| 平成17年4月16日(土)午後、新潟ワシントンホテルにて、日本病院薬剤師会学術第2小委員会共催、新潟県病院薬剤師会後援により、約60名の病院薬剤師を対象に薬剤疫学セミナーが開催された。佐藤 博新潟病院薬剤師会長(新潟大学教授 医歯学総合病院薬剤部長)の開会挨拶、折井孝男学術第2小委員会委員長による小委員会活動報告、江島委員長によるくすりの適正使用協議会紹介に引き続き、次のような講演が行われた。 |
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製薬企業が行う市販後調査 〜医薬品適正使用の普及・確立のために〜
くすりの適正使用協議会 山田 明甫
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| 市販後調査がなぜ必要なのか?の観点から、「医薬品の特性」、「医薬品の適正使用とは」、「適正使用のための医薬品情報」、「市販後調査」について解説された。
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薬剤疫学 〜研究デザインと実例〜
くすりの適正使用協議会 恩田 威俊
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薬剤疫学の目的、研究方法としての観察研究と介入研究の比較、また研究デザインとしての症例報告、症例集積研究、ケース・コントロール研究、コホート研究について、日本で実施された実例をまじえて詳細に解説された。
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新潟大学医歯学総合病院におけるDUEの実践
新潟大学医歯学総合病院薬剤部主任 坂爪 重明
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新潟大学医歯学総合病院では、医薬品の適正使用を図る目的で、平成12年3月から薬事委員会の機能として薬剤使用評価(Drug Use Evaluation : DUE)が導入され、新規採用申請薬については事前調査をもとに、その薬剤の採用あるいはDUEの可否について審議される。これまでに17品目がDUEの対象とされ、使用後調査結果に基づき医師オーダー登録、専門医限定等の措置がとられていることが報告された。
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特別講演:医薬品適正使用のための薬剤疫学的アプローチ
福井大学教授 医学部附属病院薬剤部長 政田 幹夫
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開発された医薬品を育てる(育薬)ために必要なものは、生きた医薬品情報であり、EBMの考えに基づき薬剤疫学研究によりエビデンスを「作る」、「伝える」、「使いこなす」こと、また自分自身で考え判断することが必要であると述べられた。さらに治験の結果は、有効性を証明したものであって、安全性についてはデータがないと考えるべきで、そのために市販後の安全性監視が重要であるとの考えが示された。
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