パスワードを入力してLogin します。
  検索画面で商品名、もしくは一般名により検索できます。

ニュースリリースはこちら

 

2007年08月07日

くすりの授業用 オリジナルスライドの作り方講習会をうけたまわります。

くすりの適正使用協議会では、児童や生徒へのくすり教育を行う先生方を対象に、くすり教育HPに掲載のスライドを使った、先生独自のオリジナルスライドの作り方について講習会をうけたまわります。

くすり教育HPでは、くすりの正しい使い方に関する120枚のスライドや9つの実験の動画、70枚のイラストを掲載しており、会員登録して頂くことで無料でご利用いただけます。

協議会では、授業を行う先生に、これらの教材を使って季節や地域、授業時間に合った独自のストーリーを組み立てて頂きたいと考えておりますが、一方でどうやって使えば良いの?、授業ですぐに使えるパワーポイントは無いの?などの質問や要望を頂いており、今回、くすり教育HPの教材を活用した独自のスライドの作成方法について説明する講習会を、うけたまわることにいたしました。

講習会には協議会から講師を派遣し、約1時間程度皆様に実際に操作を画面で見て頂きながら説明します。
また、今まで協議会の教材を使用して授業された先生のスライド例も交え、基本的なくすり教育のパターンについてもご紹介いたします。

是非みなさまの申込をお待ちしております。

講習の様子については、2007年5月27日 京都府学校薬剤師会研修会についてのTOPICSをご覧ください。

申し込み要領など詳細な内容については、こちらのバナーをクリックして下さい。

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