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2006年10月24日

RAD-AR News Vol.17-No.3を発行しました

 機関誌「RAD-AR News(レーダーニュース)」は10月中旬に<No.3>を発行しましたので、その概要をここにご案内します。当協議会の事業活動の一端をご理解いただき、今後も変らぬご支援を賜われば幸いです。
 ・第18回理事会/第28回通常総会を開催(平成17年度の事業報告と決算報告、大橋会長挨拶)
 ・くすりの絵文字「ピクトグラム」が全部で51種類に!(2年前に公表した28種類に、訂正や追加を行った改訂版を詳しく紹介)
 ・「くすりの正しい使い方」を小学校の壁新聞でアピール(全国 17,000校に健康管理の大切さと「くすりの正しい使い方」を発信)
 ・海外レポート/くすりの学校教育②(フランスの学校における「くすり教育」現状報告)
 ・薬局最前線・PARTⅡ③(薬剤師と患者さんのコミュニケーションの現状と、問題解決策の提案)
 ・「患者・家族と良好な人間関係を築くコミュニケーション方略」
  (国立国語研究所・吉岡泰夫氏による特別講演)
 ・「商品とは地球である」
  ((株)カタログハウス・竹本徳子氏による特別講演)
 ・編集後記
 ・イベントカレンダー
なお、次号<No.4>は平成19年1月中旬に発行の予定です。


レーダーニュース・電子ブックはこちら
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企業実務者対象のインテンシブコース2006を開催

当協議会の会員企業を対象に、薬剤疫学セミナー・インテンシブコースが開催されました。2006年10月20日(金)~21日(土)の2日間、オンワード総合研究所人財開発センター(横浜市)において、実務担当の方々70名の参加を得て実施されました。
恩田威俊委員長の開講挨拶に続き、以下の講演が行われました<敬称:略>。
 ①医療の訴えは、時代によって逆になることもある:大野善三(日本医学ジャーナリスト協会会長)
 ②遺伝薬理学的見地からの薬剤疫学研究:鈴木伸二(くすりの適正使用協議会ヨーロッパ事務所)
 ③製造販売後調査におけるEDC(電子的データ収集)活用の実際と問題点:早川 穣(エーザイ(株)臨床研究センター)
 ④リバロ錠使用成績調査・長期使用に関する特別調査:栗原雄司(興和(株)市販後調査部)
 ⑤薬剤疫学基礎講座:藤田利治(統計数理研究所データ科学研究系教授)
 ⑥カルシウム拮抗剤とCYP3A4阻害剤の相互作用
-RCJ降圧剤データベースを用いて-:吉田正徳((有)サイスタット)
 ⑦「市販後安全性研究に関するガイドライン」改訂版紹介:古閑 晃(くすりの適正使用協議会ガイドライン改訂版作成チーム)
各講演ともに活発な意見交換があり、今回の参加者がセミナーで修得した薬剤疫学の知識を、今後の日常業務に大いに反映していただけるものと期待しています。

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2006年10月16日

『市販後安全性研究に関するガイドライン』改訂第二版を刊行しました。

 科学の発展に伴い、薬物療法に関しては強力な新薬の出現や、迅速な審査の恩恵に与るところが多くなりました。一方で、市販後医薬品の安全性監視については、これまでの自発報告や症例集積といった受動的なサーベイランスだけでなく、特に重大な安全性に係わるリスクについては、市販後に積極的なサーベイランスである「薬剤疫学研究」の必要性が指摘されてきています。
 当協議会では、日本の現状を踏まえた実務的な『市販後安全性研究に関するガイドライン』を2005年に刊行し、日本薬剤疫学会の学会誌にて公表しました。 初版のガイドラインに対する意見や、その後のICH E2Eや欧米での動向を考慮して、このたび改訂第二版を刊行しました。
 改訂版には、新たにSafety Specification(安全性検討課題)の項目を加え、また研究デザインではネステッド・ケース・コントロール研究の記載を充実し、さらにケース・コホート研究を新たに追加致しました。市販後の安全性研究に関係した実務担当の方や薬剤疫学研究に関心をお持ちの方、是非この機会にご一読ください。

ガイドラインのくわしい内容はこちら